「耳を塞がない」オープンイヤー型イヤホンが、ランニングや通勤・通学時の「ながら聴き」の定番となって久しいです。
しかし、その多くは「音質が物足りない」「音漏れが気になる」「装着感がイマイチ」といった課題を抱えていました。
そんな中、日本のオーディオブランドAVIOTが満を持して投入したのが、ブランド初となる耳掛け式オープンイヤーイヤホン「AVIOT TE-H1」です。
LDAC対応の高音質、新開発のイヤーフックによる快適な装着感、そして音漏れ抑制モード。
魅力的なスペックが並びますが、その実力は本物なのでしょうか?
この記事では、私が実際にAVIOT TE-H1を1週間以上使い込み、その音質、装着感、音漏れ、そして人気モデル「Shokz OpenFit Air」との比較まで、徹底的にレビューします。
結論から言えば、TE-H1は「オープンイヤーの手軽さと、カナル型に近い高音質を両立させたい」という、わがままなニーズに応える可能性を秘めた一台です。
AVIOT TE-H1とは?製品の概要と3つの主要スペック

まずは、AVIOT TE-H1がどのようなイヤホンなのか、基本的な特徴とスペックを見ていきましょう。
AVIOT初の耳掛け式オープンイヤーイヤホンとしての特徴
AVIOTはこれまでも「Openpiece」シリーズとして、耳の前にスピーカーを配置する「バッズタイプ」のオープンイヤー型イヤホン(TE-M1など)を展開してきました。
今回のTE-H1は、そのAVIOTが初めて手掛ける「耳掛け式(イヤーフックタイプ)」のモデルです。
耳掛け式は、スポーツ時などの激しい動きでも外れにくい安定した装着感が最大のメリット。
AVIOTがこれまで培ってきた音響技術と、耳掛け式の安定性をどう融合させたのかが注目のポイントです。
14.2mm大口径ドライバーとLDAC対応が叶える高音質設計
TE-H1が他のオープンイヤー型と一線を画す最大のポイントが「音質への徹底的なこだわり」です。
- 14.2mm大口径ドライバー:
オープンイヤー型は構造上、低音が抜けやすいのが弱点です。
TE-H1は14.2mmという大口径のダイナミックドライバーを搭載。
これにより、空気を震わせる力強い低音と、広がりのあるサウンドを実現しようとしています。 - LDACコーデック対応:
従来のオープンイヤー型イヤホンの多くは、対応コーデックがSBCやAACのみでした。
しかし、TE-H1はハイレゾ相当の音質データを伝送できる「LDAC」に対応(※Android端末など対応機器が必要)。
これにより、情報量の多いクリアなサウンドが期待できます。
この2つの要素は、まさに「音質に妥協したくない」というオーディオファン向けの仕様と言えるでしょう。
開封レビュー:パッケージ内容と付属品をすべて紹介
製品のパッケージは、AVIOTらしいシンプルで洗練されたデザインです。
私が購入した「ドーンネイビー」は、深みのある紺色とメタリックな質感が高級感を漂わせています。
【パッケージ内容一覧】
- イヤホン本体(左右)
- 充電ケース
- USB Type-C 充電ケーブル
- ユーザーマニュアル
- 製品保証登録カード
付属品は非常にシンプルです。
イヤーピースがないオープンイヤー型ならではの構成ですね。
充電ケースは丸みを帯びた形状で、耳掛け式イヤホンのケースとしては比較的コンパクト。
メタリックな塗装が施されており、所有感を満たしてくれます。
AVIOT 「TE-H1」のデザインと装着感:新開発「ヘリカルイヤーフック」の実力を検証

オープンイヤー型イヤホンにおいて、音質と同じくらい重要なのが「装着感」です。
TE-H1はここに新技術を投入してきました。
高級感のある外観と3色のカラーバリエーション
TE-H1は、耳にかけた際に見えるハウジング部分に金属蒸着仕上げを施しており、プラスチック特有の安っぽさがありません。
カラーバリエーションは以下の3色です。
- ブラック
- シルバー
- ドーンネイビー
いずれも落ち着いた色味で、スーツなどのビジネスシーンから、スポーツウェアまで幅広く合わせやすいデザインです。
片耳7.5gの軽量設計と「ヘリカルイヤーフック」によるフィット感
TE-H1の装着感を語る上で欠かせないのが、新開発の「ヘリカルイヤーフック形状」です。
これは、人間工学に基づき、耳への接点を最適化することで、フック部が細く柔らかくても適切にイヤホンを保持できるというもの。
実際に装着してみると、このフックが非常に柔らかく、耳介(耳の外側の部分)に優しくフィットします。
片耳約7.5gという軽量設計も相まって、まるで耳に何も着けていないかのような軽い着け心地です。
従来の耳掛け式にあったような「耳に硬いものを引っ掛けている」という圧迫感がほとんどありません。
メガネやマスクとの干渉は?長時間使用で耳は痛くなるか
耳掛け式の宿命とも言えるのが、メガネやマスクのツルとの「干渉」です。
【メガネ・マスクとの相性テスト】
長時間の使用:
テレワークで約3時間連続装着してみましたが、耳が痛くなることはありませんでした。
この軽さと柔らかさは、長時間使用において大きなアドバンテージです。
メガネとの干渉:
私は普段セルフレームのメガネをかけていますが、結論から言うと「干渉はするが、痛みは出にくい」です。
TE-H1のフックが非常に細く柔らかいため、メガネのツルの上、あるいは下に来ても、強く圧迫することがありません。
ただし、太いツルのメガネの場合は、試着してみることをおすすめします。
マスクとの干渉:
マスクのゴム紐とも同様です。
着脱の際にイヤホンに引っかかりやすい点は他の耳掛け式と同じですが、装着中の圧迫感は最小限でした。
AVIOT 「TE-H1」の音質と機能性:気になる「音漏れ」とバッテリー性能

スペックや装着感が良くても、肝心の音質や機能性が伴わなければ意味がありません。
ここでは、TE-H1の「音」と「使い勝手」をレビューします。
【音質】オープンイヤー型とは思えないクリアな中高音と自然な低音
まず、LDAC接続(Xperia 1 Vを使用)で聴いてみた第一印象は、「これがオープンイヤーの音か?」という驚きでした。
- 中高音域:
非常にクリアで解像度が高いです。
ボーカルの息遣いや、アコースティックギターの弦の響きが鮮明に聞こえます。
音がこもりがちな一部のオープンイヤー型とは一線を画す、見通しの良いサウンドです。 - 低音域:
14.2mmドライバーのおかげで、低音の「存在感」はしっかりあります。
骨伝導のようなビリビリする振動や、カナル型のような鼓膜を直接押し込むような重低音ではありませんが、ポップスやロックを聴いても物足りなさを感じない、自然で量感のある低音が鳴ります。
「スピーカーで聴いているような臨場感」と表現されることがありますが、まさにその通り。
耳を塞いでいないのに、しっかりと音楽空間が広がる感覚は新体験でした。
【音漏れ】「音漏れ抑制モード」の効果は?電車やカフェで使えるか検証
オープンイヤー型最大の懸念点、「音漏れ」。
TE-H1は「音漏れ抑制モード」を搭載していますが、その実力はどうでしょうか。
【音漏れ検証シーン】
| 検証シーン | 音量(iPhone) | 音漏れ抑制モード | 周囲の反応(家族に協力依頼) |
|---|---|---|---|
| 静かな室内(約40dB) | 40% | OFF | 1m離れると「シャカシャカ」聴こえる |
| 静かな室内(約40dB) | 40% | ON | ほぼ聴こえない。かなり近づけば分かる程度 |
| カフェ(店内BGMあり) | 50% | ON | ほぼ気にならない |
| 電車内(走行音あり) | 60% | ON | 全く問題なし |
結論として、音漏れ抑制モードは「確かに効果がある」と感じました。
このモードをONにすると、中高域のシャカシャカした音が抑えられ、全体の音量が少し下がります。
音質は若干マイルドになりますが、静かなオフィスや電車内で周囲に配慮したい場面では非常に有効な機能です。
ただし、どのような状況でも一切音漏れしないわけではありません。
静かな図書館で音量を上げるような使い方は避けるべきです。
【機能】専用アプリ「SOUND ME」の使い勝手とマルチポイント接続
マルチポイント接続:
PCとスマートフォンの2台同時接続が可能です。
PCでWEB会議をし、終わったらシームレスにスマホの音楽再生に移れるため、ビジネス用途でも非常に便利でした。
専用アプリ「SOUND ME」:
アプリでは、音質モード(高音質/音漏れ抑制/音量優先)の切り替えや、10バンドのイコライザー設定が可能です。
プリセットも用意されていますが、自分で細かく調整できるのは音質にこだわりたい人には嬉しいポイントです。 (ただし、一部のレビューで見られるように、アプリの動作がやや不安定になる瞬間も稀にありました。この点は今後のアップデートに期待したいところです。)
AVIOT 「TE-H1」を使用した私の体験談・レビュー

ここからは、私が実際に1週間、様々なシーンでTE-H1を使い込んで感じた、より具体的な使用感と本音をレビューします。
第一印象と簡単なペアリング設定
充電ケースから取り出すと、イヤホンはマグネットでしっかりと固定されています。
ペアリングはケースから取り出すだけで自動的にモードに入り、スマホのBluetooth設定画面ですぐに「TE-H1」が表示されました。
接続は非常にスムーズです。
装着時、最初はフックを耳にかけるのに少し戸惑いましたが、2~3回で慣れました。
フックの柔らかさのおかげで、ラフに扱っても耳が痛くならないのが良い点です。
シーン別使用感:通勤(電車・徒歩)とランニングでの安定性
- 通勤(電車・徒歩):
「ながら聴き」の真骨頂です。
徒歩中は車の接近音や周囲の気配がしっかり分かり、安全性が高いと感じました。
電車内では音漏れ抑制モードをON。アナウンスも聞き逃すことがなく、快適そのものです。 - ランニング(スポーツ):
耳掛け式の安定性が光ります。全力疾走やジャンプをしても、イヤホンがズレる気配は一切ありません。
IPX4の防水性能もあるため、汗をかく運動でも安心して使えます。
耳を塞がないため、自分の足音や呼吸音が自然に聞こえ、リズムを取りやすいのもメリットでした。
音質レビュー:LDAC接続とAAC接続の音の違いを聴き比べ
LDAC対応はTE-H1の大きなウリですが、iPhoneユーザー(私)にとってはAAC接続がメインになります。
- LDAC接続(Xperiaで試聴):
やはり音の解像度、情報量が一段階上です。
特にハイレゾ音源を聴くと、高音域の伸びやかさと空気感が違います。 - AAC接続(iPhoneで試聴):
「ではAACはダメなのか?」と問われれば、答えは「No」です。
AAC接続でも14.2mmドライバーの恩恵は大きく、他のAACのみのオープンイヤー型イヤホンと比較しても、明らかに音の厚みとクリアさが優れています。
LDACは「TE-H1のポテンシャルを最大限に引き出すもの」であり、AAC接続でも十分に高音質を楽しめると感じました。
人気モデル「Shokz OpenFit Air」と比べて感じたメリット・デメリット
オープンイヤー型の人気モデル「Shokz OpenFit Air」は、最大のライバルと言えるでしょう。
私も所有しているため、徹底的に比較しました。
【AVIOT TE-H1 vs Shokz OpenFit Air 比較】
| 比較項目 | AVIOT TE-H1 | Shokz OpenFit Air |
|---|---|---|
| 音質(中高音) | ◎ 非常にクリア(LDAC対応) | 〇 クリアで聴きやすい |
| 音質(低音) | 〇 自然な量感 | ◎(Shokz DirectPitch™による厚み) |
| 装着感 | ◎ 非常に軽く柔らかい(ヘリカルフック) | 〇 安定感があり快適 |
| 音漏れ | 〇(抑制モードあり) | 〇(指向性が高い) |
| バッテリー | ◎ 単体最大12時間 | 〇 単体最大6時間 |
| 機能 | ◎(LDAC, マルチポイント, アプリEQ) | △(マルチポイント, アプリEQあり) |
| 価格 | 〇(1万円台後半) | ◎(1万円台前半~中盤) |
【比較して分かったこと】
- 音質で選ぶなら?
- TE-H1: ボーカルや楽器の「解像度」「クリアさ」を重視する人。LDACで高音質を楽しみたい人。
- OpenFit Air: 「低音の迫力」「全体的な音のまとまり」を重視する人。
- 装着感で選ぶなら?
- これは甲乙つけがたいですが、「軽さ」と「柔らかさ」を求めるならTE-H1。「耳への確実なフィット感」を求めるならOpenFit Airという印象です。
- 機能・バッテリーで選ぶなら?
- これはTE-H1の圧勝です。バッテリー持ちが2倍近くあり、LDACに対応している点は大きなアドバンテージです。
使って分かったTE-H1の「良い点」と「残念な点」まとめ
1週間のレビューで見えてきた、TE-H1のリアルな評価です。
【◎ 良い点(メリット)】
- オープンイヤー型トップクラスのクリアな音質と解像度。
- LDAC対応でハイレゾ相当の音を楽しめるポテンシャル。
- ヘリカルイヤーフックによる、圧迫感のない軽い装着感。
- 単体12時間という圧倒的なバッテリー持ち。
- 音漏れ抑制モードが実用的で、利用シーンが広がる。
【△ 残念な点(デメリット)】
- OpenFit Airなどと比較すると、低音の「迫力」は一歩譲る。
- イヤーフックが柔らかい反面、装着時に少し手間取る場合がある。
- 専用アプリ「SOUND ME」の動作が、時折不安定に感じることがあった。
- 価格がOpenFit Airなどより一段階高い。
AVIOT 「TE-H1」に関するQ&A

AVIOT 「TE-H1」について、よくありそうな質問とその回答をまとめました。
音漏れは気になりますか?
比較的少ないです。「音漏れ抑制モード」を使えば、カフェや電車内でも使いやすいレベルです。ただし、静かな場所で音量を上げすぎると聴こえる可能性はあります。
装着感はどうですか?メガネとぶつかりますか?
非常に軽くて快適です。フックが柔らかいため、メガネと干渉しても圧迫感が少なく、痛くなりにくいのが特徴です。
音質は良いですか?低音は出ますか?
オープンイヤー型としてはトップクラスにクリアで高音質です。低音も自然な量感で鳴りますが、カナル型のような迫力ある重低音ではありません。
バッテリーはどれくらい持ちますか?
非常に長持ちします。イヤホン単体で最大12時間再生でき、業界トップクラスです。
スポーツやランニングで使えますか?
使えます。IPX4の防水性能で汗や小雨は問題ありませんし、耳掛け式で安定感も抜群なのでスポーツに最適です。
マルチポイント接続はできますか?
はい、対応しています。PCとスマートフォンなど、2台の機器に同時に接続できます。
通話やWEB会議で使えますか?マイクの音質はどうですか?
はい、快適に使えます。高性能マイクを搭載しており、自分の声もクリアに相手に届きます。耳を塞がないため、自分の声がこもらず自然に話せるのも利点です。
動画視聴やゲームで音の遅延はありますか?
動画視聴(YouTubeやNetflixなど)では、遅延はほとんど気になりませんでした。シビアなタイミングが求められる音楽ゲームなどでは、ごくわずかな遅延を感じるかもしれません。
充電ケースはワイヤレス充電(Qi)に対応していますか?
いいえ、ワイヤレス充電には対応していません。充電はUSB Type-Cケーブルで行います。
耳の形が小さい(または大きい)のですが、フィットしますか?
フック部分が非常に柔らかく、ある程度の耳の形の差には柔軟に対応できます。ただし、極端に小さい場合や大きい場合、フィット感には個人差が出ます。可能であれば一度試着してみることをおすすめします。
AVIOT 「TE-H1」のレビューまとめ

最後に、AVIOT TE-H1のレビュー結果を総括し、どのような人におすすめできるか、競合との比較をまとめます。
AVIOT TE-H1の総合評価:音質と装着感の最終結論
総合評価:★★★★☆ (4.5/5.0)
AVIOT TE-H1は、「オープンイヤー型イヤホンの音質と装着感を、次のステージへ引き上げた一台」と評価できます。
特に、LDAC対応と14.2mmドライバーが実現する「クリアな中高音」と、ヘリカルイヤーフックによる「ストレスフリーな装着感」は、これまでのオープンイヤー型イヤホンの常識を覆すレベルにあります。
単体12時間というバッテリー性能も、「ながら聴き」のメイン機として使う上で絶大な安心感を与えてくれます。
本音レビューで分かったメリット・デメリットの再確認
購入を検討する上で、改めてメリットとデメリットを整理します。
- 最大のメリット:
「音質(特に解像度)」と「バッテリー持ち」を妥協したくないなら、TE-H1は最強の選択肢です。 - 注意すべきデメリット:
「とにかく迫力のある低音が欲しい」という場合は、Shokz OpenFit Airや、カナル型イヤホンの方が満足度が高い可能性があります。
【結論】AVIOT TE-H1はこんな人におすすめ!
私の本音レビューの結果、TE-H1は以下のような人に強くおすすめできます。
- オープンイヤー型でも音質(特にクリアさ)に妥協したくない人
- Androidスマホを持っており、LDAC接続で高音質を体験したい人
- イヤホンの圧迫感が苦手で、軽くて快適な装着感を求める人
- 通勤や運動で長時間使うため、バッテリー持ちを最重要視する人
- PCとスマホを両方使うため、マルチポイント接続が必須な人
競合「Shokz OpenFit Air」とどっちを選ぶべきか?
どちらも素晴らしいイヤホンですが、選択基準は明確です。
- AVIOT TE-H1を選ぶべき人: 「音質(解像度)」「バッテリー」「機能性(LDAC)」を重視し、予算に少し余裕がある人。
- Shokz OpenFit Airを選ぶべき人: 「低音の迫力」「コストパフォーマンス」「装着の確実性」を重視する人。
購入前に再確認したい主要スペック一覧
最後に、AVIOT TE-H1の主要なスペックを表で再確認しておきましょう。
| スペック項目 | AVIOT TE-H1 |
|---|---|
| ドライバー | 14.2mm ダイナミック型 |
| 対応コーデック | LDAC, AAC, SBC |
| 連続再生時間 | イヤホン単体:最大12時間 (ケース込み:最大42時間) |
| 防水性能 | IPX4 |
| 質量 | 約7.5g(イヤホン片耳) |
| マルチポイント接続 | 対応(2台) |
| 専用アプリ | 対応(AVIOT SOUND ME) |
| その他機能 | 音漏れ抑制モード, 高音質モード |
AVIOT 「TE-H1」レビューの総括
AVIOT TE-H1を徹底的にレビューした今、改めて断言できるのは、このイヤホンが「ながら聴き」の音質と快適性を新たな基準へと引き上げた意欲作であるということです。
オープンイヤー型特有の「耳を塞がない安全性」はそのままに、これまで弱点とされがちだった「音質」と「バッテリー持続時間」を見事に克服しています。
新開発のヘリカルイヤーフックがもたらす羽のように軽い装着感と、LDAC接続が引き出す14.2mmドライバーのクリアなサウンドは、まさに「妥協しない」選択肢を求めるユーザーへのAVIOTからの回答と言えるでしょう。
AVIOT TE-H1に興味がありこの記事にたどり着いたあなたの、イヤホン選びの最後のひと押しとなれば幸いです。
音質、快適性、そして機能性。そのすべてを高いレベルで両立させたAVIOT TE-H1で、ぜひワンランク上の「ながら聴き」体験をスタートさせてみてください。


