iBasso Audio 「Nunchaku」徹底レビュー!真空管搭載ドングルDACの音質・使い勝手を解説

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近年、ポータブルオーディオ市場では高音質なドングルDACが次々と登場し、スマートフォンやPCと組み合わせて手軽にハイレゾ音源を楽しめる環境が整ってきました。

そんな中、iBasso Audio 「Nunchaku」は、業界初の真空管アンプ搭載というユニークな特徴を持ったドングルDACとして注目を集めています。

これまでにもiBasso Audioの「DC Elite」などの高音質DACが人気を博してきましたが、「Nunchaku」はそのコンセプトを受け継ぎつつ、新たな次元のサウンドを提供する製品となっています。

特に、真空管アンプならではの温かみのあるサウンドと、AB級アンプモードの切り替えによる音質の多様性が魅力です。

この記事では、「Nunchaku」の基本スペックやデザイン、音質の特徴、実際の使用感を詳しくレビューし、「DC Elite」との違いも比較しながら、その魅力を徹底解説していきます。

真空管アンプの音をポータブル環境で楽しめるのか?スマホと組み合わせて実用性は十分か?

気になる点を詳しくチェックしていきます。

 

  1. iBasso Audio 「Nunchaku」とは?
    1. 「Nunchaku」の基本スペック
    2. 真空管アンプ搭載の魅力とは?
    3. 「DC Elite」との違いを比較
  2. iBasso Audio 「Nunchaku」のデザインと外観
    1. 高級感あるデザインとカラーバリエーション
    2. ディスプレイ搭載による利便性向上
    3. 付属アクセサリーと実用性
    4. デザインと外観まとめ
  3. iBasso Audio 「Nunchaku」の音質の特徴とモードの違い
    1. チューブモード(真空管アンプ)の音質
    2. AB級アンプモードの音質との比較
    3. 音質の特徴とモードの違いまとめ
  4. iBasso Audio 「Nunchaku」の使用感と携帯性
    1. スマホとの接続と携帯性の課題
    2. バッテリー消費と発熱の影響
    3. 音量調整やノイズの影響は?
    4. 使用感と携帯性まとめ
  5. iBasso Audio 「Nunchaku」を使用した私の体験談・レビュー
    1. 初めて「Nunchaku」を手にしたときの印象
    2. スマホやPCとの接続と使いやすさ
    3. チューブモード vs AB級モードの違いを実感
    4. 実際の使用シーン(外出先や自宅での使い方)
    5. 使用してみた感想まとめ
  6. iBasso Audio 「Nunchaku」に関するQ&A
    1. 「Nunchaku」の主な特徴は何ですか?
    2. 「Nunchaku」はどのようなデバイスで使えますか?
    3. 「Nunchaku」のカラーバリエーションはありますか?
    4. 「Nunchaku」のチューブモードとAB級モードの違いは何ですか?
    5. 真空管を搭載しているとのことですが、寿命はどれくらいですか?
    6. 真空管を搭載していることで、ノイズの影響はありますか?
    7. スマホと接続したときに使いやすいですか?
    8. バッテリー消費はどれくらいですか?
    9. 発熱はありますか?
    10. コスパは良いですか?
  7. iBasso Audio 「Nunchaku」レビューのまとめ
    1. 総合評価
    2. 「Nunchaku」の強み・弱み
    3. 「Nunchaku」はこんな人におすすめ!
    4. iBasso Audio 「Nunchaku」レビューの総括

iBasso Audio 「Nunchaku」とは?

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iBasso Audio 「Nunchaku」は、業界初の真空管アンプ搭載ドングルDACとして注目を集めているオーディオ製品です。

スマートフォンやPCと接続することで、イヤホンやヘッドホンの音質を向上させるDAC(デジタル-アナログコンバーター)としての基本機能を持ちながら、真空管ならではの温かみのあるアナログライクな音を楽しめる点が最大の特徴です。

また、iBasso Audioの人気機種「DC Elite」のデザインを踏襲しながらも、内部構造やサウンド設計は大きく異なり、2種類のアンプモードを切り替えられるなど、用途に応じた音作りが可能なハイエンド向けドングルDACとなっています。

「Nunchaku」の基本スペック

「Nunchaku」の詳細なスペックは以下の通りです。

項目スペック詳細
DACチップCirrus Logic CS43198 ×2(デュアル構成)
アンプRaytheon JAN6418 真空管アンプ(デュアル) & AB級トランジスタアンプ
出力端子3.5mmシングルエンド / 4.4mmバランス
最大出力525mW(32Ω負荷時)
ボリューム調整デジタルボリューム(0~100段階)
ディスプレイOLEDディスプレイ搭載
フィルター5種類のデジタルフィルター
消費電力約120mA(低消費電力設計)
重量約50g(DC Eliteより軽量)
付属品USB-C to Cケーブル、USB-C to Lightningケーブル、専用レザーケース
価格約52,000円

真空管アンプとAB級アンプの2つのモードを搭載し、シーンや好みに応じた音の変化を楽しめる点が大きな魅力です。


真空管アンプ搭載の魅力とは?

「Nunchaku」の最大の特徴は、Raytheon JAN6418 真空管をデュアル搭載している点です。

通常、ドングルDACやDAP(デジタルオーディオプレイヤー)にはトランジスタ型のアンプが採用されますが、「Nunchaku」ではあえて真空管アンプを搭載することで、アナログライクで温かみのあるサウンドを実現しています。

真空管アンプの特徴

  1. 柔らかく滑らかな音質
    • 角の取れたマイルドなサウンドで、長時間のリスニングでも疲れにくい
    • 特にボーカルやアコースティック楽器の表現力が豊か
  2. 豊かな倍音と余韻
    • 真空管ならではの自然な倍音成分が加わり、音の深みや広がりが増す
    • ジャズやクラシック、バラードなどに最適
  3. 独自の温かみのある音色
    • 一般的なトランジスタアンプよりもアナログ感が強く、心地よい響きを持つ
    • いわゆる「ローファイ感」のある、ノスタルジックな音作りが可能

しかし、真空管アンプにはいくつかのデメリットもあります。

真空管アンプのデメリット

  1. 寿命がある
    • 真空管は消耗品であり、長期間の使用で性能が劣化する
    • 一般的には約5000時間の寿命とされるが、ポータブル機器ならそこまで気にしなくてもOK
  2. 発熱がある
    • 使用中に少し温かくなるが、「Nunchaku」では温度上昇が抑えられている
  3. ノイズの影響を受けやすい
    • 振動による「マイクロフォニックノイズ」(キーンという高音ノイズ)が発生することがある
    • ただし、「Nunchaku」は対策が施されており、ほとんど気にならないレベル

このように、真空管アンプはデメリットもあるものの、「Nunchaku」では最新の技術でノイズを最小限に抑え、手軽に真空管サウンドを楽しめる設計になっています。

「DC Elite」との違いを比較

「Nunchaku」は、iBasso AudioのハイエンドドングルDAC「DC Elite」とデザインが似ていますが、内部設計や音作りの方向性が異なるため、用途や好みに応じて選ぶことが重要です。

スペック比較表

項目NunchakuDC Elite
DACチップCS43198 ×2ROHM BD34301EKV
アンプ真空管(JAN6418)& AB級トランジスタ
最大出力525mW(32Ω)280mW(32Ω)
音質傾向温かみ・柔らかさ・余韻高解像度・広いレンジ
ボリューム制御デジタルボリューム24段階アナログボリューム
ディスプレイあり(音量・設定表示可)なし
重さ約50g約60g

主な違い

  • 音質の方向性
    • Nunchaku → 温かく滑らか、アナログライクなサウンド
    • DC Elite → 高解像度で情報量が多く、シャープなサウンド
  • ボリューム制御
    • Nunchaku → デジタルボリュームで細かい音量調整が可能
    • DC Elite → アナログボリュームだが、操作時にノイズが発生する
  • ディスプレイの有無
    • Nunchaku → ディスプレイ搭載で、音量や設定変更が視覚的に可能
    • DC Elite → ディスプレイなし、設定変更は本体ボタン操作のみ
  • 出力と駆動力
    • Nunchaku525mWの高出力で、大型ヘッドホンも余裕で駆動できる
    • DC Elite280mWと控えめな出力だが、レンジの広い音作り

価格面でも約2万円の差があり、よりニュートラルで情報量の多いサウンドを求めるなら「DC Elite」、温かみのあるアナログサウンドを楽しみたいなら「Nunchaku」という選び方になります。

 

iBasso Audio 「Nunchaku」のデザインと外観

Nunchakuイメージ画像
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iBasso Audio 「Nunchaku」は、ハイエンドオーディオブランドiBasso Audioが開発したドングルDACの最新モデルです。

そのデザインは、同ブランドの上位機種「DC Elite」と非常によく似ていますが、細部にわたる工夫や機能の違いがあり、単なるリデザインではなく、より使いやすく進化したモデルとなっています。

ここでは、「Nunchaku」のデザインと外観に注目し、以下の3つのポイントについて詳しく解説していきます。

  1. 高級感あるデザインとカラーバリエーション
  2. ディスプレイ搭載による利便性向上
  3. 付属アクセサリーと実用性

高級感あるデザインとカラーバリエーション

全体デザインの特徴

「Nunchaku」は、一般的なドングルDACよりも高級感と堅牢性を重視したデザインが採用されています。

具体的な特徴は以下の通りです。

  • アルミニウム合金製の筐体
    • 高剛性の金属筐体を使用し、傷や衝撃に強い設計
    • 触り心地は滑らかで、手に持ったときの重厚感がある
    • 内部の真空管が透けて見える半透明バックパネルを採用し、視覚的にも楽しめるデザイン
  • コンパクトながらしっかりしたサイズ感
    • サイズ: 約65mm×34.6mm×15mm
    • 重量: 約50g(DC Eliteより約10g軽量)
    • 片手で持ちやすく、ポータブルDACとして携帯性を維持

カラーバリエーション

「Nunchaku」には、2種類のカラーバリエーションが用意されています。

  1. シルバー(グレー)
    • DC Eliteと同じような落ち着いたカラー
    • 高級感とシンプルなデザインが魅力
  2. レッド(深みのある赤色)
    • 黒みがかったシックなレッドカラー
    • エフェクトの効いたレッドが所有欲を満たす
    • DC Eliteと一目で見分けがつくカラーリング

「DC Elite」は基本的に1色(グレー)のみだったため、「Nunchaku」は「デザイン性」や「カラーバリエーションの選択肢」という点でも強化されていることがわかります。

ディスプレイ搭載による利便性向上

「Nunchaku」の最大の進化点のひとつが、OLEDディスプレイの搭載です。

ディスプレイの役割

「DC Elite」にはディスプレイがなかったため、設定の変更や音量の確認はすべて本体ボタン操作とLEDインジケーターで行う必要がありました。

しかし、「Nunchaku」ではディスプレイが搭載されたことで、以下の情報が視覚的に確認・操作可能になりました。

  • 音量レベル(0~100段階)
    • 細かい音量調整が可能で、現在の音量が数値で表示される
    • 「DC Elite」は24段階のアナログボリュームだったが、「Nunchaku」はデジタルボリュームで細かく調整可能
  • アンプモードの切り替え(チューブモード / AB級モード)
    • ディスプレイ上で現在のモードが確認できる
    • ボタン操作だけで瞬時にモードを変更できるため、使い勝手が向上
  • デジタルフィルターの切り替え
    • 5種類のフィルター設定を選択可能(音の傾向を微調整)
    • フィルター名や設定内容がディスプレイ上に表示されるため、調整が簡単
  • ゲイン設定(LOW / HIGH)
    • イヤホン・ヘッドホンの種類に応じて適切なゲインを選択可能
    • ゲイン設定が表示されるため、切り替えが直感的に行える

ボリュームノブの改善

「Nunchaku」のボリュームノブは、「DC Elite」よりも「操作性重視」の設計になっています。

  • ボリュームノブの押し込み機能
    • 短押し: ディスプレイのオン/オフ
    • 長押し: 設定メニューを開く
  • ボリュームノブの質感
    • 「DC Elite」は「コリコリとした高級感のある回し心地」だったが、「Nunchaku」はやや軽めのクリック感がある仕様
    • 軽めに回せるため、音量調整がスムーズ

全体的に、「DC Elite」よりもユーザーインターフェースが洗練され、直感的な操作が可能になっています。

付属アクセサリーと実用性

「Nunchaku」には、最初から豊富なアクセサリーが付属しており、追加投資なしでiPhoneやAndroid、PCなど様々なデバイスで使用可能です。

付属品一覧

  1. 専用レザーケース
    • しっかりとした作りで、本体を保護できる
    • 背面が開いており、内部の真空管が見えるデザイン
    • 「DC Elite」ではグリーンだったが、「Nunchaku」はマスタードイエローの配色
    • デザインの好みは分かれるが、レザーの質感は高級感がある
  2. USB-C to Cケーブル
    • スマホやPCに接続するための標準的なUSB-Cケーブル
    • 太すぎず、取り回しがしやすい設計
  3. USB-C to Lightningケーブル
    • iPhone 15以前のモデルにも対応(追加投資なしで使用可能)
    • Appleユーザーには嬉しいポイント
  4. USB-C to Aアダプター
    • PCやMacとの接続がスムーズ
    • イヤホン・ヘッドホンだけでなく、PCオーディオ環境にも最適

実用性について

  • 「ケースの色が派手すぎる」という意見も?
    • マスタードイエローのカラーは個性的で、好き嫌いが分かれる
    • しかし、質感はしっかりしており、傷防止には十分
  • 「サイズ感はやや大きめ」だが持ち運びは可能
    • 「DC Elite」と比べると10g軽量化されているが、一般的なドングルDACよりは大きめ
    • スマホと直結すると少し邪魔になるため、マグセーフポケットなどの活用が推奨
  • 「スマホと接続時に邪魔にならない工夫が必要」
    • 直接スマホに挿すとブラブラしてしまうため、スマホと一体化できるケースなどを活用すると快適

デザインと外観まとめ

「Nunchaku」のデザイン面での進化は以下の3点に集約されます。

  1. 高級感と実用性を兼ね備えたデザイン
    • アルミニウム筐体+透明バックパネルで、真空管を視覚的に楽しめる
    • 「DC Elite」よりも軽量化し、携帯性が向上
  2. ディスプレイ搭載で操作性が向上
    • 音量、モード、フィルターの変更が視覚的にわかるため、直感的に使いやすい
    • ボリュームノブの押し込み機能で、シンプルな操作が可能
  3. 豊富な付属品で幅広いデバイスに対応
    • iPhone対応のLightningケーブルが付属
    • USB-C to Aアダプターもあるため、PCユーザーにも便利

 

iBasso Audio 「Nunchaku」の音質の特徴とモードの違い

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出典:MUSIN

iBasso Audio 「Nunchaku」の最大の魅力は、その音質の多様性にあります。

本機は、一般的なドングルDACとは異なり、「真空管アンプ(チューブモード)」と「AB級アンプ(トランジスタ)」の2つのアンプモードを搭載しており、スイッチ1つで音のキャラクターを切り替えることができます。

ここでは、「Nunchaku」の音質の特徴について、以下のポイントを詳しく解説します。

  1. チューブモード(真空管アンプ)の音質
  2. AB級アンプモードの音質との比較
  3. 推奨イヤホン・ヘッドホンとの相性

チューブモード(真空管アンプ)の音質

「Nunchaku」の最大の特徴はRaytheon JAN6418真空管をデュアル搭載したチューブモードです。

このモードでは、真空管特有の温かみとアナログ感のある音質を楽しむことができます。

🔹音質の特徴

  • 全体の印象
    • 柔らかく、角の取れた丸みのあるサウンド
    • デジタル感が少なく、滑らかでアナログ的な響き
    • 余韻や空気感が豊かになり、心地よい音の広がりを感じる
  • 高域
    • 刺さるようなシャープさがなく、耳に優しい音
    • ハイトーンの楽器(トランペット・ヴァイオリンなど)に艶感が加わる
    • 音の減衰が自然で、なめらかな印象
  • 中域
    • ボーカルやアコースティック楽器の響きが豊かで、温かみがある
    • 特に女性ボーカルのしっとりとした表現力が増す
    • ギターやピアノの音に厚みが加わり、より感情的な響きになる
  • 低域
    • 量感は控えめだが、深みと余韻が増す
    • ドラムのキック音やベースラインが滑らかに響く
    • 柔らかさがありつつも、締まりのある低音

🔹音質のメリット・デメリット

項目チューブモードの特徴
メリット温かみのあるアナログライクな音 / ボーカルが美しく聴こえる / 余韻が心地よい
デメリット低域のパンチ力は控えめ / 鮮明な解像度を求める人には物足りない可能性

チューブモードは、特にクラシック・ジャズ・バラードなどのしっとりした楽曲に適しています。

また、デジタル臭さを消して、よりナチュラルな音を求める人に最適なモードです。

AB級アンプモードの音質との比較

「Nunchaku」にはAB級アンプモードも搭載されており、これは従来のトランジスタ型アンプに近い音作りとなっています。

このモードでは、スピード感と解像度の高さを活かしたシャープなサウンドが特徴です。

🔹音質の特徴

  • 全体の印象
    • チューブモードと比べると、明瞭でシャープな音
    • ディテールが際立ち、解像度が高い
    • よりフラットでニュートラルな音作り
  • 高域
    • クリアで明瞭なサウンド
    • シンバルやハイハットの金属的な響きが強調される
    • チューブモードよりもダイレクトな音の立ち上がり
  • 中域
    • クセがなく、ナチュラルでバランスの取れたサウンド
    • ボーカルは前に出すぎず、楽器と調和するイメージ
    • 若干、硬質な印象もある
  • 低域
    • 締まりがあり、タイトな低音
    • 低域のキレが良く、スピード感のあるサウンド
    • 低音がダブつかず、キレのあるビート感を感じる

🔹チューブモードとの比較

項目チューブモード(真空管)AB級モード(トランジスタ)
音のキャラクター温かく、滑らかシャープで明瞭
解像度若干控えめ(柔らかい)高解像度(シャープな輪郭)
音の余韻豊かで広がりがあるタイトで切れ味が良い
低域深みと余韻がある締まりがあり、スピード感がある
向いている音楽クラシック / ジャズ / バラードポップス / ロック / EDM

AB級モードは、EDM・ロック・ポップスなどのスピード感のある楽曲に適しています。

「よりハイファイでクッキリとした音を楽しみたい人」には、このモードが最適です。

音質の特徴とモードの違いまとめ

「Nunchaku」は、チューブモードとAB級モードを切り替えることで、「ウォームなアナログサウンド」と「クリアで解像度の高いサウンド」を1台で楽しめるのが最大の魅力です。

どちらのモードも優れており、楽曲やイヤホン・ヘッドホンに合わせて使い分けることで、オーディオの楽しみ方が広がります。

 

iBasso Audio 「Nunchaku」の使用感と携帯性

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出典:MUSIN

iBasso Audio 「Nunchaku」は、ポータブル環境で高音質を楽しめるドングルDACとして設計されていますが、サイズ感や消費電力、操作性など、実際の使用感にはいくつかのポイントがあります。

ここでは、以下の3つの観点から「Nunchaku」の携帯性と使いやすさについて詳しく解説します。

  1. スマホとの接続と携帯性の課題
  2. バッテリー消費と発熱の影響
  3. 音量調整やノイズの影響は?

スマホとの接続と携帯性の課題

🔹サイズと持ち運びやすさ

「Nunchaku」のサイズは、一般的なドングルDACと比較するとやや大きめです。

特に、スマホと直結すると本体がぶら下がる形になり、取り回しが気になる点があります。

項目Nunchaku一般的なドングルDAC
長さ約65mm約50mm
厚み約15mm約10mm
重量約50g約25g

本体が大きめのため、スマホと組み合わせて使う際には、別途工夫が必要になります。

🔹スマホとの接続時の課題

① 直挿しすると本体がぶら下がる
  • スマホと直結すると、本体がケーブルの先でブラブラする状態になる
  • 操作時にDACが揺れてしまい、使いにくい
② スマホと一緒にポケットに入れると干渉する
  • イヤホンジャック部分と干渉しやすく、傷がつくリスクがある
  • 大きめの本体が邪魔になり、収納しづらい
③ 解決策:マグネットポケットの活用

スマホとDACをスマートに持ち運ぶために、「MagSafe対応のダックポケット」を活用すると便利です。

このようなアクセサリーを活用すれば、「Nunchaku」をより快適に使うことができます。

バッテリー消費と発熱の影響

「Nunchaku」は、ポータブルDACとしては比較的消費電力を抑えた設計ですが、スマホと接続して使う場合、バッテリーの減りが早くなる点には注意が必要です。

🔹バッテリー消費量の比較

「Nunchaku」と「DC Elite」のバッテリー消費量を比較すると、以下のような結果になります。

項目Nunchaku(チューブモード)Nunchaku(AB級モード)DC Elite
30分使用時のスマホ電池消費約5%約4%約6%
消費電力約120mA約100mA約150mA
  • チューブモード(真空管アンプ)はAB級モードよりも消費電力がやや高い
  • DC Eliteよりは電力効率が良いため、バッテリーの減りは比較的抑えられている

① バッテリー消費を抑える方法

  • ハイレゾ音源(DSDやFLAC)ではなく、標準的なAACやMP3を使う
  • スマホの画面をオフにする(ディスプレイ点灯は意外とバッテリーを消費する)
  • スマホと接続する時間を必要最低限にする(長時間リスニングならモバイルバッテリー必須)

② 発熱の影響

真空管アンプを搭載しているため、長時間の使用で発熱することがあります。

使用時間Nunchakuの発熱状態
30分以内ほとんど温度上昇なし
1時間使用ほんのり温かくなる程度
2時間以上明確に温かさを感じる(特にチューブモード)
  • 発熱はそこまで強くなく、冬場はむしろ快適
  • 夏場にポケットに入れて長時間使用すると、やや気になることもある

音量調整やノイズの影響は?

「Nunchaku」では、デジタルボリューム制御が採用されており、細かい音量調整が可能です。

🔹音量調整の快適さ

  • 0~100のデジタルボリュームを採用し、細かく音量調整が可能
  • DC Eliteのアナログボリュームよりもスムーズ
  • ボリュームノブを押し込むことでメニュー操作が可能
DC Eliteとの違い
項目Nunchaku(デジタルボリューム)DC Elite(アナログボリューム)
音量調整の細かさ100段階24段階
操作時のノイズなしノブを回すと一瞬ノイズが入る
使いやすさ直感的で調整しやすい音質重視だが操作が面倒

デジタルボリュームのため、「DC Elite」のような「音量変更時のノイズ」は発生しないため、操作性は向上しています。

🔹ノイズの影響

「Nunchaku」では、真空管アンプの特性上、いくつかのノイズが発生する可能性があります。

① ホワイトノイズ
  • 基本的にはほとんど感じないレベル
  • 高感度なイヤホン(IE900など)を使用すると、ごくわずかに「サーッ」という音が聞こえることがある
② マイクロフォニックノイズ
  • 真空管アンプでは「キーン」というノイズが発生することがある
  • しかし、「Nunchaku」ではこの問題がしっかり対策されており、ほぼ気にならないレベル
③ 通信ノイズ
  • スマホの電波を拾いやすいため、Wi-Fiやモバイル通信をオフ(機内モード)にするとノイズが減る
  • 「ビビッ」「ブブッ」といった電波干渉ノイズが入ることがあるため、音楽再生時はスマホの通信を抑えるのがベスト

使用感と携帯性まとめ

「Nunchaku」の使用感や携帯性について、まとめると以下のようになります。

  1. スマホとの接続時に「ブラブラする問題」がある
    • DACポケットなどのアクセサリーを活用すれば解決可能
  2. バッテリー消費はAB級モードよりチューブモードの方が若干高い
    • ただし、「DC Elite」よりは電力効率が良い
  3. 音量調整は「DC Elite」よりもスムーズで、操作時のノイズが発生しない
    • 100段階のデジタルボリュームで細かく調整可能
  4. ノイズの影響は最小限に抑えられている
    • ただし、スマホの電波干渉には注意が必要
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iBasso Audio 「Nunchaku」を使用した私の体験談・レビュー

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※画像はイメージです

iBasso Audio 「Nunchaku」を実際に使用し、スマホとの接続や音質の違い、日常の使い勝手などを細かく検証しました。

ここでは、私自身の体験をもとに、「Nunchaku」のリアルな使用感をお伝えします。

初めて「Nunchaku」を手にしたときの印象

🔹デザインの第一印象

「Nunchaku」を箱から取り出した瞬間、「思ったよりコンパクト!」と感じました。

「DC Elite」と比較するとわずかに小さく、重量も50gと軽量化されているため、携帯性が向上しているのが分かります。

また、アルミニウム筐体の高級感と、背面の半透明デザインから見える真空管の光が、オーディオ好きの所有欲をしっかり満たしてくれるデザインになっています。

  • シルバー(グレー)とレッドのカラーバリエーションがあり、レッドの方が個性的で所有感が高い
  • 「真空管が光る」のが視覚的にも楽しめる → 音楽を聴いているときの満足感がアップ
  • 「DC Elite」よりもシンプルなデザイン → ディスプレイ搭載で操作性が向上

開封時の第一印象としては、「見た目のクオリティが高い」「DC Eliteよりも使いやすそう」と感じました。

スマホやPCとの接続と使いやすさ

🔹スマホとの接続

iPhone 14 Proと接続して使用しましたが、USB-C to Lightningケーブルが付属しているため、追加のアクセサリーを購入する必要がなく、すぐに使えるのが好印象でした。

ただし、以下の点が気になりました。

  • スマホに直挿しすると、本体がブラブラして少し邪魔
  • ズボンのポケットにスマホと一緒に入れると、「Nunchaku」が干渉して操作しにくい
  • MagSafeのDACポケット(LUPHIE DACポケット)を活用することで、スマホと一体化できて快適に使えた

🔹PCとの接続

MacBook Airと接続して使用したところ、ドライバー不要で即認識され、ハイレゾ音源の再生もスムーズでした。

特に、ディスプレイ付きで音量やモードの変更が一目で分かるため、PCオーディオ環境でも非常に便利に感じました。

チューブモード vs AB級モードの違いを実感

実際にチューブモードとAB級モードを切り替えながら、楽曲ごとの違いを検証しました。

🔹チューブモードで聴いた感想

✅ ボーカルの温かみが増し、自然な響きが気持ち良い
✅ アコースティックギターやピアノの音が、まろやかで余韻のある音になる
✅ 低音の量感は控えめだが、深みがあり、クラシックやジャズに最適

🔹AB級モードで聴いた感想

✅ 低域の締まりが良くなり、音のキレが向上
✅ 高解像度でシャープなサウンドになり、ポップスやロックに最適
✅ EDMやロックでは、チューブモードよりも迫力があり、メリハリのある音に変化

実際の使用シーン(外出先や自宅での使い方)

外出先での使用

  • バスや電車の中では、ややサイズが気になる(DACポケット推奨)
  • バッテリー消費は意外と少なく、長時間の使用が可能
  • カフェなど静かな環境でのリスニングには最適

自宅での使用

  • PCオーディオとしても優秀(ハイレゾ音源の再生がスムーズ)
  • デスクトップスピーカーと組み合わせると、音質が向上
  • ヘッドホン駆動力が高いため、大型ヘッドホンも快適に使用できる

使用してみた感想まとめ

🎯 「Nunchaku」の体験から感じたポイント

  1. デザイン&携帯性: 高級感があり、所有欲を満たすが、スマホと直結するとやや邪魔
  2. 接続&操作性: ディスプレイ付きで直感的に使いやすい(特にPC接続時に便利)
  3. 音質: チューブモードは温かみ、AB級モードは解像度重視の音作りができる
  4. イヤホン・ヘッドホンとの相性: モードごとに音質が大きく変わるため、幅広い機種で楽しめる
  5. 実際の使用感: 外出先でも十分使えるが、スマホとの持ち運びには工夫が必要

 

iBasso Audio 「Nunchaku」に関するQ&A

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※画像はイメージです

iBasso Audio 「Nunchaku」に関して、よく聞かれそうな質問とその回答をまとめました。

「Nunchaku」の主な特徴は何ですか?

「Nunchaku」は、業界初の真空管アンプ搭載ドングルDACです。以下の特徴があります。

  • 真空管(JAN6418)搭載のチューブモード → 温かみのあるアナログライクな音質
  • AB級モード → シャープで高解像度なサウンド
  • Cirrus Logic CS43198をデュアル搭載 → クリアで繊細な音
  • 最大525mW(32Ω)の高出力 → ヘッドホンも余裕で鳴らせる
  • OLEDディスプレイ搭載 → 音量や設定を視覚的に確認できる
  • USB-C & Lightning対応 → スマホやPCと簡単に接続可能

「Nunchaku」はどのようなデバイスで使えますか?

「Nunchaku」は、以下のデバイスと互換性があります。
スマホ(iPhone / Android) → USB-C / Lightning接続対応
PC(Windows / Mac) → USB-C to Aアダプターで接続可能
タブレット(iPad / Androidタブレット)
ゲーム機(PS5 / Switch) → UAC 1.0非対応のため使用不可

「Nunchaku」のカラーバリエーションはありますか?

シルバー(グレー)とレッドの2種類が用意されています。

  • シルバー(グレー) → 落ち着いた高級感のあるカラー
  • レッド → 黒みがかった深みのあるシックな赤(個性的なデザイン)

「Nunchaku」のチューブモードとAB級モードの違いは何ですか?

「Nunchaku」は、2つの異なるアンプモードを搭載しています。

項目チューブモード(真空管)AB級モード(トランジスタ)
音のキャラクター温かく滑らかシャープでフラット
解像度柔らかいがナチュラルクリアでディテールが際立つ
低域深みと余韻がある締まりがあり、タイトな低音
向いている音楽クラシック / ジャズ / バラードポップス / ロック / EDM

ボーカルやアコースティックなら「チューブモード」、ロックやEDMなら「AB級モード」が最適!

真空管を搭載しているとのことですが、寿命はどれくらいですか?

「Nunchaku」に搭載されているRaytheon JAN6418真空管の寿命は約5000時間とされています。

  • 1日3時間使用した場合、約4〜5年ほど使用可能
  • ポータブルDACとしては、ほぼ気にしなくて良いレベルの寿命
  • 劣化しても徐々に変化するため、突然使えなくなることはほぼない

真空管を搭載していることで、ノイズの影響はありますか?

いくつかのノイズの影響を受ける可能性がありますが、適切に対策されています

ホワイトノイズ → ほぼ感じないレベル(高感度イヤホンだと微量に聞こえる可能性あり)
マイクロフォニックノイズ(キーン音) → 強い振動を与えなければほぼ発生しない
通信ノイズ → スマホのモバイル通信をオフにすると改善

実際に使ってみた限りでは、ノイズはほぼ気にならないレベルでした!

スマホと接続したときに使いやすいですか?

直挿しすると本体がブラブラするため、以下の対策をすると快適に使えます。

MagSafe対応DACポケットを使う(LUPHIE DACポケット推奨)
短めのUSB-Cケーブルを使う
スマホと一緒にポケットに入れない(干渉するため)

アクセサリーを活用すれば快適に使えます!

バッテリー消費はどれくらいですか?

チューブモードとAB級モードで消費電力が異なります。

項目Nunchaku(チューブモード)Nunchaku(AB級モード)DC Elite
30分使用時のスマホ電池消費約5%約4%約6%
消費電力約120mA約100mA約150mA

DC Eliteよりも電力効率が良く、スマホのバッテリー消費は抑えられています!

発熱はありますか?

長時間使用すると本体が温かくなりますが、許容範囲内です。

30分以内 → ほとんど温度上昇なし
1時間使用 → ほんのり温かくなる程度
2時間以上 → 明確に温かさを感じる(特にチューブモード)

冬場は気にならないが、夏場は注意が必要。ポケットの中に入れっぱなしは避けるのがベター。

コスパは良いですか?

「高解像度のハイエンドDACが欲しい」「真空管の音を楽しみたい」人にはコスパが良い。

  • 1台で「チューブモード」と「AB級モード」の2つの音質を楽しめる
  • ディスプレイ付きで操作性が良い
  • Lightningケーブルが付属しており、追加投資が不要

価格以上の価値を感じるが、純粋なコスパ重視ならDC07Pro(約3万円)も選択肢になる。

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iBasso Audio 「Nunchaku」レビューのまとめ

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※画像はイメージです

iBasso Audio 「Nunchaku」は、業界初の真空管アンプ搭載ドングルDACとして登場し、そのユニークな音質と高い実用性で、ポータブルオーディオファンから大きな注目を集めています。

この記事では、「Nunchaku」のデザイン・音質・使用感・DC Eliteとの比較・実際の体験談をもとに、製品の魅力を詳しく解説してきました。

ここでは、「Nunchaku」の総合評価と、どのような人に向いているかを整理し、最終的な結論をまとめます。

総合評価

「Nunchaku」を各項目ごとに評価すると、以下のようになります。

項目評価(5点満点)コメント
音質(チューブモード)⭐⭐⭐⭐⭐真空管の温かみがあり、ボーカルやアコースティック楽器が美しく鳴る
音質(AB級モード)⭐⭐⭐⭐シャープで高解像度なサウンド、ポップスやロックに最適
デザイン・ビルドクオリティ⭐⭐⭐⭐⭐高級感のあるアルミニウム筐体+真空管の光が美しい
操作性⭐⭐⭐⭐⭐ディスプレイ搭載&デジタルボリュームで直感的に操作可能
携帯性⭐⭐⭐⭐50gと軽量だが、スマホ直結時にブラブラするのが気になる
バッテリー消費⭐⭐⭐⭐DC Eliteよりは低消費電力だが、長時間の使用にはモバイルバッテリーが必要
価格(コスパ)⭐⭐⭐⭐5万円台は手軽ではないが、音質と機能を考えると適正価格

「Nunchaku」は、「音質」「デザイン」「操作性」のバランスが取れた完成度の高い製品であり、特に「真空管アンプ搭載のユニークなサウンド」は他のドングルDACにはない強みです。

「Nunchaku」の強み・弱み

「Nunchaku」のメリットデメリットを整理すると、以下のようになります。

🔹メリット

業界初の真空管アンプ搭載ドングルDAC → 独自の温かみのあるサウンド
チューブモードとAB級モードの切り替えが可能 → 1台で異なる音質を楽しめる
ディスプレイ搭載で操作性が向上 → 音量・フィルター設定・モード変更が視覚的に確認できる
デジタルボリューム採用で細かい音量調整が可能 → DC Eliteのアナログボリュームより扱いやすい
最大525mWの高出力大型ヘッドホンも余裕で駆動可能
PC・スマホ両方で簡単に使用できる専用ドライバー不要で即接続
USB-C to Lightningケーブルが付属 → iPhoneユーザーもすぐ使える
DC Eliteよりも軽量・低消費電力 → モバイル環境でも比較的使いやすい

🔹デメリット

本体がやや大きく、スマホ直挿しでは邪魔になりがち → DACポケットなどのアクセサリーが必要
チューブモードでは、低域の量感が控えめになることがある → パワフルな低音が欲しいならAB級モードを推奨
真空管ならではの「マイクロフォニックノイズ(キーン音)」がまれに発生 → ただし、対策が施されており影響は少ない
発熱がある → 2時間以上の連続使用で温かくなるが、実用範囲内
価格が5万円台とやや高め → 価格を考慮すると、よりコスパの良い選択肢(DC07Proなど)もある

特に気になるのは「スマホ直挿しの携帯性の悪さ」と「真空管ならではの軽微なノイズ」
ただし、これらの問題は適切なアクセサリーや環境設定で十分に解決可能です。

「Nunchaku」はこんな人におすすめ!

「Nunchaku」が向いている人向いていない人を整理すると、以下のようになります。

🔹Nunchakuがおすすめな人

「温かみのある真空管サウンドをポータブル環境で楽しみたい」
「チューブモードとAB級モードを切り替えて、楽曲ごとに音を変えたい」
「ディスプレイ付きで、視覚的に操作しやすいDACが欲しい」
「PC・スマホで簡単に使えるハイエンドDACを探している」
「iPhoneユーザーで、追加アクセサリーなしで使いたい」
「高出力でヘッドホンもしっかり鳴らせるDACが欲しい」

→ こうした要望を持つ人には、「Nunchaku」は最高の選択肢!

🔹Nunchakuが向いていない人

「とにかくコンパクトなDACが欲しい」(本体サイズがやや大きめ)
「ピュアなハイファイサウンドだけを求めている」(真空管特有の色付けがある)
「価格が高く、コスパ重視で選びたい」(3万円前後の選択肢もある)
「ゲーム機やPS5、Switchでも使いたい」(UAC 1.0非対応のためゲーム機では使用不可)

→ シンプルな高解像度DACを求めるなら、DC EliteやDC07Proの方が良い選択肢になる可能性がある。

iBasso Audio 「Nunchaku」レビューの総括

🎯 こんな人に最適

  • 「iPhoneやPCで使える高音質DACが欲しい!」
  • 「チューブモードでボーカルやアコースティックを美しく聴きたい!」
  • 「でも、AB級モードのシャープな音も楽しみたい!」
  • 「高級感のあるデザインで、所有感を満たしたい!」

🎯 注意点

  • スマホと接続する場合は「DACポケット」などのアクセサリーがあると快適
  • ゲーム用途には向かない(UAC 1.0非対応)

「音質・デザイン・機能すべてを満たすポータブルDACが欲しい人」にとって、Nunchakuは最高の選択肢!

iBasso Audio 「Nunchaku」は、真空管アンプを搭載した唯一無二のドングルDACとして、オーディオファンに新たな選択肢を提供する製品です。

チューブモードでは温かみのあるアナログサウンドを、AB級モードではシャープでクリアなサウンドを楽しむことができ、音楽のジャンルや気分に応じて切り替えられる点が大きな魅力です。

高解像度のDACチップや高出力設計により、イヤホンから大型ヘッドホンまで幅広い機器を駆動できるポテンシャルを持ち、さらにディスプレイ搭載による直感的な操作性の高さも特筆すべきポイントです。

携帯性やバッテリー消費には工夫が必要な部分もありますが、スマホやPCとの相性も良く、モバイル環境でも快適に使えるように設計されています。

価格帯としては決して安価ではありませんが、機能性と音質の両方を兼ね備えた点を考慮すれば、その価値は十分に感じられるでしょう。

アナログの温もりをデジタル環境で手軽に楽しみたい人や、ポータブルで本格的なオーディオ体験を求める人にとって、「Nunchaku」は非常に魅力的な選択肢となるはずです。

唯一無二の真空管サウンドを手に入れ、音楽の新たな表情を楽しんでみてはいかがでしょうか。

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