iBasso Audio 「DX340」徹底レビュー!ポータブル&据え置き対応の最強DAPの実力とは?

DX340トップ画像 DAP
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iBasso Audioの最新フラッグシップDAP(デジタルオーディオプレーヤー)、「DX340」がついに登場しました。

前モデルの「DX320」が高評価を受けていたこともあり、多くのオーディオファンが今作の進化に期待を寄せていたことでしょう。

「DX340」は、ディスクリートDAC回路の採用や交換式アンプモジュールの対応、さらにはSuper Gain Modeの搭載など、従来のポータブルDAPとは一線を画す設計が特徴です。

特に、据え置き環境でもポータブル環境でも高音質を楽しめるDC12V電源入力の追加は、オーディオマニアにとって大きな魅力となっています。

また、ステンレス合金を採用した筐体は、高級感だけでなく音響特性の向上にも貢献。

さらに、ハーモニックデジタルフィルターを活用することで、細かい音質調整が可能になりました。

この記事では、「DX340」のデザイン、技術仕様、音質レビューを詳しく解説し、実際に使用した体験談を交えながら、その魅力を余すことなく紹介していきます。

これから購入を検討している方や、最新のDAP情報を知りたい方は、ぜひ最後までお読みください。

 

  1. iBasso Audio 「DX340」とは?
    1. iBasso AudioのDXシリーズの歴史
    2. 「DX340」の位置付けと進化ポイント
    3. 「DX320」からの変更点・改良点
  2. iBasso Audio 「DX340」のデザインと外観
    1. 高級感あふれる筐体デザイン
    2. ボタン配置と操作性
    3. 付属レザーケースの質感と使い心地
    4. まとめ:デザインと外観のポイント
  3. iBasso Audio 「DX340」の技術と性能
    1. ディスクリートDAC回路の採用
    2. デュアルバッテリーシステムの効果
    3. 交換式アンプモジュールとカスタマイズ性
    4. 「DX340」に搭載される「AMP15」の特徴
    5. まとめ:「DX340」の技術と性能のポイント
  4. iBasso Audio 「DX340」の音質レビュー
    1. 声の表現力と空間の広がり
    2. Super Gain Modeによる音質向上
    3. ハーモニックデジタルフィルターの効果
    4. まとめ:DX340の音質のポイント
  5. iBasso Audio 「DX340」を使用した私の体験談・レビュー
    1. 開封してすぐに感じた高級感
    2. 「DX340」の音に圧倒された瞬間
    3. Super Gain Modeの驚異的な変化
    4. ハーモニックデジタルフィルターで好みの音に調整
    5. 実際の使用シーン
    6. 「DX340」を実際に使ってみての感想
  6. iBasso Audio 「DX340」に関するQ&A
    1. 前作「DX320」と比べて音質の違いは?
    2. Super Gain ModeをONにすると音質はどれくらい変わる?
    3. 「DX340」のサウンドはどんなジャンルに合う?
    4. 「DX340」は操作しやすい?
    5. 「DX340」はどれくらいのバッテリー持ち?
  7. iBasso Audio 「DX340」レビューのまとめ
    1. 「DX340」の総評:特に優れているポイント
    2. 「DX340」を購入する際の注意点
    3. 「DX340」はどんな人におすすめ?
    4. まとめ:「DX340」は究極のハイブリッドDAP!
    5. iBasso Audio 「DX340」レビューの総括

iBasso Audio 「DX340」とは?

DX340イメージ画像
出典:MUSIN

iBasso AudioのフラッグシップDAP「DX340」は、「DX320」の後継機として、さらなる進化を遂げたハイエンドポータブルオーディオプレーヤーです。

ここでは、iBasso AudioのDXシリーズの歴史や、「DX340」の位置付け、そして「DX320」からの変更点や改良点について詳しく解説していきます。

iBasso AudioのDXシリーズの歴史

iBasso Audioは、2006年に設立された中国のオーディオメーカーで、高音質のポータブルオーディオ機器を開発することで知られています

特に、世界初のAndroid OS搭載DAPを生み出したDXシリーズは、業界の革新をリードし続けています。

DXシリーズの歴史を振り返ると、以下のようなモデルが発売されています:

  • DX100(2012年):世界初のAndroid OS搭載オーディオプレイヤーとして登場。
  • DX200(2017年):交換式アンプモジュールを採用し、カスタマイズ性を強化。
  • DX220(2019年):DAC回路やアンプの改良が施され、音質の向上を実現。
  • DX300(2021年1月):フラッグシップモデルとしてデザインと音質を一新。
  • DX320(2022年6月):ディスクリートDAC回路を搭載し、さらなる音質向上を実現。
  • DX320 Edition X(2022年10月):特別仕様の限定モデル。
  • DX320MAX Ti(2023年6月):MAXシリーズとしてさらなる高音質を追求した特別モデル。

そして、これらのフラッグシップモデルを受け継ぐ形で、「DX340」が2025年に登場しました。

「DX340」の位置付けと進化ポイント

「DX340」は、DXシリーズの中でも「最高峰のフラッグシップDAP」として設計されています。

前作「DX320」からの進化を遂げ、以下のような新機能や改良が施されています。

「DX340」の主な進化ポイント

  1. DC12V電源入力に対応
    • Super Gain Modeを搭載し、デスクトップ級の駆動力を実現。
    • 高インピーダンスのヘッドホンを余裕で駆動可能。
    • 出力が向上し、音の立体感と躍動感が増す。
  2. 新開発のディスクリートDAC回路を採用
    • 一般的なDACチップを使用せず、独自のディスクリートPWM-DAC回路を搭載。
    • より細かい音の表現力や、自然なアナログ感を実現。
  3. 交換式アンプモジュールの対応強化
    • 「DX320」で採用された交換式アンプモジュールを継承し、新たな「AMP15」を標準搭載。
    • AMP12 / AMP13 / AMP14などの「AMP1x」シリーズの互換性もあり、今後のアップグレードも期待できる。
  4. ハーモニックデジタルフィルターの追加
    • FPGA-Master 3.0に進化し、音の調整を可能にする「ハーモニックデジタルフィルター」を新搭載。
    • 偶数倍音・奇数倍音の強調を調整でき、より個性的な音作りが可能に。
  5. インダストリアルデザインの採用
    • 直線的でシンプルながら洗練されたデザインに刷新。
    • ステンレス合金(SUS316)を採用し、高級感と耐久性を両立。
    • ボリュームノブや背面デザインもより洗練されたものに。

「DX320」からの変更点・改良点

「DX340」は、前モデル「DX320」をベースにしながらも、さらなる音質向上と使い勝手の進化を遂げています。

項目DX320DX340
DACディスクリートDAC新開発ディスクリートPWM-DAC
電源供給バッテリー駆動のみDC12V電源入力対応(Super Gain Mode搭載)
出力最大1,600mW+1,600mW@32Ω最大2,150mW+2,150mW@32Ω
アンプモジュール交換可能(AMPシリーズ対応)AMP15標準搭載+交換式AMP1xシリーズ対応
フィルター標準デジタルフィルターハーモニックデジタルフィルター搭載
デザインアルミ合金ボディステンレス合金(SUS316)ボディ
重量約450g約486g

改良のポイント

  1. 音質の向上
    • 「DX320」でも高評価だったディスクリートDACが、より進化したPWM-DAC回路になり、さらなるアナログ的な音の表現力を実現。
    • 出力が強化され、より駆動力の高いヘッドホンにも対応可能に。
  2. Super Gain Modeによる据え置き使用の強化
    • 「DX320」は完全なポータブルDAPだったが、「DX340」ではDC12V電源入力により、デスクトップ級の音質を楽しめる仕様に進化。
    • ポータブルと据え置きの両方に対応する「ハイブリッドDAP」としての地位を確立。
  3. 音のカスタマイズ性の向上
    • ハーモニックデジタルフィルターを搭載し、ユーザーがより細かく音質を調整できるようになった。
    • 交換式アンプモジュールの対応を強化し、さらに音の個性を変えられる仕様に。
  4. デザインの改良
    • ステンレス合金の採用により、質感の向上と音響特性の改善を実現。
    • ボリュームノブのデザイン変更や、背面のデザインの改良で、より洗練された外観になった。

「DX340」は、「DX320」の優れた点を継承しつつ、据え置きでも使えるパワフルな出力、高級感あふれるデザイン、細かく音を調整できる機能を追加した、まさにフラッグシップDAPにふさわしいモデルです。

従来のポータブルDAPの枠を超えた、「究極の音楽プレイヤー」として、オーディオファンの期待に応える1台といえるでしょう。

 

iBasso Audio 「DX340」のデザインと外観

DX340イメージ画像
出典:MUSIN

iBasso Audio 「DX340」は、前モデル「DX320」からデザインを大幅に改良し、より高級感と機能性を兼ね備えた仕上がりになっています。

特に、ステンレス合金(SUS316)を採用した筐体は、単なる見た目の美しさだけでなく、音響特性の向上にも貢献しています。

ここでは、「DX340」の筐体デザイン、ボタン配置、付属のレザーケースの質感や使い心地について詳しく解説していきます。

高級感あふれる筐体デザイン

ステンレス合金(SUS316)を採用したユニボディ設計

「DX340」は、SUS316ステンレス製のハイグレードCNCユニボディを採用しています。

これにより、以下のようなメリットが得られます。

  • 高級感のある質感:アルミ合金製のDAPと比べて、DX340はより重厚で光沢感のある仕上がりになっています。
  • 音響特性の向上:ステンレスは共振を抑える特性があり、クリアな音質を実現するのに役立ちます。
  • 耐久性の向上:SUS316は耐腐食性に優れ、長期間使用しても劣化しにくい特性があります。

デザインの特徴

「DX340」のデザインは、シンプルで洗練された「インダストリアルデザイン」を採用しています。

これは、前モデル「DX320」や「DX180」、「DX260」と同じく、直線的でスタイリッシュなデザインです。

特に、背面デザインやボリュームノブ周辺のディティールには、メーカーのこだわりが感じられます。

  • ボリュームノブのデザイン
    • ボリュームノブはネジ留め構造になっており、メンテナンスがしやすい設計。
    • ゴールドのアクセントが入り、高級感を引き立てています。
  • 背面パネルのデザイン
    • メンテナンスしやすいように、背面にはネジ付きのパネルが採用。
    • 視覚的にも美しく、所有欲を満たしてくれるデザインになっています。

また、「DX340」の重量は約486gと、他のハイエンドDAPと比べてもずっしりとした重みがあります。

この重みが、手に持ったときの「高級感」として実感できます。

ボタン配置と操作性

「DX340」の各ボタンや端子は、ユーザーが直感的に操作しやすいように配置されています。

本体右側(操作ボタン)

  • 「戻る」「再生/停止」「進む」ボタンを搭載し、曲の操作がスムーズにできる。
  • ボリュームノブは、電源ボタンも兼ねているため、長押しで電源ON/OFF、回転で音量調整が可能。
  • ボタンの押し心地は適度なクリック感があり、誤操作が少ない設計。

本体上部(入出力端子)

  • microSDカードスロット(最大2TBまで対応)
  • 充電用USB Type-C端子(データ転送も可能)
  • SPDIFデジタル出力端子(外部DACやアンプと接続できる)

本体下部(ヘッドホン出力&DC12V電源入力)

  • 4.4mmバランス出力 & 3.5mmシングルエンド出力
    • どちらもラインアウト端子兼用(設定で切り替え可能)
    • バランス接続対応で、より高音質の再生が可能
  • DC12V電源入力端子
    • Super Gain Modeを利用するための専用端子
    • 高インピーダンスのヘッドホンを余裕で駆動できる

これらのボタン配置や端子のレイアウトにより、「DX340」は直感的な操作が可能になっています。


付属レザーケースの質感と使い心地

「DX340」には、専用の高級レザーケースが付属しています。

このケースは、iBasso AudioのハイエンドDAPシリーズでは珍しいブルー系のカラーが採用されており、個性的な仕上がりになっています。

レザーケースの特徴

  • 手触りが良く、高級感のある仕上がり
  • 本体をしっかり保護しながら、ボタン操作がしやすいデザイン
  • 背面のデザインとマッチするように、細かいディティールにこだわり

実際に装着してみると、ケースのフィット感は非常に良好で、操作性を損なうことなく本体をしっかり守ってくれる設計になっています。

また、「DX340」は指紋が目立ちやすいステンレス素材のため、ケースを使うことで美しい外観を長く保つことができます。

まとめ:デザインと外観のポイント

「DX340」のデザインは、ポータブルDAPとしてだけでなく、据え置き機としても使える高級感と機能性を兼ね備えた設計になっています。

  • ステンレス合金(SUS316)を採用し、見た目・耐久性・音響特性を向上
  • **直線的で洗練された「インダストリアルデザイン」**を採用
  • ボリュームノブや背面パネルの細部までこだわりを感じる仕上がり
  • 操作ボタンや端子の配置が直感的で、使いやすさも抜群
  • 付属の高級レザーケースはデザイン性と実用性を両立

このように、「DX340」は見た目の美しさだけでなく、実際の使用感や耐久性にも優れたデザインを採用しています。

特に、Super Gain Modeを活用した据え置き使用を考えると、シンプルで洗練された外観は非常に魅力的なポイントと言えるでしょう。

 

iBasso Audio 「DX340」の技術と性能

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出典:MUSIN

iBasso Audio 「DX340」は、前モデル「DX320」からさらに進化した最先端のオーディオ技術を搭載し、ポータブルDAPの枠を超えた据え置き級の高音質を実現しています。

ここでは、ディスクリートDAC回路、デュアルバッテリーシステム、交換式アンプモジュールという3つの重要な技術について詳しく解説していきます。

ディスクリートDAC回路の採用

「DX340」の最大の特徴の一つが、「ディスクリートDAC回路」の搭載です。

一般的なオーディオプレイヤーは、ES9038PRO(ESS社)AK4499EX(旭化成エレクトロニクス)などの汎用DACチップを使用しますが、「DX340」は既製品のDACチップを使わず、独自のディスクリートPWM-DAC回路を採用しています。

ディスクリートDACとは?

通常のDACチップでは、メーカーが設計した音作りに依存しますが、ディスクリートDACはすべての回路設計を自社でカスタマイズできるため、以下のようなメリットがあります。

  • 音質のチューニングが自由自在
    • 既製品のDACチップを使う場合、メーカーごとの音の傾向がある程度決まってしまうが、ディスクリートDACなら回路設計を完全に最適化できる
  • アナログ的な音の表現が可能
    • 一般的なDACチップはデジタル処理が強く、音の滑らかさや温かみがやや損なわれる傾向がある。
    • DX340のディスクリートDACは、音のつながりがスムーズで、アナログ感のある自然なサウンドを実現。
  • 超高解像度の音再現
    • FPGA(Field Programmable Gate Array)技術を活用し、デジタル処理をより高精度に行うことで、音の細部までクリアに再現。

このディスクリートDACは、iBasso Audioのポータブルアンプ「D16 TAIPAN」で採用された技術を応用し、「DX340」向けに最適化されています。

特に、「FPGA-Master 3.0」という最新技術を搭載し、オーディオ信号の処理をより高度に行うことで、従来のDXシリーズを超える音質を実現しています。

デュアルバッテリーシステムの効果

「DX340」には、前モデルDX320と同様にデュアルバッテリーシステムが採用されています。

デュアルバッテリーシステムとは?

一般的なDAPは、デジタル回路とアナログ回路を1つのバッテリーで駆動しますが、「DX340」は「デジタル用バッテリー」と「アナログ用バッテリー」を分離することで、以下のようなメリットを実現しています。

  1. ノイズの低減
    • デジタル回路とアナログ回路を同じバッテリーで駆動すると、お互いの信号が干渉し、ノイズや歪みが発生しやすくなる。
    • DX340は、それぞれ専用のバッテリーを持つことで、クリーンで純粋な音質を確保
  2. 電源供給の安定化
    • アナログ回路は、電圧の変動に敏感で、電源供給が不安定だと音質に悪影響を与える。
    • 「DX340」は、デジタル回路とアナログ回路が独立しているため、電力供給が安定し、ダイナミックレンジの広いサウンドを実現。
  3. 音質の向上
    • 低ノイズ設計により、特に中低音域の明瞭度が向上し、楽器やボーカルの表現力が格段にアップ。
    • 高音域も透明感があり、スムーズな響きを実現。

また、「DX340」は「Super Gain Mode」を搭載し、DC12V電源入力を使用することで、デスクトップ級の出力を実現できる点も大きな特徴です。

交換式アンプモジュールとカスタマイズ性

「DX340」は、iBasso独自の「AMPシリーズ」交換式アンプモジュールに対応しており、ユーザーの好みに応じて音質をカスタマイズできます。

AMPモジュールとは?

通常のDAPはアンプ回路が固定されていますが、DX340ではアンプ部分を交換可能にすることで、以下のようなメリットがあります。

  • ユーザーが好みの音質に変更できる
    • 例えば、よりウォームなサウンドが好みなら「AMP12」を使用し、シャープで切れ味のある音が好みなら「AMP14」を選択することが可能。
  • 用途に応じたチューニングが可能
    • ポータブル環境では「AMP15」、据え置き環境では「AMP16」など、シーンに応じて最適なアンプを選択可能

「DX340」に搭載される「AMP15」の特徴

「DX340」の標準アンプモジュールとして、「AMP15」が搭載されています。
このアンプの最大の特徴は、DC12V電源入力に対応し、Super Gain Modeを活用できる点です。

  • Super Gain Mode使用時の出力:2,150mW+2,150mW(@32Ω)
    • 通常のバッテリー駆動時と比べて、大幅に駆動力が向上
    • 高インピーダンスのヘッドホンも余裕で鳴らせる。

また、AMP15以外にも、既存のAMP12 / AMP13 / AMP14といったモジュールにも対応しており、今後さらに新しいアンプカードがリリースされる予定です。

まとめ:「DX340」の技術と性能のポイント

  1. ディスクリートDAC回路を採用し、DACチップに依存しない自由な音質チューニングを実現。
  2. デュアルバッテリーシステムにより、ノイズを低減し、クリーンで安定した音質を提供。
  3. 交換式アンプモジュールに対応し、ユーザーが好みの音にカスタマイズ可能。
  4. DC12V電源入力とSuper Gain Modeを搭載し、ポータブルと据え置きの両方で最高の音質を実現。

これらの技術が融合することで、「DX340」は「ポータブルDAPの限界を超えたハイブリッド・ハイエンドDAP」として、オーディオファンにとって究極の選択肢となっています。

 

iBasso Audio 「DX340」の音質レビュー

DX340イメージ画像
出典:MUSIN

iBasso Audio 「DX340」は、前モデル「DX320」をベースにしながらも、より立体感のある音場表現と高解像度なサウンドを実現しています。

ここでは、ボーカル表現や空間の広がり、Super Gain Modeによる音質向上、ハーモニックデジタルフィルターの効果について詳しく解説していきます。

声の表現力と空間の広がり

「DX340」の音質の最大の特徴は、ボーカルの定位の明確さと、音場の立体的な広がりです。

これは、ディスクリートDAC回路の高い再現力と、デュアルバッテリーシステムによるクリーンな電源供給によって実現されています。

ボーカル表現の特徴

  • ボーカルが前に出て、非常に明瞭に聴こえる
    • 「DX340」では、特に中域の厚みが増しており、ボーカルがクリアに浮かび上がるような感覚があります。
    • 低域や高域に埋もれることなく、バランスの良い仕上がりになっている。
  • 声のニュアンスが細かく再現される
    • 例えば、ジャズやアコースティック系の楽曲では、ボーカリストの息遣いや声の揺らぎまでもリアルに表現
    • ポップスやロックでは、歌詞が一音一音くっきりと聴き取れる

空間表現の特徴

  • 音場が広く、ライブ感のあるサウンド
    • 「DX340」では、従来のDXシリーズ以上に立体感のある音場表現が可能になっています。
    • オーケストラやライブ音源を聴くと、まるでコンサートホールにいるかのようなリアルな臨場感を体験できる。
  • 楽器の分離感が非常に高い
    • 高い解像度により、各楽器の位置関係が明確に感じられ、混ざり合うことなく、個々の音が際立つ
    • 特にクラシックやジャズでは、ピアノ、バイオリン、ドラムの輪郭が非常に明瞭に聴こえる

Super Gain Modeによる音質向上

「DX340」のもう一つの大きな特徴が、DC12V電源入力による「Super Gain Mode」です。

このモードを使用すると、通常バッテリー駆動時と比較して、音のパワーやダイナミクスが大幅に向上します。

Super Gain Modeの特徴

  1. 出力が大幅に向上(2,150mW+2,150mW @ 32Ω)
    • 通常のポータブルDAPでは駆動が難しい高インピーダンスのヘッドホン(300Ω以上)も余裕でドライブできる。
    • 低インピーダンスのイヤホンでも、より力強いサウンドを楽しめる。
  2. 低域の迫力とスピード感が増す
    • Super Gain ModeをONにすると、低域のアタック感がより鋭く、音の厚みも増す
    • EDMやロックなどのジャンルでは、ベースラインやドラムの重みがより強調され、ダイナミックなサウンドになる。
  3. 高域の透明感が向上
    • DC12V入力により、電源供給が安定することで、高域のノイズが減少し、よりクリアな音質に
    • シンバルの余韻やアコースティックギターの倍音が美しく伸びる。

Super Gain ModeのON/OFFによる音質の違い

項目Super Gain Mode OFF(バッテリー駆動)Super Gain Mode ON(DC12V電源入力)
低域の迫力標準的な厚みより深く、力強いサウンド
中域の表現力明瞭で聴きやすいより細かいニュアンスまで再現可能
高域の透明感クリアだがやや丸みのある音透明感が増し、輪郭がくっきり
音場の広がり標準的な広さより立体的で広がりのあるサウンド
ヘッドホン駆動力低インピーダンス向き高インピーダンスヘッドホンも余裕で駆動

このように、Super Gain ModeをONにすることで、音質がより豊かになり、より臨場感のあるサウンドが楽しめるようになります。

ハーモニックデジタルフィルターの効果

「DX340」には、新たに「ハーモニックデジタルフィルター」が搭載されており、ユーザーが好みに応じて音のキャラクターを調整できる機能が追加されています。

ハーモニックデジタルフィルターとは?

  • FPGA-Master 3.0を活用し、偶数倍音・奇数倍音の強調を調整できるデジタルフィルター
  • イコライザーとは異なり、音の基本的なバランスを変えずに、自然な音の変化を加えることが可能。
  • 5種類の設定(H1~H5)から選択可能で、それぞれ異なる倍音の特性を持つ。

フィルターの設定による音の変化

フィルター設定音の特徴
H1(ニュートラル)最もフラットで、原音に忠実なバランス
H2(偶数倍音強調)音の温かみが増し、アナログ的な響きになる
H3(奇数倍音強調)明瞭度が増し、シャープなサウンドになる
H4(バランス型)偶数・奇数倍音のバランスを取ったサウンド
H5(強調モード)低域と高域がやや強調され、ダイナミックな音に

特に、H2モードを使用すると、ボーカルやアコースティック楽器が温かみのある音に変化し、H3モードでは、解像感がさらに向上して、細かい音の輪郭が際立つといった違いがあります。

このフィルターを活用することで、「DX340」の音を自分好みにカスタマイズできるのが大きな魅力です。

まとめ:DX340の音質のポイント

  1. ボーカル表現が明瞭で、音場が立体的に広がる
  2. Super Gain Modeで、低域の迫力・中域の解像度・高域の透明感が向上
  3. ハーモニックデジタルフィルターにより、音のキャラクターを細かく調整可能

「DX340」は、ポータブルDAPの中でもトップクラスの音質を誇るだけでなく、据え置きレベルの駆動力とカスタマイズ性を備えた究極のプレイヤーと言えます。

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iBasso Audio 「DX340」を使用した私の体験談・レビュー

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iBasso Audio 「DX340」を実際にしばらく使用し、そのサウンドの変化や使用感、日常の中での活用方法を詳しくレビューします。

ここでは、私が感じたリアルな使い心地や、特に印象に残ったポイントを具体的に紹介していきます。

開封してすぐに感じた高級感

「DX340」を開封した瞬間、まず感じたのは圧倒的な高級感です。

ステンレス合金(SUS316)の筐体は、アルミニウム合金製のDAPとは一線を画す重厚な質感を持っています。

第一印象:重厚感と美しいデザイン

  • 手に持った時の重量感がしっかりしていて、「これはハイエンドモデルだ」と感じさせる。
  • ボリュームノブの質感や、背面のデザインの細かい仕上げも非常に美しい。
  • ブルー系のレザーケースが付属しており、これを装着するとよりラグジュアリーな雰囲気に。
  • 指紋が付きやすいのは気になるが、ケースを使えば気にならない。

開封後すぐにSDカードをセットし、お気に入りの楽曲を再生。

第一音を聴いた瞬間、これまでのDAPとは次元の違うサウンドが流れたのが衝撃的でした。

「DX340」の音に圧倒された瞬間

音を出してすぐに感じたのは、「ボーカルの生々しさ」と「広大な音場」です。

ボーカルが驚くほどリアル

  • ボーカルが、まるで目の前で歌っているような臨場感。
  • 音の厚みがあり、息遣いまで感じ取れるほどの繊細な表現力
  • AdeleのディスクリートDAC回路が、音を「生々しく」「立体的」に描き出している。

広大な音場と圧倒的な分離感

  • クラシックを聴いてみると、ピアノの音が非常にクリアで、ホールの響きまでリアルに再現されている。
  • 1音1音の輪郭がシャープで、他の音に埋もれることなく独立している。
  • 楽器の配置が明確に分かり、奥行きのある立体的なサウンドを体感できる。

特に「Super Gain Mode」をONにした際の音の変化は凄まじく、音場がさらに広がり、音の厚みが格段に増したのを感じました。

Super Gain Modeの驚異的な変化

Adeleの最大の特徴のひとつである「Super Gain Mode」。

DC12V電源を接続し、このモードをONにした瞬間、音のパワーと解像度が一気に向上しました。

Super Gain ModeのON/OFF比較

項目OFF(通常バッテリー駆動)ON(DC12V Super Gain Mode)
音の厚みクリアでナチュラル圧倒的な密度と迫力
低音のパワー引き締まった低音さらに深く沈み込み、力強い
中域の解像度しっかり明瞭より細かいニュアンスが聴こえる
高域の伸び滑らかでクリア透明感が増し、音の広がりが強調される
音場の広がり標準的な奥行きより立体的で、ホール感が増す

特に、ジャズやクラシックなどの生楽器を多用する楽曲では、Super Gain Modeの恩恵が絶大でした。

もう何百回と聴いてきたはずの「Bill Evans Trio – Waltz for Debby」を再生すると、ベースの弦の振動や、シンバルの繊細な響きがこれまでにないほどリアルに感じられました。

ハーモニックデジタルフィルターで好みの音に調整

Adeleには「ハーモニックデジタルフィルター」というユニークな機能が搭載されており、自分好みの音質に微調整が可能です。

フィルターを変えてみた感想

フィルター設定音の特徴実際に試した楽曲
H1(ニュートラル)最もフラットで原音に忠実J-POP・アコースティック系
H2(偶数倍音強調)温かみが増し、アナログ的な響きジャズ・クラシック
H3(奇数倍音強調)シャープで明瞭なサウンドロック・エレクトロ
H4(バランス型)偶数・奇数倍音のバランス良しオールジャンル
H5(強調モード)ダイナミックで迫力のある音EDM・HIPHOP

個人的には、ジャズを聴くときはH2モード(偶数倍音強調)、ロックやEDMを聴くときはH3モード(奇数倍音強調)がベストでした。

特にクラシックのバイオリンやピアノでは、H2モードが最も自然で心地よい響きを生み出してくれました。

実際の使用シーン

ポータブルDAPとしての使用感

  • 通勤・通学時に使うにはやや重量があるが、音質は最高。
  • UIの動作はスムーズで、ストリーミングアプリ(Spotify・Apple Music)も快適に使える。

据え置きDAPとしての使用

  • Super Gain ModeをONにし、デスクトップ環境で使用すると、まるでハイエンドの据え置きDAC/アンプを使っているかのような音質。
  • 据え置きとポータブルの両方で高音質を実現できる「ハイブリッドDAP」として最適。

「DX340」を実際に使ってみての感想

  1. ステンレス合金の筐体が美しく、所有感を満たしてくれる
  2. ボーカルが非常にリアルで、音場の広がりが圧倒的
  3. Super Gain ModeをONにすると、まるで据え置き級の音質に進化
  4. ハーモニックデジタルフィルターで、細かい音質調整が可能
  5. ポータブルとしても据え置きとしても使える、最強のハイブリッドDAP

「DX340」は、「ポータブルDAPの枠を超えたフラッグシップモデル」として、最高の音楽体験を提供してくれる製品でした。

 

iBasso Audio 「DX340」に関するQ&A

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※画像はイメージです

iBasso Audio 「DX340」に関して、よく聞かれそうな質問とその回答をまとめました。

前作「DX320」と比べて音質の違いは?

「DX340」は、ディスクリートDAC回路がさらに進化し、よりアナログ的な表現力が向上しています。特に以下の点で「DX320」からの進化が感じられます。

項目DX320DX340
ボーカル表現クリアで自然より立体感があり、前に出る
音場の広がり標準的な奥行きより広く、空間の奥行きが明確に
解像度高精細でクリアさらに細かいニュアンスが聴こえる
低音の厚みタイトで締まりがあるさらに深みが増し、厚みが増強
高域の透明感滑らかで聴きやすいさらに抜けが良く、音の余韻が豊か

特にボーカルの表現力と空間の立体感が格段に向上しているため、「DX320」からの買い替えを検討している方にも十分に価値があるモデルと言えます。

Super Gain ModeをONにすると音質はどれくらい変わる?

Super Gain Mode(DC12V電源入力時)をONにすると、通常のバッテリー駆動時と比べて音の密度・厚み・ダイナミクスが大幅に向上します。

特に以下のような変化を感じました。

  • 音の厚みとパワーが増し、より没入感のあるサウンドに
  • 低音の力強さがアップし、締まりが向上
  • 音場がより広がり、立体感が強調される

高インピーダンスのヘッドホンを使用する場合にはSuper Gain Modeは必須と言えるほどの違いを感じました。自宅で据え置きDAPとして使用する場合、常にSuper Gain ModeをONにするのがオススメです。

「DX340」のサウンドはどんなジャンルに合う?

「DX340」の音質は、非常にニュートラルで解像度が高く、ジャンルを選ばず高音質で再生可能です。特に、以下のような特徴があるため、それぞれのジャンルに最適な表現が可能です。

ジャンルDX340の特性
クラシック広大な音場と繊細な表現力で、オーケストラのスケール感をリアルに再現
ジャズボーカルの艶感や楽器の質感が非常にリアルで、ライブ感が強い
ロック・メタルシャープな輪郭と力強い低音で、迫力のあるサウンド
EDM・HIPHOP低域の深みとダイナミックな音の展開が迫力満点
アコースティックナチュラルな響きとアナログ的な表現力が際立つ

「DX340」ハーモニックデジタルフィルターを活用することで、さらに自分好みの音にカスタマイズできるのも大きな魅力です。

「DX340」は操作しやすい?

「DX340」は、6.0インチのAMOLEDフルスクリーンディスプレイ(1080×2160)を搭載しており、タッチ操作が快適です。また、物理ボタンの配置も直感的で、片手での操作がしやすい設計になっています。

  • ボリュームノブ → 音量調整・電源ON/OFF兼用
  • 右側面のボタン → 「戻る」「再生・停止」「進む」ボタン搭載

さらに、Android OSをベースにしたカスタムUIが採用されており、SpotifyやApple Musicなどのストリーミングアプリもスムーズに利用可能です。

「DX340」はどれくらいのバッテリー持ち?

バッテリー持ちは、使用する設定や環境によって変動します

使用条件バッテリー持続時間
通常バッテリー駆動(標準モード)約11時間
Super Gain Mode(DC12V使用時)DC電源使用のためバッテリー消費なし
ストリーミング再生(Wi-Fi使用時)約9時間

ポータブルとして使用する場合でも、1日十分に持つバッテリー性能を持っています。ただし、高ゲインモードで駆動する場合はバッテリー消費が速くなるため、長時間使用する場合はDC電源を併用すると良いでしょう。

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iBasso Audio 「DX340」レビューのまとめ

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※画像はイメージです

iBasso Audio 「DX340」は、ポータブルDAP(デジタルオーディオプレイヤー)の枠を超えた、まさに据え置き級の音質を持つフラッグシップモデルです。

この記事では、「DX340」の特徴や技術、音質、使い勝手を詳しく解説してきましたが、ここではその総括として、特に優れているポイントと購入を検討する際の注意点を整理していきます。

「DX340」の総評:特に優れているポイント

「DX340」の魅力を一言で表すなら、「ポータブルと据え置きの両方を極めた究極のDAP」です。

特に以下の点が、他のDAPと比べて圧倒的に優れています。

① ディスクリートDAC回路による圧倒的な音質

  • 既製品のDACチップを使用せず、完全オリジナルのディスクリートDACを搭載
  • 一音一音の再現力が高く、音の解像度、滑らかさ、アナログ的な表現力が向上
  • 低音の沈み込み、中域の厚み、高域の透明感のバランスが絶妙。

② Super Gain Modeによる圧倒的な駆動力

  • DC12V電源入力を使用すると、通常のバッテリー駆動では実現できない高出力を発揮
  • 最大**2,150mW+2,150mW(@32Ω)**の駆動力で、高インピーダンスのヘッドホンでも余裕で鳴らせる
  • 音場がさらに広がり、より立体感のあるサウンドが楽しめる。

③ 交換式アンプモジュールでカスタマイズ性が高い

  • 標準で**「AMP15」**を搭載し、AMP12 / AMP13 / AMP14など既存のモジュールとも互換性あり。
  • 今後も新しいアンプモジュールが登場する可能性があり、音質のアップグレードが可能

④ ハーモニックデジタルフィルターによる音のカスタマイズ

  • 偶数倍音・奇数倍音を調整できる新機能「ハーモニックデジタルフィルター」を搭載。
  • **5つのプリセット(H1~H5)**から選択可能で、音のキャラクターを自由に変えられる。
  • クラシック、ジャズ、ロックなど、ジャンルごとに最適な設定を楽しめる

⑤ 高級感あふれるデザインと優れた操作性

  • **ステンレス合金(SUS316)**を採用し、アルミ合金よりもさらに高級感のある仕上がり。
  • 6.0インチ AMOLED(有機EL)フルスクリーンディスプレイで、視認性が高く、タッチ操作も快適。
  • 物理ボタンやボリュームノブの操作感がしっかりしており、使い勝手が抜群

「DX340」を購入する際の注意点

「DX340」は最高峰のDAPですが、いくつか購入前に知っておくべきポイントもあります。

① 価格が高め(約28万円)

「DX340」は定価約28万7100円(税込)と、DAPの中でもかなり高額なモデルです。

しかし、音質・機能・設計を考えると、価格に見合った価値があることは間違いありません。

また、据え置き級の音質を持つため、高級ヘッドホン・イヤホンと組み合わせることで、その実力を最大限に発揮できます。

② やや重量がある(約486g)

「DX340」は、一般的なDAPと比べるとやや重い(約486g)ため、持ち運び用途としては少し注意が必要です。

ただし、この重量がステンレス合金の高級感や音質の安定感につながっているので、ポータブルというよりは「持ち運び可能な据え置き機」として考えるのがベスト

③ 指紋が付きやすい(ステンレスボディの特性)

「DX340」のステンレス合金ボディは美しい反面、指紋や汚れが目立ちやすいというデメリットがあります。

しかし、付属の専用レザーケースを使用すれば、この問題は気にならなくなります。

④ DC12V電源を使わないとSuper Gain Modeが使えない

Super Gain ModeはDC12V電源入力を使用した時のみ動作するため、ポータブル環境では通常のバッテリー駆動となります。

ただし、バッテリー駆動でも十分に高音質で、Super Gain Modeはあくまで「さらに音を極めたい人向けのオプション」と考えれば問題ありません。

「DX340」はどんな人におすすめ?

「DX340」は、音質にとことんこだわる人や、据え置き機とポータブル機の両方でハイエンドなサウンドを楽しみたい人に最適です。

✅ DX340をおすすめする人

最高峰のポータブルDAPを求めている
Super Gain Modeで据え置き級の音質を体験したい
ディスクリートDACの自然なサウンドを楽しみたい
アンプモジュールを交換し、好みに合わせてカスタマイズしたい
ストリーミング音楽(Spotify・Apple Music)も高音質で楽しみたい
音場の広がりやボーカルの表現力を重視する

❌ DX340をおすすめしない人

コンパクトで軽いDAPを求めている(重量が約486g)
できるだけ安価なDAPを探している(約28万円)
据え置き用途ではなく、完全ポータブル用途で使いたい


まとめ:「DX340」は究極のハイブリッドDAP!

「DX340」は、iBasso Audioの技術の粋を集めた最高峰のハイエンドDAPです。

ディスクリートDAC回路で極限まで透明感のある音質を実現
Super Gain Modeを使えば、据え置き級の駆動力と音場の広がりを楽しめる
交換式アンプモジュール&ハーモニックデジタルフィルターで、音のカスタマイズ性が抜群
ステンレス合金の筐体が美しく、高級感と耐久性を兼ね備えている
ポータブルとしても、据え置き機としても使える最強のDAP

価格は高めですが、オーディオの究極を追求したい人にとって、間違いなく最高の選択肢の一つです。
「DX340が1台あれば、もう他のDAPは必要ない」と思わせるほどの完成度を誇ります。

iBasso Audio 「DX340」レビューの総括

iBasso Audio 「DX340」は、ポータブルと据え置きの両方を極めた究極のハイブリッドDAPです。

ディスクリートDAC回路による圧倒的な音質、Super Gain Modeの高出力、交換式アンプモジュールによるカスタマイズ性など、これまでのDAPの常識を超えた革新的な設計が施されています。

価格は約28万円と高額ですが、その価値に見合う圧倒的なクオリティと音楽体験を提供してくれる1台です。

「ポータブルと据え置きの両方で最高の音を求める人」にとって、最適なDAPの一つと言えるでしょう。

オーディオの新たな次元を体験したい方は、ぜひ「DX340」を手に取ってみてください

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