Panasonic 「RB-F10D」の実力を徹底レビュー!ながら聴き最適なオープンイヤー型イヤホンの真価とは

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出典:Panasonic公式
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日常の作業や通勤時間、ちょっとしたリラックスタイムに「ながら聴き」ができるワイヤレスイヤホンをお探しの方に注目されているのが、パナソニックから新たに登場したPanasonic 「RB-F10D」です。

2025年6月に発売された本モデルは、「耳を塞がない」オープンイヤー型の設計と、使い勝手に配慮されたデザイン、そして手頃な価格帯で注目を集めています。

従来の密閉型イヤホンでは得られない、周囲の音を自然に取り込みながら音声コンテンツを楽しめるという新しい聴き方を提案しているのが大きな特徴です。

Panasonicといえば、オーディオファンの中ではハイエンドモデルを展開する「Technics(テクニクス)」の印象が強いかもしれません。

しかし今回の「RB-F10D」は、より日常に寄り添ったカジュアルユーザー向けの製品として企画・開発されたもの。

機能性はしっかり備えつつも、価格や装着感、使いやすさに重点を置いた構成は、初めてワイヤレスイヤホンを使う方にもおすすめしやすい仕上がりです。

この記事では、このPanasonic 「RB-F10D」の魅力を「スペック」「装着感」「音質」「機能性」「操作性」などの観点から詳しくレビューしていきます。

また、音声配信や作業用BGMといった特定のシーンでの相性についても取り上げながら、どのようなユーザーに向いているのかを具体的に考察していきます。

これから「RB-F10D」の購入を検討している方や、「耳を塞がないイヤホンって実際どうなの?」と気になっている方は、ぜひ参考にしてみてください。

 

  1. Panasonic 「RB‑F10D」とは?
    1. パナソニックブランドの特徴と立ち位置 🎧
    2. 製品の基本仕様とスペック概要
    3. 他社製品と比較したコストパフォーマンス
    4. 🔍 概要まとめ
  2. Panasonic 「RB‑F10D」のデザインと装着感の魅力
    1. ケースと本体の外観チェック
    2. 装着感とホールド力の実力
    3. 生活シーンにフィットする快適性
  3. Panasonic 「RB‑F10D」の音質・機能・使い勝手の評価
    1. 音質レビューとおすすめの使い方
    2. 操作性・マルチポイント・バッテリー性能
    3. 音漏れ・マイク性能の実力と通話品質
  4. Panasonic 「RB‑F10D」を使用した私の体験談・レビュー
    1. ◆ 他のオープンイヤーと比べた時の「快適さ」が強み
    2. ◆ 生活音と音声の“バランスの良さ”に安心できる
    3. ◆ 通話やマルチタスク用途でもストレスなし
    4. ◆ 気づいた弱点と対処法
    5. ◆ 総括:耳をふさがないイヤホンの中でも、生活へのなじみ方が抜群
  5. Panasonic 「RB‑F10D」に関するQ&A
    1. 「RB‑F10D」はテレワークや通話にも使えますか?
    2. 音漏れはどのくらいありますか?
    3. 防水機能はありますか?スポーツにも使えますか?
    4. PanasonicとTechnicsの違いは?
    5. ノイキャン(ノイズキャンセリング)はついていますか?
    6. 「RB‑F10D」の接続安定性はどうですか?
    7. 「RB‑F10D」は片耳だけでも使えますか?
    8. 「RB‑F10D」は寝ながら使えますか?
    9. ケースの充電端子は何ですか?ワイヤレス充電には対応していますか?
    10. 音楽鑑賞目的でも満足できますか?
    11. 外出先で使うと風切り音は気になりますか?
  6. Panasonic 「RB‑F10D」レビューのまとめ
    1. ◎ 「RB‑F10D」の魅力まとめ
    2. ◎ こんな人におすすめ
    3. ◎ 購入前に知っておきたい注意点
    4. ◎ Panasonic 「RB‑F10D」レビューの総括

Panasonic 「RB‑F10D」とは?

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出典:Panasonic公式

パナソニックブランドの特徴と立ち位置 🎧

  • 日常に溶け込むカジュアル設計
    Technics(テクニクス)のハイエンド路線とは異なり、「RB‑F10D」は「普段使い」「ながら聴き」に最適化されたモデル。軽快さ・使いやすさを重視。
  • オープンイヤー方式の採用
    耳を塞がない構造で、外音が自然に取り込める。通勤・作業・ウォーキング中でも安心・安全に使用可能 。

製品の基本仕様とスペック概要

項目内容
発売日2025年6月
価格約13,860円
カラーブラック/クリーム
イヤホン重量片側 約8.7g
ケース込総重量約36g

仕様一覧

  • Bluetooth 5.4 + マルチポイント接続(2台まで)
  • コーデック:SBC/AAC
  • バッテリー持続時間:イヤホン単体で約7時間、充電ケース併用で最大25時間
  • 15分急速充電で60分使用可能
  • 防水性能:IPX4(汗・軽い水しぶき対応)
  • ドライバーサイズ:17×12mm(オープンイヤーながら迫力ある音質を実現)
  • マイク機能:デュアルマイク+ENC(環境音低減)/通話に最適
  • 操作方法:イヤホンタッチセンサー(音量・再生・通話)

他社製品と比較したコストパフォーマンス

  • 価格面の優位性
    約13,000円と、高性能な競合(Sony LinkBuds Open/Bose Ultra Open)に比べて半額程度 。
  • スペック重視だが手ごろな設計
    大型ドライバー/Bluetooth 5.4/マルチポイント/ENC防滴など、主要スペックを揃えながら価格を抑制 。
  • 他社オープンイヤー製品との比較
    SonyやBoseのプレミアム路線と比べると音質・装着感は抑えめかも。ただし価格対性能比ではかなり高評価 。

🔍 概要まとめ

  • デザインコンセプト:耳を塞がず、自然に周囲音を取り込む「オープンイヤー式」
  • ユーザー層:作業中のBGM/ポッドキャスト/通話を快適に扱いたいカジュアルユーザー
  • 強み:軽量・装着感・マルチポイント・急速充電・防水・通話対応の総合バランス
  • 価格戦略:若干のスペック妥協はあるが、ほぼ同等機能を他ブランドの半額以下で提供

 

Panasonic 「RB‑F10D」のデザインと装着感の魅力

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出典:Panasonic公式

ケースと本体の外観チェック

Panasonic 「RB-F10D」のデザインは、「日常使いのしやすさ」と「親しみやすさ」にフォーカスして設計されています。

ケースデザインの特徴

  • 自立する形状で、置き場所に困らない
  • 片手でパカっと開けやすいフタ構造で、スムーズに開閉できる
  • イヤホンが縦に立って収納されているため、取り出しやすく直しやすい
  • 磁石で吸着される仕様になっており、収納時のフィット感も優秀

カラーバリエーション

  • スタンダードな ブラック
  • 柔らかな印象の クリーム

本体デザイン

  • 耳掛け式のオープンイヤータイプ(フック状)
  • 外側にPanasonicのロゴがさりげなく印字されている
  • 本体のスピーカー部分は開口部が広く、音抜けの良さが特徴

装着感とホールド力の実力

「RB-F10D」の装着感は「軽やかさ」と「ストレスのなさ」が魅力です。

装着時の特徴

  • 耳の穴を塞がない構造なので、閉塞感がない
  • 柔軟性のあるフックが耳に優しくフィットし、長時間の使用でも疲れにくい
  • メガネやサングラスとの併用も快適
  • 装着していることを忘れるレベルの軽さ
項目内容
片側イヤホン重量約8.7g
ケース込み重量約36g
装着方式オープンイヤー(耳掛けフック式)
対応シーンランニング/ウォーキング/家事/仕事中/通話

ホールド力の評価

  • フックのフィット感により、軽い運動なら十分対応可能
  • ジョギングやウォーキングでもずれにくい設計

生活シーンにフィットする快適性

「RB-F10D」は、まさに「生活に寄り添う」イヤホン。

さまざまな日常シーンでその真価を発揮します。

使用に適したシーン例

  • 家事やデスクワーク中:外音を取り入れながらBGMや音声コンテンツを楽しめる
  • 育児中や宅配待ち時:周囲に注意を払いながら安心して使用可能
  • ウォーキング・通勤:車や自転車の接近音も聞き逃さず、安全に移動可能
  • 会話中でも取り外す必要がないため、イヤホンをつけたままの対応がスムーズ

快適性のポイント

  • 耳が蒸れにくく、長時間装着が苦にならない
  • 物理的圧迫が少なく、イヤホン疲れが起きにくい
  • “ながら聴き”に最適な自然な装着感

「RB-F10D」は「着けていることを忘れるほどの快適性」と、「周囲の環境音をそのまま受け入れる自然な使い心地」が両立した一台です。

これまで密閉型イヤホンの窮屈さに悩まされていた方には、まさに新しい選択肢となるでしょう。

 

Panasonic 「RB‑F10D」の音質・機能・使い勝手の評価

RB-F10Dイメージ画像
出典:Panasonic公式

音質レビューとおすすめの使い方

◆ 音質の特徴と傾向

Panasonic 「RB-F10D」の音質は、「優しさ」「聴きやすさ」「疲れにくさ」をキーワードに設計された、リスニング用途に特化したチューニングです。

以下、帯域別に詳しくみていきます。

項目特徴解説
高音域やや伸びを抑えつつも明瞭シャリつきがなく、耳に刺さらない。ラジオやナレーション向き
中音域前に出て聴こえる設計人の声がくっきり届き、ボーカルやトーク音声が非常に聴きやすい
低音域柔らかく控えめドンシャリ感はなく、輪郭が丸くて温かみのある印象。迫力より自然さ重視
音場感やや広めオープンイヤー構造により、音が頭の中で鳴るのではなく、空間に広がる感じ
解像度普通〜やや高め情報量は十分。ASMRや環境音との相性も良好

◆ どんな音楽・音声コンテンツに合うか?

「RB-F10D」は「ながら聴き」に最適化されているため、集中して音楽を“聴き込む”というより、生活の一部に自然に溶け込む音を流すことに適しています。以下におすすめコンテンツとその理由をまとめました。

コンテンツジャンルおすすめ度理由
ポッドキャスト・Voicy・ラジオ★★★★★中音域が聴き取りやすく、人の声の明瞭度が高い
雑談系ライブ配信★★★★★声の抑揚や距離感が自然に伝わる。リスナー感が強い
Lo-fiヒップホップ/チル系BGM★★★★☆温かみのある音色が心地よく、集中を妨げない
語学リスニング(英語・中国語など)★★★★☆子音・母音の輪郭がはっきりしており、聞き取りやすい
ASMR/環境音★★★★☆耳を塞がないので、没入感よりも“実在感”が得やすい
ロック/EDM/重低音系★★☆☆☆低音の量感・迫力に欠けるため、物足りなさが出やすい

◆ おすすめの使用シーン

「RB-F10D」は「耳の存在を感じさせない心地よさ」があり、日常のあらゆる場面で使いやすいです。

シーンごとの活用例を紹介します。

シーンおすすめ理由
通勤・通学外音を取り込みながら、安全に音声コンテンツが楽しめる
家事・料理中着脱せずに、通話や音楽をそのまま続行できる
子育て中の在宅ワーク子どもの声やインターホンを聞き逃さず、安心して集中できる
散歩・ウォーキング周囲の環境音と音楽が自然にミックスされ、開放感あり
デスクワーク長時間でも耳が痛くならず、軽快なBGMで作業効率もUP

◆ 補足:音質と“ながら聴き”の関係性

「RB-F10D」は「良い音を聴かせる」というよりも、「生活の音とコンテンツの音を違和感なく共存させる」ことを目的とした音作りです。

そのため、例えば以下のようなユーザーに最適です。

  • 「家事中でも耳を塞ぎたくない」
  • 「ラジオやVoicyを一日中流していたい」
  • 「音楽は“聞く”より“流れていてほしい”」

このような人にとっては、過不足ない音質で、極めて高い満足度を得られるイヤホンといえるでしょう。

操作性・マルチポイント・バッテリー性能

操作性

「RB-F10D」はタッチセンサー式の操作に対応していますが、反応音がなくフィードバックが弱めです。

操作方法内容
左側タップ音量の上げ下げ
右側タップ曲送り・戻し
長押し(左右同時)再ペアリングモード起動
フィードバック音なし(反応の確認がしづらい)

マルチポイント接続

  • 2台同時の待ち受けに対応
    → PCでのWeb会議中にスマホの着信を受けるなど、ビジネス用途にも便利

バッテリー性能

  • イヤホン単体:約7時間再生
  • ケース併用:約25時間使用可能
  • 急速充電:15分充電で約60分再生
  • 充電端子:USB Type-C
項目内容
連続再生時間最大25時間(ケース込み)
急速充電対応(15分で約1時間)
防水性能IPX4(生活防水)
Bluetoothバージョン5.4(安定性・省電力)

音漏れ・マイク性能の実力と通話品質

音漏れの実力

  • オープンイヤー構造のため、音漏れは一定程度ある
  • 特に高音域は外に抜けやすく、静かな環境では周囲に聞こえる可能性あり
  • 一方で日常的な作業中の小音量使用であれば、実用上は問題なし

マイク性能

  • デュアルマイクと環境ノイズ低減機能(ENC)により、通話音質は意外にクリア
  • 実験では掃除機を使った状態でも、話し声は明瞭に届く
  • オンライン会議や通話にも十分対応可能

実用シーン

  • ビデオ会議やリモートワーク
  • 宅内でのハンズフリー通話
  • ノイズのある環境下でも一定の通話品質を維持

「RB-F10D」は音質の迫力や特殊な機能ではなく、「生活に溶け込む快適性」と「使いやすさ」を武器にした製品です。

特に音声コンテンツを快適に楽しみたい方には、価格以上の満足感が得られる一台といえるでしょう。

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Panasonic 「RB‑F10D」を使用した私の体験談・レビュー

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普段から耳をふさがないタイプのイヤホンを複数使い分けている自分にとって、Panasonic 「RB-F10D」は「どう違うのか」「どのくらい使いやすいのか」が気になるポイントでした。

私自身、散歩・作業・子どもの見守り・通話など、あらゆる場面でオープンイヤー型を活用しているため、比較対象が自然と増えてしまうのですが、「RB-F10D」は“気軽に使える安心感”が際立つ製品だと感じました。

◆ 他のオープンイヤーと比べた時の「快適さ」が強み

これまで骨伝導型やイヤーフック型を使ってきた経験上、装着感に違和感がある製品も少なくありませんでした。

ですが「RB-F10D」の柔らかく軽量な耳掛けフックは、つけていることを意識させないほど自然。

特に驚いたのは、メガネやマスクと干渉しにくいこと。

耳周りがごちゃつく日でも装着のストレスがなく、長時間でも耳が疲れにくいのは、日常使いの上で大きなアドバンテージです。

◆ 生活音と音声の“バランスの良さ”に安心できる

私は自宅で作業しながら、常に何かしらの音声コンテンツを流しています。

「RB-F10D」は中音域がしっかり聴こえる設計なので、ポッドキャストの声がとてもクリアに届きました。

しかも、耳が塞がれていないため、インターホンの音や家族の声もしっかりキャッチでき、「ながら聴き」が本当に自然にできる

骨伝導型にありがちな“微振動による違和感”もなく、スピーカーに近い聴こえ方なので、BGM的に音を流したい人には特に相性がいいと感じます。

◆ 通話やマルチタスク用途でもストレスなし

在宅ワーク時にも「RB-F10D」を試しましたが、通話中の相手の声が明瞭で、マイクの拾い方もナチュラル。

掃除機や生活音がある中でも、声がしっかり届いていたと相手に言われたのは好印象でした。

また、マルチポイント接続に対応しているので、PCでZoom会議をしながらスマホの通知に即座に反応できるのは、作業効率の面でもかなり助かるポイントです。

◆ 気づいた弱点と対処法

やはり「耳をふさがない」という構造上、静かな場所での音漏れは多少あります。

カフェや電車内などでは、音量設定に少し気を遣いました。

また、低音の沈み込みや厚みに関しては、密閉型やカナル型のイヤホンには及びませんが、それを補うような“心地よさ”のある柔らかい音質で、違った魅力を感じられました。

◆ 総括:耳をふさがないイヤホンの中でも、生活へのなじみ方が抜群

これまで使ってきたオープンイヤー型イヤホンの中でも、「RB-F10D」は「自然な使いやすさ」と「快適さ」のバランスが特に良いと感じました。

音の迫力では他モデルに劣る部分もありますが、“生活に溶け込む道具”としては非常に完成度が高く、価格とのバランスも申し分ない製品です。

オープンイヤー型に慣れている方はもちろん、これから試してみたいという初心者にも、最初の一台としておすすめしやすいと思います。

私の体験談は、あくまで「耳を塞がないイヤホンに慣れているユーザー」としての視点であり、使い慣れていない方にはまた違った印象があるかもしれません。

ですが、“音と暮らす”というコンセプトに共感する人にとって、「RB-F10D」は間違いなく選ぶ価値のある一台だと感じています。

 

Panasonic 「RB‑F10D」に関するQ&A

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※画像はイメージです

Panasonic 「RB‑F10D」に関して、よく聞かれそうな質問とその回答をまとめました。

「RB‑F10D」はテレワークや通話にも使えますか?

通話にも十分使えます。
「RB‑F10D」はデュアルマイク構成で、環境ノイズを抑える機能(ENC)も搭載しています。静かな室内での通話はもちろん、少し雑音のある環境でも相手にクリアな声を届けることができます。ZoomやTeamsなどのオンライン会議にも適しています。

音漏れはどのくらいありますか?

静かな場所では少し音漏れを感じることがあります。
オープンイヤー型の構造上、特に高音域が漏れやすいため、カフェや図書館などの静音環境では音量を抑えるのがベターです。逆に自宅や屋外では気にならないレベルです。

防水機能はありますか?スポーツにも使えますか?

IPX4の生活防水に対応しています。
汗や小雨程度であれば問題ありません。軽いジョギングやウォーキング、フィットネス中の使用にも向いていますが、水に浸す用途(シャワー・水泳)は避けましょう。

PanasonicとTechnicsの違いは?

Panasonicはカジュアル層向け、Technicsはハイエンド志向です。
Technicsブランドは音質にこだわる上級者向けモデルが多く、価格も高め。一方RB‑F10D」のようなPanasonicブランドは、日常使いや初めてのワイヤレスイヤホンとして使いやすいモデルを多く展開しています。

ノイキャン(ノイズキャンセリング)はついていますか?

アクティブノイズキャンセリング機能は非搭載です。
本製品は耳を塞がない構造のため、物理的にも音を遮断しません。外音を自然に取り入れながら聴く「ながら聴き」に特化しています。

「RB‑F10D」の接続安定性はどうですか?

Bluetooth 5.4に対応しており、接続は非常に安定しています。
動画視聴時の音ズレも少なく、スマホやPCなど複数デバイスでの使用にも快適です。マルチポイント機能により、2台の機器と同時に接続可能です。

「RB‑F10D」は片耳だけでも使えますか?

片耳のみでも使用可能です。
左右どちらか一方のイヤホンだけを使うこともできるため、周囲への注意をさらに高めたい場面や、長時間使用したい時にも便利です。通話や音楽再生も片耳で問題なく行えます。

「RB‑F10D」は寝ながら使えますか?

寝ながらの使用はあまり推奨されません。
耳掛けタイプかつ外側にユニットが出ている構造なので、横向きに寝た場合には違和感が生じやすいです。仰向けであれば可能ですが、寝ホン目的であれば他のモデルのほうが快適かもしれません。

ケースの充電端子は何ですか?ワイヤレス充電には対応していますか?

USB Type-Cに対応していますが、ワイヤレス充電には非対応です。
急速充電には対応しており、15分で約60分再生可能なため、短時間の充電でも十分活用できます。ただし、Qiなどのワイヤレス充電には対応していない点には注意が必要です。

音楽鑑賞目的でも満足できますか?

ジャンルによっては十分に楽しめます。
「RB‑F10D」は重低音の迫力や没入感を重視した音作りではないため、クラブミュージックやEDMには物足りなさを感じるかもしれません。しかし、アコースティック系・ジャズ・チル系BGMなど、柔らかく広がりのある音楽とは相性抜群です。

外出先で使うと風切り音は気になりますか?

風が強い場所では多少気になる可能性があります。
オープンイヤータイプの構造上、耳の開放部に風が直接当たると“サーッ”という風切り音が混じることがあります。ただし、軽い風程度であれば音楽や音声コンテンツを問題なく楽しめる範囲です。

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Panasonic 「RB‑F10D」レビューのまとめ

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※画像はイメージです

Panasonic 「RB‑F10D」は、日常に寄り添う“ながら聴き”特化型のオープンイヤー型ワイヤレスイヤホンとして、実用性と快適性を高次元で両立した製品です。

高級オーディオのような圧倒的な音質を求める製品ではありませんが、「毎日使いたくなるイヤホン」としての魅力に溢れています。

◎ 「RB‑F10D」の魅力まとめ

特徴カテゴリ内容
デザイン性自立式ケース&片手で開閉しやすい設計。可愛い見た目と実用性を両立
装着感耳掛け式+軽量設計で“着けていることを忘れる”快適性
音質傾向中音域が前に出る設計で、音声コンテンツに特化したチューニング
機能性マルチポイント/急速充電/IPX4防水/Bluetooth 5.4対応
操作性シンプルなタップ操作。ただし反応音がない点は好みが分かれる
通話性能ノイズ環境でも安定したマイク性能で、テレワークでも活用可能

◎ こんな人におすすめ

  • 音楽よりもポッドキャストやラジオ、雑談配信をよく聴く人
  • 外の音も取り込みながら、安全に音声を楽しみたい人
  • 子育て中や在宅ワークで家族の声を聞き逃したくない人
  • メガネ・サングラスと併用しても快適な装着感を重視する人
  • 「高性能すぎるより、ちょうどよくて疲れない」を求める人

◎ 購入前に知っておきたい注意点

  • 低音の迫力を求める場合や、重厚な音楽鑑賞には不向き
  • 静かな場所では音漏れに配慮が必要
  • タッチ操作のフィードバックが少なく、最初は慣れが必要

◎ Panasonic 「RB‑F10D」レビューの総括

Panasonic 「RB‑F10D」は、音楽や音声コンテンツをもっと自然に、もっと日常の中で楽しみたい人のために設計された、耳を塞がないタイプのワイヤレスイヤホンです。

従来の密閉型イヤホンとは異なり、周囲の音を遮断せずに使えるという特性が、家事や仕事中、子育て、ウォーキングなど、日々のあらゆる場面にフィットします。

中でも特に印象的なのは、軽やかな装着感と、声がくっきり聴こえる優しい音質。

ながら聴きに最適化されたチューニングは、ラジオやポッドキャスト、環境音楽といった“耳に寄り添う音”との相性が抜群です。

もちろん、重低音の迫力や没入感を重視する人には物足りなさもありますが、それを補って余りある快適性と利便性が、このイヤホンの魅力を引き立てています。

毎日の生活にちょっとした音の彩りを加えたいなら、「RB‑F10D」は非常にバランスの取れた選択肢になるでしょう。

生活と音を無理なくつなげたい、そんなあなたにこそ試してほしい一台です。

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