EarFun 「Wave Pro」 徹底レビュー|LDAC×ANC×80時間、1万円以下“全部入り”の真価

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出典:EarFun公式
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近年、手頃な価格帯でありながら高性能なワイヤレスヘッドホンが次々と登場し、選択肢はますます広がっています。

その中でも大きな注目を集めているのが、EarFun初のワイヤレスヘッドホンEarFun 「Wave Pro」です。

EarFunといえば、これまでイヤホンやスピーカーでコストパフォーマンスの高さを証明してきたブランドです。

その最新作となる「Wave Pro」は、アクティブノイズキャンセリングを搭載し、音質や機能性の面でも上位モデルに迫る完成度を持っていると話題になっています。

発売前からSNSやレビューサイトで多くのユーザーの関心を集めていたことからも、その期待度の高さがうかがえます。

この記事では、実際にEarFun 「Wave Pro」を使用して感じた音質の印象やノイズキャンセリングの実力、日常的な使いやすさ、さらにバッテリーの持ちや装着感といった細かな部分まで掘り下げて紹介します。

読んでいただければ、このヘッドホンが自分に合っているのかを判断する手助けになるはずですし、同価格帯の製品と比べてどこに優位性があるのかも見えてくるでしょう。

 

  1. EarFun 「Wave Pro」の基本情報と特徴
    1. 製品概要とデザインの第一印象
    2. スペック一覧と注目ポイント
    3. 価格帯とコストパフォーマンス
  2. EarFun 「Wave Pro」の音質レビュー
    1. トーンバランスの特徴
    2. ジャンル別の相性
    3. アプリEQの活用
    4. ワイヤレスと有線の違い
  3. EarFun 「Wave Pro」の機能性と使い勝手
    1. ノイズキャンセリングと外音取り込み
    2. 接続性と操作性
    3. バッテリー性能と携行性
  4. EarFun 「Wave Pro」を使用した私の体験談・レビュー
    1. セットアップと第一印象
    2. 通勤での使用感
    3. 在宅ワークでの活用
    4. カフェや外出先での使い勝手
    5. バッテリーの持ち
    6. 有線接続の印象
    7. 良かった点と気になった点
    8. 私なりのおすすめ運用
    9. 体験談の結論
  5. EarFun 「Wave Pro」についてのQ&A
    1. 「Wave Pro」の音質はどんな傾向ですか?
    2. ノイズキャンセリングの効果は十分ですか?
    3. バッテリー持ちはどのくらいですか?
    4. LDACとマルチポイント接続は同時に使えますか?
    5. 有線接続は可能ですか?
    6. 装着感は快適ですか?
    7. iPhoneでも高音質で使えますか?
    8. ゲームや動画視聴で遅延は気になりますか?
    9. 外音取り込みの自然さはどうですか?
    10. 通話品質はどうですか?
    11. 他社の同価格帯ヘッドホンと比べて優れている点は?
  6. EarFun 「Wave Pro」のレビューのまとめ
    1. 長所と短所の整理
    2. おすすめできる人・できない人
    3. 利用シーン別の快適度
    4. 総合評価
    5. EarFun 「Wave Pro」のレビューの総括

EarFun 「Wave Pro」の基本情報と特徴

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出典:EarFun公式

製品概要とデザインの第一印象

EarFun 「Wave Pro」は、同ブランド初となるオーバーイヤー型のワイヤレスヘッドホンです。

40mmのDLC(ダイヤモンドライクカーボン)振動板を搭載し、ハイレゾ対応のLDACコーデックに加えて、最大80時間という驚異的なバッテリー持ちを実現しています。

重量は268gと軽量で、ヘッドバンドとイヤーパッドには柔らかいプロテインレザーを使用しており、長時間装着しても快適に過ごせる仕様です。

初めて手に取ったときは、低価格帯とは思えない仕上がりと作り込みの良さが印象的でした。

スペック一覧と注目ポイント

主要スペックを整理すると以下のようになります。

項目内容
ドライバー40mm DLC複合ダイアフラム
対応コーデックLDAC、SBC(AAC動作報告あり)
Bluetooth5.3、マルチポイント対応
ANCQuietSmart 2.0(最大45dB低減)、外音取り込みモード
ゲームモード低遅延(約55ms)
通話性能5マイク+AIノイズリダクション
バッテリーANCオフ:約80時間、ANCオン:約55時間
急速充電10分充電で約10時間再生
重量約268g
有線接続3.5mmアナログ入力対応
アプリEQ調整、ANC制御、ボタン割当、LDAC切替など

ここで注目すべきポイントは次のとおりです。

  • 驚異的なバッテリー持ち:ANCオンでも55時間、オフなら80時間と、1週間以上充電不要で使える安心感があります。
  • LDACとマルチポイントは排他仕様:高音質を取るか利便性を取るか、シーンに応じた切り替えが必要です。
  • 急速充電の強み:10分充電で10時間再生可能なため、外出直前でも十分に対応できます。
  • 快適な装着感:しっかりとした密閉感がありながらも、圧迫感は少なく長時間リスニングに向いています。
  • アプリ活用で拡張性あり:イコライザーや操作カスタマイズにより、自分好みの設定に調整可能です。

価格帯とコストパフォーマンス

EarFun 「Wave Pro」の価格はおおよそ8,990円〜9,990円のレンジで推移しています。

タイミングによっては直販サイトやAmazonのセールで8,000円台に下がることもあり、価格変動の幅が比較的大きいモデルです。

この価格帯で、LDAC対応・強力なANC・最大80時間バッテリー・マルチポイント接続・アプリ対応をすべて備えた製品は非常に珍しく、コストパフォーマンスの高さは群を抜いています。

実際に使用してみると、日常的に必要とされる機能をほぼすべてカバーしており、「1万円前後でここまで揃うのか」という驚きを感じられるはずです。


EarFun 「Wave Pro」は「軽量・長持ち・高音質・ANC・多機能」をバランス良く備えた“万能型”のワイヤレスヘッドホンです。

唯一の注意点はLDACとマルチポイントが同時に使えない点ですが、それを差し引いてもコストパフォーマンスは非常に優れています。

特にセール時の8千円台は狙い目で、初めてのヘッドホン選びにも十分おすすめできるモデルです。

 

EarFun 「Wave Pro」の音質レビュー

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出典:EarFun公式

トーンバランスの特徴

EarFun 「Wave Pro」の音作りは、全体として軽くV字寄りのバランスです。

つまり低音と高音に少し強調があり、中域はわずかに控えめ。

聴き疲れしにくく、ジャンルを問わず“万人向け”に仕上げられています。

  • 低音:沈み込みが深く、EDMやヒップホップではビート感がしっかり楽しめます。一方で量感は適度で、膨らみすぎることはありません。
  • 中音:男性ボーカルや楽器の厚みはやや控えめですが、その分ボーカルやギターの輪郭がスッキリして聴き取りやすい印象です。
  • 高音:シンバルや弦楽器の響きが鮮明で、刺さりすぎない自然な仕上がり。高域の伸びは落ち着いていて、長時間リスニングでも疲れにくいです。

トーンバランス早見表

帯域量感特徴
低音(〜200Hz)やや多め沈み込み重視、タイト感あり
中音(200Hz〜1kHz)やや控えめ男声の厚みは少なめ
上中域(1〜5kHz)やや前寄り女性Voやギターが映える
高音(5kHz〜)自然〜穏やか聴きやすく疲れにくい

ジャンル別の相性

ジャンルによって得意・不得意が少なく、オールラウンダーに使えるのが特徴です。

  • EDM・ヒップホップ:キックやベースラインの沈み込みが気持ち良く、迫力のあるサウンドを楽しめます。
  • ロック・ポップス:ギターのエッジが明瞭で、女性ボーカルが前に出やすい傾向。反面、男性ボーカルはやや薄く聴こえる場面もあります。
  • ジャズ・アコースティック:シンバルや弦楽器の表現が自然で、音の分離も良好。ライブ感を損なわず心地よく聴けます。

音場は広大ではありませんが、定位が自然で楽器の配置がわかりやすく、集中して音楽を楽しむには十分です。

アプリEQの活用

専用アプリの10バンドEQを使えば、好みに合わせて音を調整できます。

デフォルトの音はバランス良好ですが、ほんの少し手を加えるとさらに快適になります。

おすすめのEQ調整例:

  • 250Hzを+1〜2 → 男声ボーカルに厚みを追加
  • 2〜3kHzを+1 → 中域の薄さを補正し、存在感を向上
  • 8〜12kHzを+1 → シンバルや高音の抜け感を強化

このように細かく整えることで、全体のまとまり感が増し、ジャンルを問わず心地よいリスニング体験が得られます。

ワイヤレスと有線の違い

Bluetooth接続時は、前述の“軽いV字バランス”が素直に楽しめます。

ANCオン・オフで大きな音質差が出ない点も好印象です。

一方で有線接続では低音が強調されすぎる傾向があり、解像感がやや落ちる印象を受けました。

音楽鑑賞目的なら無線接続のほうがバランスが良く、EQ調整も活用できるためおすすめです。


EarFun 「Wave Pro」は、1万円前後のヘッドホンとしては十分以上の実力を備えています。

低音の迫力、高音の聴きやすさ、そしてアプリによる調整の自由度が合わさり、幅広いジャンルで快適に楽しめる“万能型サウンド”です。

強い個性はないものの、バランスの良さと調整のしやすさが大きな魅力だと言えるでしょう。

 

EarFun 「Wave Pro」の機能性と使い勝手

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出典:EarFun公式

ノイズキャンセリングと外音取り込み

EarFun 「Wave Pro」は、独自のQuietSmart 2.0 ANCを搭載しており、公称で最大45dBのノイズ低減を実現します。

実際に使うと、オフィスの空調音や電車内の走行音、人の話し声といった日常的なノイズはしっかりと抑えられ、集中して音楽や作業に向き合える環境を作ってくれます。

一方で飛行機のエンジン音のような極端に低い周波数はやや残りやすい傾向があり、「完全な無音」ではないものの、同価格帯としては十分満足できるレベルです。

外音取り込みモードはアナウンスや会話が聞き取りやすく、屋外での安全性にも配慮できます。

特徴まとめ

  • 最大45dB低減(公称値)
  • 人の声や環境音に強い
  • 超低域(飛行機など)はやや残る
  • 外音取り込みは自然で使いやすい

接続性と操作性

Bluetooth 5.3を採用し、安定した接続が可能です。

さらにマルチポイント接続に対応しているため、スマホとPCを同時に繋いでシームレスに切り替えることができます。

会議中にスマホへ着信があってもすぐに対応できるのは便利なポイントです。

操作は物理ボタンが中心で、直感的に扱えます。慣れればほとんど迷うことなく音量調整や再生操作が可能です。

また、専用アプリ「EarFun Audio」を利用することで、EQのカスタマイズやANCモードの切替、ファームウェア更新なども行えます。

操作内容ボタン操作
再生/一時停止MFB 1回押し
音量調整+/−ボタン
曲送り/戻し+/−長押し
ANC切替ANCボタン 1回押し
着信応答MFB 1回押し
ゲームモードアプリでON/OFF

加えて、アプリ経由で10バンドEQを使った音質調整や、ボタン割り当ての変更も可能。

ユーザーの使い方に合わせた細やかなカスタマイズ性があります。

バッテリー性能と携行性

EarFun 「Wave Pro」が特に優れているのは、圧倒的なバッテリー持ちです。

ANCオンで最大55時間、ANCオフなら最大80時間というスタミナを誇り、ほぼ週単位で充電を忘れても問題ありません。

さらに急速充電に対応しており、10分の充電で約10時間再生できるのは外出前の“駆け込み充電”に最適です。

持ち運びについては、専用のキャリングケースが付属しているため、カバンに入れても安心。

重量も268gと軽量で、長時間装着しても首や肩への負担が少ない点も魅力です。

バッテリー関連のポイント

  • ANCオン:約55時間
  • ANCオフ:約80時間
  • 急速充電:10分で約10時間再生
  • 満充電:約2時間
  • 付属ケースで携帯性◎

EarFun 「Wave Pro」は、日常利用に必要な機能をすべて高水準で備えた“万能型ヘッドホン”といえます。

ANCは街やオフィスで効果を実感でき、外音取り込みで屋外利用も安心。

マルチポイントや物理ボタンで操作性も良好で、アプリを使えば細かな調整が可能。

さらに80時間級のバッテリーで充電のストレスからも解放されます。

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EarFun 「Wave Pro」を使用した私の体験談・レビュー

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セットアップと第一印象

開封後すぐにアプリをインストールし、ファーム更新とLDACの有効化を行いました。

操作自体はシンプルで迷わず進められ、初期設定のわずらわしさは感じませんでした。

装着した瞬間、イヤーパッドの柔らかさと軽さに驚き、これなら長時間でも問題なさそうだと安心できました。

第一印象のポイント

  • セットアップはスムーズで直感的
  • クッション性の高いイヤーパッドで装着感は快適
  • 側圧は“ホールド感あり”だが強すぎない

通勤での使用感

電車内でANCをオンにすると、走行音や人の話し声がぐっと遠ざかり、音量を上げなくても音楽をしっかり楽しめました。

車内アナウンスを聞きたいときは、ボタン一つで外音取り込みに切り替えられるので安心です。

通勤時の設定例

  • 接続:LDAC(Androidスマホ)
  • モード:ANCオン
  • EQ:低音+1、中域+1、高域+1
  • 音量:普段より控えめで十分

在宅ワークでの活用

在宅勤務ではPCとスマホをマルチポイント接続で利用しました。

会議中にスマホへ着信があっても即座に切り替えられ、再度会議へ戻る動作もスムーズ。

操作は物理ボタン中心なので、画面を見ずに調整できるのも便利でした。

在宅ワークで便利に感じた点

  • マルチポイントで2台同時接続が可能
  • 会議と通話の切り替えがスムーズ
  • 物理ボタン操作でブラインド操作が容易

カフェや外出先での使い勝手

カフェでは雑音が減り、作業への集中力がぐっと高まりました。

ANCで静けさを保ちながら、小音量でも十分に楽しめるため耳への負担も少なく、数時間の作業でも疲れませんでした。

外出前に10分だけ充電しても、1日問題なく使えるスタミナには安心感があります。

バッテリーの持ち

1日あたり3〜4時間の使用を続けても、1週間近く充電が不要でした。

バッテリー残量を気にせず使えることが、思った以上にストレス軽減につながります。

使用ログの目安(ANCオン中心)

曜日使用時間残量の目安
約3.5h92%
約3.0h79%
約4.0h64%
約1.5h57%

有線接続の印象

有線接続も試しましたが、無線に比べて低音が強調され、やや濃いサウンドに変化しました。

解像感はBluetooth+EQのほうが好みに合っており、私の場合は「鑑賞は無線、確認用途でのみ有線」という使い分けが最適でした。

良かった点と気になった点

実際に数週間使ってみて感じた良し悪しを整理すると以下の通りです。

良かった点

  • 長持ちバッテリーで充電を意識せず使える
  • ANCは街・オフィス・カフェで十分効果を実感
  • 物理ボタン操作で迷わない
  • EQ調整で音質を自分好みに近づけられる

気になった点

  • LDACとマルチポイントが同時に使えない
  • 有線接続時は低音が強く、音の透明感は下がる
  • 飛行機のエンジン音など超低域は残りやすい

私なりのおすすめ運用

  • 音楽を楽しみたいとき:LDAC+ANCオン
  • 仕事での使い分け重視:マルチポイント接続優先
  • 外出直前に焦ったら:10分充電で1日カバー
  • モニター用途:有線で確認、鑑賞は無線

体験談の結論

EarFun 「Wave Pro」は「価格以上に使える場面が多いヘッドホン」だと感じました。

通勤、在宅、カフェ作業までシーンを選ばず使え、バッテリー持ちと操作性の良さが安心感を支えてくれます。

唯一の注意点はLDACとマルチポイントの切り替えですが、それを理解して運用すれば、日常のさまざまな場面で頼れる一台になるでしょう。

 

EarFun 「Wave Pro」についてのQ&A

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EarFun 「Wave Pro」に関してよく聞かれそうな質問とその回答をまとめてみました。

「Wave Pro」の音質はどんな傾向ですか?

軽いV字寄りのチューニングで、低音の沈み込みと高音の明瞭さが特徴です。中域はやや控えめですが、アプリの10バンドEQで補正することで、ジャンルを問わず楽しめるバランスに調整できます。

ノイズキャンセリングの効果は十分ですか?

オフィスや電車内の環境音、人の声にはしっかり効きます。飛行機のエンジン音のような極端な低周波は一部残りますが、街やカフェで使うには十分なレベルです。

バッテリー持ちはどのくらいですか?

ANCオンで最大55時間、オフでは最大80時間の再生が可能です。さらに急速充電にも対応しており、10分の充電で約10時間使えるため、充電忘れにも安心です。

LDACとマルチポイント接続は同時に使えますか?

いいえ。LDACを有効にするとマルチポイントはオフになります。高音質を優先するか、利便性を優先するか、シーンに応じて切り替える必要があります。

有線接続は可能ですか?

付属の3.5mmケーブルで有線接続が可能です。ただし有線接続時はアプリEQやANCが使えず、低音が強めに出る傾向があります。普段は無線、確認用途で有線と使い分けるのがおすすめです。

装着感は快適ですか?

重量は約268gと軽量で、イヤーパッドとヘッドバンドに柔らかいクッションを採用しているため、長時間のリスニングでも疲れにくい設計です。側圧も適度で安定感があります。

iPhoneでも高音質で使えますか?

iPhoneではLDACは使えませんが、AACでの接続が可能です。解像感や迫力はAndroidのLDAC利用時に一歩譲りますが、十分に満足できる音質で楽しめます。

ゲームや動画視聴で遅延は気になりますか?

通常モードでは若干の遅延がありますが、アプリからゲームモードを有効にすると約55msまで低減できます。動画視聴やカジュアルなゲーム用途なら問題ありません。

外音取り込みの自然さはどうですか?

会話の声やアナウンスはクリアに聞こえます。完全に自然な生音と比べるとわずかな加工感はありますが、日常的な安全確認や軽い会話には十分使えます。

通話品質はどうですか?

5マイク+AIノイズリダクションを搭載しており、周囲の雑音を抑えて声をクリアに届けられます。静かな場所はもちろん、カフェ程度の環境音なら問題なく会話できます。

他社の同価格帯ヘッドホンと比べて優れている点は?

最大80時間のバッテリー持ち、LDAC対応、10バンドEQ調整、急速充電など、“全部入り”の仕様が強みです。同価格帯でここまで揃ったモデルは少なく、コストパフォーマンスの高さが際立っています。

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EarFun 「Wave Pro」のレビューのまとめ

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EarFun 「Wave Pro」は、1万円前後という価格帯でありながら、LDAC対応の高音質再生、実用的なANC、80時間級のバッテリー、マルチポイント接続、アプリでのEQ調整といった“全部入り”の性能を備えています。

実際に使ってみると、通勤・在宅ワーク・カフェ作業など、あらゆるシーンでストレスなく使える万能ヘッドホンだと感じました。

長所と短所の整理

長所

  • 価格を超える完成度(LDAC/ANC/長時間バッテリー)
  • 物理ボタン中心で直感的な操作
  • アプリのEQで音質を自分好みにカスタマイズ可能
  • 急速充電(10分で約10時間再生)が便利

短所

  • LDACとマルチポイントは同時使用できない
  • 飛行機のエンジン音のような超低域はやや残る
  • 有線接続時は低音が強めで解像感が下がる

おすすめできる人・できない人

おすすめできる人

  • 初めてのワイヤレスヘッドホンで失敗したくない
  • 通勤や在宅ワークで長時間使う予定がある
  • AndroidでLDAC、仕事ではマルチポイントと使い分けたい
  • EQで自分好みに微調整して楽しみたい

おすすめしづらい人

  • 飛行機や工場など、極端に騒がしい環境で使う予定が多い
  • 常時LDACとマルチポイントを同時に使いたい
  • 有線接続でモニターヘッドホン的なフラットサウンドを求める

利用シーン別の快適度

シーン快適度コメント
通勤(電車・バス)走行音や人声をANCで抑制、快適に聴ける
在宅ワークマルチポイントでPCとスマホを同時に活用
カフェ作業雑音を抑え、小音量でも集中できる
長距離フライト超低域は残るため、期待値は調整が必要
動画・ゲーム低遅延モードで映像とのズレを軽減
有線接続低音が強調され、解像感はやや落ちる

総合評価

価格帯を考慮すると、EarFun 「Wave Pro」は非常に高評価できる一台です。

評価項目点数(10点満点)コメント
音質8.5軽いV字で聴きやすく、EQでさらに化ける
ANC8.0街やオフィスでは十分効果的
装着感8.5268gで軽快、長時間使用も安心
機能性9.0EQ/マルチポイント/外音取り込みまで網羅
バッテリー9.555〜80時間+急速充電で“充電忘れ”も安心
コスパ9.5この価格で全部入りは稀少

総合評価:9.0 / 10
→ コストパフォーマンスで選ぶなら、まず候補に入れて損はありません。

EarFun 「Wave Pro」のレビューの総括

EarFun 「Wave Pro」は、手頃な価格ながら高音質再生、実用的なノイズキャンセリング、長時間のバッテリー性能、そしてマルチポイントやアプリでの細やかな調整機能を兼ね備えた、非常にバランスの良いヘッドホンです。

実際に使ってみると、通勤や在宅ワーク、カフェでの作業など日常のさまざまな場面で頼れる存在であり、価格以上の満足感を得られることを実感しました。

確かにLDACとマルチポイントを同時に利用できないなど制約はあるものの、その点を理解して運用すれば大きな不満にはつながりません。

総合的に見れば、コストパフォーマンスに優れ、初めてのワイヤレスヘッドホンとしても安心して選べるモデルだといえるでしょう。

EarFun 「Wave Pro」は「迷ったときに選んで間違いのない、日常を支えるベストパートナー」になるはずです。

 

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