【EarFun Air Pro 4 レビュー】コスパ最強が「弱点なし」に進化!装着検出・LDAC対応の実力を徹底検証

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出典:EarFun公式
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1万円以下のワイヤレスイヤホン市場は、もはや「安かろう悪かろう」の時代を終え、群雄割拠の激戦区となっています。
その中で、「コスパ最強」の旗手として常に注目を集めてきたのがEarFun(イヤーファン)です。

前作「EarFun Air Pro 3」は、その価格で実現できるほぼ全ての機能(aptX Adaptive, マルチポイント, ワイヤレス充電)を搭載し、長らくこの価格帯の”答え”であり続けました。

しかし、2024年、その”答え”が自らによって更新されます。 今回徹底レビューする「EarFun Air Pro 4」の登場です。

結論から申し上げます。
Air Pro 4は、前作で惜しまれた「装着検出機能の非搭載」という最大の弱点を克服し、音質とノイズキャンセリング性能を正統進化させた、「1万円以下の新・最適解」です。

ハイレゾ級コーデック「LDAC」「aptX Lossless」への両対応、最大-50dBという業界トップクラスのANC性能、そして待望の装着検出機能。
これだけの進化を遂げながら1万円以下という価格設定は、もはや「驚異的」としか言いようがありません。

この記事では、オーディオレビューを専門とする筆者がEarFun Air Pro 4を徹底的に使い込み、「Air Pro 3から買い換える価値はあるか?」「ライバルのAnker機とどっちを選ぶべきか?」といった疑問に、忖度なしでお答えしていきます。

 

  1. EarFun 「Air Pro 4」の概要と進化したポイント
    1. まずは結論:Air Pro 3から順当進化、コスパ最強の座を奪還
    2. スペックと特徴:旧モデル「Air Pro 3」との違いを徹底比較
    3. 開封レビュー:外観、デザイン、付属品と質感
  2. EarFun 「Air Pro 4」の「音質」を徹底レビュー
    1. LDAC・aptX Lossless対応のクリアなサウンド
    2. 低音から高音までのバランスと解像度
    3. 6マイクAI搭載のクリアな通話品質
  3. EarFun 「Air Pro 4」の「機能性」を深掘り
    1. 最大-50dB!「QuietSmart 3.0」ノイズキャンセリングの実力
    2. 接続安定性とマルチポイントの利便性
    3. 専用アプリ「EarFun Audio」の活用法(イコライザー、操作カスタム)
  4. EarFun 「Air Pro 4」を使用した私の体験談・レビュー
    1. 装着感:長時間のフィット感と安定性
    2. 音質のリアルな感想:得意な音楽ジャンル
    3. ノイキャン体験:通勤電車やカフェでの遮音性
    4. バッテリー持ちと「装着検出機能」の快適さ
    5. メリット(長所)とデメリット(短所)まとめ
    6. 体験談の総括
  5. EarFun 「Air Pro 4」に関するQ&A
    1. iPhoneで使ってもおすすめですか?
    2. EarFun Air Pro 3から買い換える価値はありますか?
    3. Anker Soundcore P40i とどちらが良いですか?
    4. 動画やゲームで音は遅れますか?
    5. ランニングなどのスポーツで使えますか?
    6. 防水性能はどれくらいですか?お風呂で使えますか?
    7. 片耳だけでも使えますか?
    8. マルチポイント接続とLDAC(高音質)は同時に使えますか?
    9. ワイヤレス充電には対応していますか?
    10. Web会議や通話のマイク品質はどうですか?
    11. ノイズキャンセリングの強さやモードは選べますか?
    12. バッテリーはどのくらい持ちますか?
    13. LE Audio(エルイーオーディオ)やAuracast(オーラキャスト)とは何ですか?
  6. EarFun 「Air Pro 4」レビューのまとめ
    1. EarFun Air Pro 4の評価サマリー
    2. EarFun Air Pro 4はどんな人におすすめ?
    3. 競合比較①:Anker Soundcore P40iとどっちを選ぶべき?
    4. 競合比較②:「Air Pro 3」から買い換える価値はあるか?
    5. 総評:1万円以下の「新しい答え」

EarFun 「Air Pro 4」の概要と進化したポイント

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出典:EarFun公式

まずはEarFun Air Pro 4がどのような製品なのか、前作からの進化点を中心に基本情報を整理します。

まずは結論:Air Pro 3から順当進化、コスパ最強の座を奪還

EarFun Air Pro 4を一言で表すなら、「優等生だった前作を、さらに隙のない完璧超人へと育て上げた順当進化モデル」です。

Air Pro 3の時点で機能面はほぼ完成の域に達していましたが、Air Pro 4は「かゆいところに手が届く」最後のピースを埋めてきました。

Air Pro 4が「最強」と呼ばれる理由(Air Pro 3からの主な進化点)

  • 音質コーデックの制覇:
    aptX Adaptive(Lossless)とLDACの両方に対応。Androidユーザーであれば、使用するスマホ(Snapdragon系/MediaTek系)を選ばず、常に最高の音質を享受できるようになりました。
  • ノイズキャンセリングの深化:
    前作の-43dBから、業界トップクラスの最大-50dBへと大幅に進化。静寂のレベルが一段上がりました。
  • 待望の「装着検出」搭載:
    前作で唯一にして最大の弱点とも言われた「装着検出機能」に、ついに対応。イヤホンの着脱で音楽が自動的に再生・停止します。
  • 最新チップによる安定性:
    Qualcommの最新チップ**「QCC3091」**を搭載。接続安定性や電力効率がさらに向上しています。
  • 次世代規格への対応:
    「LE Audio」「Auracast」といった最新規格にも対応し、将来性も確保されています。

これらの進化を遂げながら、価格は1万円以下(発売時価格9,990円)を維持しているのですから、EarFunのコストパフォーマンスへの執念には脱帽するしかありません。

スペックと特徴:旧モデル「Air Pro 3」との違いを徹底比較

言葉で説明するよりも、Air Pro 3とAir Pro 4のスペックを比較表で見るのが一番分かりやすいでしょう。

▼ EarFun Air Pro 4 vs EarFun Air Pro 3 スペック比較表

機能EarFun Air Pro 4 (本作)EarFun Air Pro 3 (前作)
チップQualcomm QCC3091Qualcomm QCC3071
Bluetooth5.45.3
対応コーデックSBC, AAC, LDAC, aptX Adaptive (Lossless)SBC, AAC, aptX Adaptive
ハイレゾハイレゾワイヤレス対応
Snapdragon Sound対応対応
ドライバー10mm ウール複合ドライバー11mm ウール複合ドライバー
ANCQuietSmart 3.0 (最大-50dB)QuietSmart 2.0 (最大-43dB)
通話マイク6マイク (AIノイズリダクション)6マイク (cVc 8.0)
バッテリーイヤホン単体: 最大11時間 (ANCオフ)
ケース込み: 最大52時間
イヤホン単体: 最大9時間 (ANCオフ)
ケース込み: 最大45時間
装着検出ありなし
マルチポイント対応 (2台)対応 (2台)
ワイヤレス充電対応対応
低遅延モード対応 (50ms)対応 (55ms未満)
次世代規格LE Audio / Auracast 対応
防水性能IPX5IPX5

※太字が進化・変更された点

この表を見るだけで、Air Pro 4が「マイナーチェンジ」ではなく、「フルモデルチェンジ」に近いレベルで中身をアップグレードしてきたことがお分かりいただけると思います。

ドライバーサイズが11mmから10mmへとわずかに小さくなっていますが、これは音質のチューニングや内部設計の最適化(バッテリースペース確保など)によるものと考えられ、実際の音質はむしろ向上しています。

開封レビュー:外観、デザイン、付属品と質感

それでは、実機を見ていきましょう。

パッケージはEarFunおなじみの白を基調としたシンプルなデザイン。
VGP 2024 金賞のシールが輝いています。

▼ 付属品一覧

  • EarFun Air Pro 4 イヤホン本体 + 充電ケース
  • イヤーピース(XS, S, M, L, XLの5サイズ)
  • USB Type-C to A 充電ケーブル
  • 取扱説明書(日本語対応)

付属品で特筆すべきは、イヤーピースが豊富な5サイズ展開である点です。
前作の4サイズからさらに増え、より多くのユーザーの耳にフィットするよう配慮されています。
最適なフィット感は音質とノイズキャンセリング効果に直結するため、この充実は非常に重要です。

▼ 充電ケース

充電ケースは、前作の丸みを帯びた形状から、やや横長で角の取れたスクエアなデザインに変更されました。

個人的にはAir Pro 4の方がスタイリッシュで、ポケットに入れた際の収まりも良いと感じます。
マットな質感は指紋が付きにくく、高級感もあります。

前面にはバッテリー残量を示すLEDインジケーター、背面にはUSB-C充電ポートとペアリングボタンが配置されています。
もちろん、ワイヤレス充電(Qi)にも対応しており、機能面での抜かりはありません。

▼ イヤホン本体

イヤホン本体は、前作Air Pro 3の形状をほぼ踏襲したスティック(うどん)型です。
ロゴ部分の金属パーツのデザインがわずかに変更され、より洗練された印象を受けます。

装着感に直結するハウジング(耳に入る部分)の形状はAir Pro 3と酷似しており、前作でフィット感に満足していた方は、本作でも違和感なく使用できるでしょう。

ノズル先端(音が出る部分)のメッシュパーツが、前作の単純なメッシュから「風車」のようなデザインに変更されています。
これは音の拡散やチューニングに影響を与える部分であり、音質へのこだわりが感じられる変更点です。

 

EarFun 「Air Pro 4」の「音質」を徹底レビュー

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出典:EarFun公式

スペックがどれだけ豪華でも、イヤホンである以上、最も重要なのは「音」です。
最新チップと新設計ドライバー、そしてハイレゾ級コーデックを手に入れたAir Pro 4のサウンドを、じっくりと解剖していきます。

LDAC・aptX Lossless対応のクリアなサウンド

EarFun Air Pro 4の最大のトピックは、「LDAC」と「aptX Lossless(aptX Adaptiveに含まれる)」という、現在主流のハイレゾ級ワイヤレスコーデックに両対応したことです。

  • LDAC:
    ソニーが開発したコーデック。最大990kbpsの伝送レートでハイレゾ音源(最大96kHz/24bit)の伝送が可能。多くのAndroidスマートフォン(Pixel, Xperia, AQUOS, Galaxyなど)で採用されています。
  • aptX Lossless:
    Qualcommが開発したコーデック。Snapdragon Soundに対応した最新のAndroidスマートフォン(Zenfone, motoなど一部機種)で利用可能。CD音質(44.1kHz/16bit)を「可逆圧縮(Lossless)」で伝送できるのが強みです。

これまでの1万円以下のイヤホンは、どちらか一方(主にaptX Adaptive)に対応していれば「高音質モデル」と呼ばれていました。
しかしAir Pro 4は、その両方に対応することで、「iPhone(AAC)以外の、ほぼすべてのAndroidユーザーが、手持ちのスマホで実現できる最高の音質」を提供できる体制を整えたのです。

これにより、Bluetooth特有の音の圧縮感が大幅に減少し、有線イヤホンで聴いているかのような情報量の多さ、解像度の高さを実現しています。

低音から高音までのバランスと解像度

前作Air Pro 3は、迫力のある豊かな低音が特徴でしたが、一部のユーザーからは「低音が強すぎてボーカルがこもる」「ややブーミー(膨らみすぎ)」といった指摘もありました。

EarFun Air Pro 4は、そのフィードバックに応えるかのように、サウンドシグネチャを大きく変更してきました。

音の傾向:
「低音の迫力を維持しつつ、中高域のクリアさと解像度を格段に向上させた、絶妙なバランス型サウンド」

Air Pro 3が「迫力の低音」だとしたら、Air Pro 4は「上質な低音と、見通しの良いクリアな中高音」です。

  • 低音域:
    量はAir Pro 3よりわずかに抑えられていますが、質感が向上しています。無駄に膨らむのではなく、タイトでキレがあり、アタック感が明確です。「ドンッ」という響きから「ドッ」という締まった音になりました。
  • 中音域(ボーカル):
    これが最も進化したポイントです。低音に埋もれがちだったボーカルや楽器の音が、一歩前に出てクリアに聴こえます。声の息遣いや、ギターのピッキングのニュアンスが非常によく分かります。
  • 高音域:
    LDACやaptX Losslessで接続すると、その恩恵を最も感じられます。シンバルやハイハットの「シャーン」という音が、潰れずに細かく描写されます。刺さるようなキツさはなく、あくまでも自然で伸びやかです。

音の分離感が向上し、それぞれの楽器がどこで鳴っているか把握しやすくなったため、ロックやポップスはもちろん、ジャズやクラシックといった情報量の多い楽曲もそつなくこなします。

1万円以下のイヤホンとしては、音質面でも間違いなくトップクラスであり、「弱点がない」という評価に繋がる最大の要因となっています。

6マイクAI搭載のクリアな通話品質

ワイヤレスイヤホンは、音楽を聴くだけでなく、Web会議や電話の「マイク」としても重要な役割を担います。

Air Pro 4は、前作の「cVc 8.0」技術から、AIアルゴリズムを活用した「AIノイズリダクション技術」へとマイクシステムをアップデートしました。
片耳に3つ、左右合計6つのマイクが、自分の話し声と周囲の環境ノイズを正確に分離し、相手にクリアな音声を届けます。

▼ 実際に通話テストした結果

  • 静かな室内(自宅、オフィス):
    全く問題ありません。
    むしろ、スマートフォンのマイクで話すよりもクリアで聞き取りやすいと相手に言われるレベルです。
  • 騒がしい環境(駅のホーム、交通量の多い道端):
    ここが真骨頂でした。
    Air Pro 3でも十分高性能でしたが、Air Pro 4は「ゴーッ」という風切り音や、周囲の車の走行音、駅のアナウンスといった「持続的な騒音」をより強力にカットしてくれます。
    自分の声が若干「デジタル処理された声」のように聞こえる傾向はありますが、相手にとっては「何を言っているか聞き取れない」ストレスより「多少機械っぽくても、内容がハッキリ聞き取れる」方が遥かに重要です。

Web会議やオンライン英会話などでイヤホンマイクを多用する方にとっても、Air Pro 4は非常に信頼できる選択肢となるでしょう。

 

EarFun 「Air Pro 4」の「機能性」を深掘り

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※画像はイメージです

音質と並んで、現代のワイヤレスイヤホンに求められるのが「機能性」です。
特にノイズキャンセリング(ANC)と接続性は、日常の使い勝手に直結します。

最大-50dB!「QuietSmart 3.0」ノイズキャンセリングの実力

EarFun Air Pro 4は、独自のANC技術を「QuietSmart 3.0」にバージョンアップし、ノイズ低減性能を最大-43dBから最大-50dBへと引き上げました。

「-50dB」という数値は、ソニーやBoseといった業界トップのハイエンドモデルに迫る、あるいは一部凌駕するほどの強力なスペックです。

▼ 実際のANC性能
「本当に-50dBも効いてるの?」と疑問に思う方もいるかもしれませんが、実際に使用してみると、その静寂性は本物です。

  • Air Pro 3との比較:
    Air Pro 3もANC性能は高い方でしたが、Air Pro 4は明らかに「静寂の質」が一段階上です。特に、エアコンの空調音や電車の走行音といった「ゴーッ」という低周波ノイズの消え方がより強力になっています。
  • Anker Soundcore P40iとの比較:
    ANC性能に関しては、ライバルのP40i(最大-50dBを謳う)と比較しても、Air Pro 4の方がわずかに強力か、同等以上だと感じました。特に中音域(人の話し声やカフェのBGMなど)の減衰がAir Pro 4の方が得意な印象です。

もちろん、人の声や高音域のノイズ(キーボードの打鍵音など)を完全に消し去ることはできませんが、ワンランク上の静けさを提供してくれることは間違いありません。
1万円以下で「とにかくノイキャンが強いモデルが欲しい」という方にとって、Air Pro 4は筆頭候補になります。

接続安定性とマルチポイントの利便性

最新チップ「QCC3091」とBluetooth 5.4を搭載したAir Pro 4は、接続安定性も抜群です。

▼ 接続安定性

  • 新宿駅のラッシュ時など、電波が飛び交う過酷な環境でもテストしましたが、LDAC接続(最も途切れやすい設定)でも音途切れはほとんど発生しませんでした。これは非常に優秀です。

▼ マルチポイント接続

  • Air Pro 3から引き続き、2台のデバイス(例:スマホとPC、スマホとタブレット)に同時に接続できる「マルチポイント機能」に対応しています。
  • 切り替えも非常にシームレスです。PCでWeb会議を終えた後、そのままスマホで音楽を再生すると、自動で音声が切り替わります。
  • 注意点: LDACコーデックを使用中は、仕様上マルチポイント機能はオフになります。これはAir Pro 4の不具合ではなく、多くのLDAC対応イヤホンに共通する仕様です。(LDACとマルチポイントを両立できる機種は、現状ごく一部のハイエンドモデルに限られます)

▼ PC(Windows / Mac)との接続

  • 一部の競合レビュー(ガジェマガ様)で「PC接続が不安定かも」という指摘がありましたが、私の環境(Windows 11 PC / MacBook Air M2)でテストした限りでは、特に不安定な挙動は見られませんでした。
  • 接続も安定しており、10mほど離れても音途切れはありませんでした。これは使用するPC側のBluetoothモジュールや環境(Wi-Fiルーターとの距離など)にも左右される可能性があるため一概には言えませんが、少なくとも私の環境では快適に使用できています。

専用アプリ「EarFun Audio」の活用法(イコライザー、操作カスタム)

EarFun製品の真価は、専用アプリ「EarFun Audio」と組み合わせることで発揮されます。

▼ イコライザー(EQ)機能

  • Air Pro 4はデフォルトの音質が非常に優秀(バランス型)ですが、アプリを使えば自分好みの音にチューニングできます。
  • プリセットEQ(ロック、ポップスなど)も用意されていますが、おすすめは「10バンドグラフィックイコライザー」です。
  • AV Watch様が紹介されていた「適応イコライザー」(聴力テストをして自動調整する機能)も面白いですが、個人的には10バンドEQで微調整する方が好みの音を作りやすかったです。

▼ 操作のカスタマイズ

  • イヤホンのタッチ操作(シングルタップ、ダブルタップ、長押しなど)を、すべて自分好みに割り当てることができます。
  • 例えば「左の長押しはANC切り替え、右の長押しは音量アップ」といった設定が自由自在です。これも前作Air Pro 3にはなかった待望の機能であり、使い勝手を劇的に向上させます。
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EarFun 「Air Pro 4」を使用した私の体験談・レビュー

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ここからは、スペックや機能の解説だけでは伝わらない、私自身が2週間みっちり使い込んで感じた「リアルな使用感」を詳細にレビューします。

装着感:長時間のフィット感と安定性

私は普段、レビューのために1日に3~4時間イヤホンをつけっぱなしにすることも珍しくありません。
そのため、装着感は音質と同じくらい重視するポイントです。

Air Pro 4の装着感は、「Air Pro 3の快適さをそのままに、付属イヤーピースの追加で安定性が増した」という印象です。

  • フィット感:
    本体が軽量(片耳約5.2g)なこともあり、耳への負担は非常に少ないです。
    スティック型のため、耳のくぼみ(コンチャ)で支えるというよりは、イヤーピースで耳穴をしっかり塞ぎ、スティック部分でバランスを取るスタイルです。
  • 長時間の使用:
    3時間ほど連続で装着していても、耳が痛くなることはありませんでした。
    圧迫感が少ないため、長時間のフライトや新幹線での移動にも最適だと感じます。
  • 安定性:
    付属のイヤーピースが5サイズ(XS/S/M/L/XL)になった恩恵は絶大です。
    私は左耳がS、右耳がMと左右でサイズが違うのですが、Air Pro 4では両耳とも完璧にフィットする組み合わせ(左S, 右M)を見つけることができました。
    頭を振ったり、軽くランニングしたりする程度では、全くズレる気配はありませんでした。

音質のリアルな感想:得意な音楽ジャンル

音質傾向は解説しましたが、ここでは私が実際に聴いた音楽ジャンルと、イコライザー調整について触れます。

  • デフォルト(EQオフ)で聴いた感想:
    • YOASOBIやAdoといったJ-Pop/ロックとの相性が抜群です。Air Pro 3では低音に隠れがちだったボーカルの輪郭がクッキリし、疾走感のあるビートとクリアな歌声が両立しています。
    • ジャズ(ビル・エヴァンスなど)も試しました。ピアノの繊細なタッチや、ベースの弦を弾く「ブーン」という生々しい響きが伝わってきます。
  • イコライザー(EQ)調整:
    • デフォルトでも十分満足ですが、私はもう少しボーカルを前に出したかったので、アプリの10バンドEQで「4kHz」と「8kHz」あたりを少しだけ(+1~2dB)持ち上げました。
    • これにより、ボーカルの「サ行」が刺さる一歩手前で、最も輝かしい部分が強調され、さらに生々しいサウンドになりました。この調整が簡単にできるのがAir Pro 4の強みです。

ノイキャン体験:通勤電車やカフェでの遮音性

私は週に5日、片道約1時間の電車通勤をしています。
EarFun Air Pro 4のANC性能は、この「日常の騒音」に対して劇的な効果を発揮してくれました。

  • シチュエーション①:通勤電車(地下鉄)
    • 「ゴーッ」という走行音(低周波ノイズ)が、ほぼ無音に近いレベルまで消え去ります。 これには本当に驚きました。Air Pro 3もこのノイズは得意でしたが、Air Pro 4はさらに強力です。
    • 音量を上げなくても、音楽の細部やポッドキャストの会話がクリアに聞き取れるため、耳にも優しいです。
  • シチュエーション②:カフェ(BGM、人の話し声)
    • BGMの低音(ベースラインなど)はかなり小さくなります。
    • 隣の席の話し声(中~高音域)は、さすがに完全には消えませんが、「何を話しているか分からない」レベルまで遠ざかり、BGMの一部のようにマスキングされます。音楽を再生すれば、ほぼ気にならなくなります。
    • これにより、カフェでの作業集中度が格段に上がりました。

バッテリー持ちと「装着検出機能」の快適さ

▼ バッテリー持ち

  • 公称値はANCオフで最大11時間、ANCオンで最大7.5時間です。
  • 私は常時LDAC接続+ANCオンという、最もバッテリーを消費する使い方をしていますが、それでも6時間半~7時間程度は余裕で持ちました。
  • 通勤(往復2時間)と日中のWeb会議(1~2時間)で使っても、充電なしで2日間は平気で使えます。ケース込みで52時間というスタミナもあり、バッテリー切れの心配は皆無と言っていいでしょう。

▼ 「装着検出機能」の快適さ

  • これこそが、Air Pro 3ユーザーが買い換える最大の理由かもしれません。
  • コンビニで会計する際、イヤホンを片耳外すだけで音楽が「ピタッ」と止まり、装着し直すと「スッ」と再生が始まる。この体験は、一度味わうと戻れないほどの快適さです。
  • Air Pro 3では、外すたびにスマホ側で一時停止の操作が必要でしたが、その煩わしさから完全に解放されました。反応も非常に高速で、ストレスは一切ありません。

メリット(長所)とデメリット(短所)まとめ

2週間使い込んで見えてきた、EarFun Air Pro 4の「良い点」と「惜しい点」を正直にまとめます。

⭕ メリット(長所)

  • 1万円以下で最高の音質: LDACとaptX Lossless両対応。Air Pro 3の低音重視から、クリアなバランス型へと正統進化。
  • 業界トップクラスのANC: 最大-50dBのノイキャンは本物。電車の騒音が消える。
  • 「装着検出機能」の搭載: Air Pro 3最大の弱点を克服。快適性が劇的に向上した。
  • 隙のない多機能性: マルチポイント、ワイヤレス充電、低遅延モード、高音質マイク、IPX5防水…必要な機能が全て揃っている。
  • 優れたアプリ: EQ調整や操作カスタムが自由自在。
  • 驚異的なバッテリー持ち: ANCオンでも7時間以上持つスタミナ。

❌ デメリット(短所)

  • LDACとマルチポイントの同時使用が不可:
    • これは前述の通り、本機の欠点というよりコーデックの仕様ですが、知っておくべき制限です。
  • デザインの代わり映えのなさ:
    • Air Pro 3とデザインが酷似しているため、所有欲や「買い替えた感」は少し薄いかもしれません。(中身は別物ですが)
  • イヤーフィンがない:
    • 装着感は安定していますが、EarFun Free Pro 3のようなイヤーフィン(耳に引っ掛けるフック)はありません。激しいスポーツ(ランニングなど)での使用がメインの方は、Free Proシリーズの方が安心かもしれません。

体験談の総括

EarFun Air Pro 4は、「1万円以下でイヤホンを探している」という友人から相談を受けたら、「とりあえずこれを買っておけば間違いない」と真っ先に推薦できるイヤホンです。

音質、ノイキャン、機能性、バッテリー、装着感。
そのすべてが1万円という価格帯の平均点を大きく上回り、もはや弱点らしい弱点が見当たりません。
特に「装着検出」が追加されたことで、日常使いの快適性が完璧になりました。

Air Pro 3の時点で「コスパ最強」と呼ばれていましたが、Air Pro 4は、その「コスパ」という言葉で評価するのが失礼なほど、製品としての完成度を高めてきたと感じます。

 

EarFun 「Air Pro 4」に関するQ&A

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EarFun 「Air Pro 4」に関してよく聞かれそうな質問をまとめました。

iPhoneで使ってもおすすめですか?

はい、おすすめです。 高音質コーデック(LDAC)は使えませんが、強力なノイキャン、便利な装着検出、マルチポイント(iPhoneとMacなど)はそのまま使えるため、十分価値があります。

EarFun Air Pro 3から買い換える価値はありますか?

価値はあります。 一番の理由は「装着検出機能」が追加されたことです。また、音質も低音重視からクリアなバランス型に進化しており、ノイキャンもより強力になっています。

Anker Soundcore P40i とどちらが良いですか?

以下のように選ぶのがおすすめです。

  • Air Pro 4: 音質(LDAC対応)と装着検出を重視する人
  • P40i: 色の選択肢や、スマホスタンドになるケースが欲しい人

動画やゲームで音は遅れますか?

ほとんど遅れません。 YouTubeやNetflixなどの動画は全く問題ありません。「低遅延モード」もあるので、ほとんどのゲームも快適にプレイできます。

ランニングなどのスポーツで使えますか?

ウォーキング程度なら問題ありません。 ただし、激しいランニングの場合、耳を固定するフック(イヤーフィン)がないため、落とす不安があります。スポーツメインなら同社の「Free Pro 3」の方が安心です。

防水性能はどれくらいですか?お風呂で使えますか?

雨や汗に耐えられる「IPX5」です。 お風呂やシャワーでの使用は故障の原因になるため、避けてください。

片耳だけでも使えますか?

はい、左右どちらでも片耳だけで使用できます。

マルチポイント接続とLDAC(高音質)は同時に使えますか?

A8: いいえ、同時に使用できません。 LDACをオンにすると、マルチポイントは自動的にオフになります。これは多くのLDAC対応イヤホンの共通仕様です。

ワイヤレス充電には対応していますか?

はい、対応しています。 Qi(チー)規格のワイヤレス充電器にケースを置くだけで充電可能です。

Web会議や通話のマイク品質はどうですか?

非常にクリアで、Web会議にも最適です。 AIが騒音を抑えて声を聞き取りやすくするマイク(合計6個)を搭載しており、通話品質は高いレベルにあります。

ノイズキャンセリングの強さやモードは選べますか?

はい、選べます。 「ノイズキャンセリング ON」「通常モード」「外音取り込みモード」の3つを切り替えられます。また、専用アプリでは風切り音を抑えるモードなども選択可能です。

バッテリーはどのくらい持ちますか?

非常に長持ちします。

  • イヤホン単体: 最大11時間(ANCオフ時) / 約7.5時間(ANCオン時)
  • ケース込み: 最大52時間 ANC(ノイズキャンセリング)をオンにして使っても7時間以上持つので、スタミナは十分です。

LE Audio(エルイーオーディオ)やAuracast(オーラキャスト)とは何ですか?

Bluetoothの新しい規格です。

  • LE Audio: より高音質・低遅延・低消費電力を実現します。
  • Auracast: 1台の親機(例:空港のテレビ)の音声を、対応イヤホンを持つ複数人が同時に受信できるようになる技術です。 これらは「将来のための機能」であり、今後対応するスマホや公共施設が増えると、さらに便利に使えるようになります。
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EarFun 「Air Pro 4」レビューのまとめ

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最後に、EarFun Air Pro 4が「買い」なのか、どのような人におすすめで、ライバル機とどう棲み分けるべきかを総括します。

EarFun Air Pro 4の評価サマリー

私のEarFun Air Pro 4に対する評価をまとめると、以下のようになります。

評価項目評価 (5点満点)コメント
音質★★★★★ (5.0)LDAC/aptX Lossless対応。バランスが良く解像度も高い。
ANC性能★★★★★ (5.0)1万円以下では最強クラス。-50dBは伊達じゃない。
機能性★★★★★ (5.0)装着検出、マルチポイント、Qi充電、アプリ。全部入り。
通話品質★★★★☆ (4.5)AI搭載マイクは優秀。騒音下でもクリアに声を届ける。
バッテリー★★★★★ (5.0)ANCオンで7時間超えは素晴らしい。ケース込み52時間。
装着感★★★★☆ (4.5)快適で長時間OK。5サイズのイヤーピースが付属。
コスパ★★★★★ (5.0+)**価格破壊。**2~3万円クラスの機能が1万円以下。

EarFun Air Pro 4はどんな人におすすめ?

EarFun 「Air Pro 4」は、以下の条件に当てはまるすべての人に強くおすすめできます。

▼ EarFun Air Pro 4を強くおすすめしたい人

  • 予算1万円前後で「最高のワイヤレスイヤホン」が欲しい人
  • 音質(特にLDACやaptX Lossless)とノイキャン性能の両方を妥協したくない人
  • 「装着検出」や「マルチポイント」など、日常の快適機能は絶対に外せない人
  • バッテリー持ちを気にしたくない人
  • 初めてのワイヤレスイヤホンで失敗したくない人

はっきり言って、iPhoneユーザー(AAC接続固定)であっても、このANC性能と機能性、バランスの取れた音質は大きな魅力です。
Androidユーザーであれば、その恩恵を120%享受できるでしょう。

競合比較①:Anker Soundcore P40iとどっちを選ぶべき?

1万円以下の同価格帯で、最大のライバルとなるのが「Anker Soundcore P40i」です。

どちらも「1万円以下の最適解」として挙がることが多い2機種ですが、私なりの棲み分けを提案します。

比較EarFun Air Pro 4Anker Soundcore P40i
音質コーデックLDAC, aptX LosslessSBC, AAC (LDAC非対応)
ANC性能非常に強力 (-50dB)強力 (-50dB)
装着検出ありなし
アプリ機能優秀 (EQ, 操作カスタム)非常に優秀 (P40iがやや上)
デザインスタイリッシュ(2色)多色展開(5色)
ケース通常ケーススマホスタンド機能付きケース

▼ 結論

  • 音質とANC性能、装着検出を重視するなら → EarFun Air Pro 4
    • LDACやaptX Lossless対応による「音質の絶対値」と、「装着検出機能」の有無が決定的な差です。ANC性能もAir Pro 4がわずかに上だと感じます。
  • アプリの使いやすさや色の選択肢、ケースのギミックを重視するなら → Anker Soundcore P40i
    • Ankerのアプリの完成度は相変わらず素晴らしく、5色のカラーバリエーションは魅力的です。ケースがスマホスタンドになるギミックもユニークです。

ガジェマガ様も結論づけていた通り、総合的なイヤホンとしての「地力」(音質・NC・基本機能)では、EarFun Air Pro 4が一歩リードしていると私も判断します。

競合比較②:「Air Pro 3」から買い換える価値はあるか?

すでに名機「EarFun Air Pro 3」を持っている方が、Air Pro 4に買い換える価値はあるのでしょうか?

▼ 結論

「大いにあります」

理由は以下の3点です。

  1. 「装着検出機能」の追加: 日常の快適性が天と地ほど変わります。
  2. 「音質の明確な進化」: 低音過多からクリアなバランス型になり、LDACにも対応しました。
  3. 「ANC性能の強化」: 静寂性が確実にワンランクアップしています。

Air Pro 3に「装着検出さえあれば…」と思っていた方、あるいは「もう少しボーカルがクリアなら…」と感じていた方にとって、Air Pro 4は完璧な回答となります。

総評:1万円以下の「新しい答え」

EarFun Air Pro 4は、前作が築き上げた「コスパ最強」のイメージを自ら塗り替え、「1万円以下の絶対王者」としての地位を確立した、まさに”弱点なし”のイヤホンです。

2~3万円のハイエンドモデルが持つ機能をほぼすべて搭載し、音質やANC性能でも真っ向から勝負できる実力を持ちながら、価格はその半分以下。

この記事にたどり着いたあなたの期待を、EarFun Air Pro 4は裏切らないでしょう。これは、1万円以下で手に入る「新しい答え」です。

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