完全ワイヤレスイヤホンの進化が止まらない中で、音質や機能性だけでなく、“装着感の自由度”や“ファッション性”といった新たな価値を求めるユーザーが増えています。
そんな流れの中、Anker(アンカー)のオーディオブランドSoundcore(サウンドコア)から登場した「AeroClip(エアロクリップ)」は、これまでにないスタイルのイヤホンとして注目を集めています。
本機は耳を塞がず、耳に“挟んで”装着するイヤーカフ型の完全ワイヤレスイヤホン。
これまでのカナル型やインナーイヤー型では得られなかった開放感や、装着時の快適さ、さらには“アクセサリー感覚”で使えるデザイン性が特徴です。
また、LDAC対応によるハイレゾ相当の高音質再生や、4つのマイクとAIによるノイズリダクション搭載、最大32時間のロングバッテリーなど、外観だけでなく中身もしっかりと進化しています。
「マスクや眼鏡と干渉しないイヤホンが欲しい」「耳を塞がずに、仕事や家事をしながら音楽を楽しみたい」「ファッションの一部としてイヤホンを取り入れたい」――こうしたニーズに応えるために誕生したのが、「Soundcore AeroClip」です。
この記事では、「AeroClip」の特徴から音質、装着感、操作性、アプリ連携までを徹底的にレビューし、最後には実際に使った感想や注意点もご紹介します。
新しいイヤホンの選び方の一つとして、ぜひ参考にしてください。

Anker 「Soundcore AeroClip」の特徴とは?

イヤーカフ型の新しい選択肢として注目される理由
Anker 「Soundcore AeroClip」は、従来の「耳の穴に入れる」スタイルとは異なる、耳に“挟んで”装着するイヤーカフ型の完全ワイヤレスイヤホンです。
これにより、以下のようなメリットが得られます:
- 耳を塞がないため、周囲の音が聞こえやすい
- 通勤中や作業中でも安全性が高く、音楽を聴きながら会話も可能。
- 長時間装着しても耳が痛くなりにくい
- 眼鏡・マスクと干渉しにくく、常時装着に最適。
- “ながら聴き”に最適
- 勉強、家事、在宅ワーク中にもBGM感覚で使用できる。
また、耳が小さい方や装着感に敏感な方にとっても、挟むだけのフィット感は革新的な選択肢となります。
目を引くデザインとカラーバリエーション
「AeroClip」は、イヤホン=ガジェットという固定観念を覆すような、アクセサリー感覚で楽しめるデザインが大きな魅力です。
カラーバリエーション(全3色)
カラー名 | 特徴 |
---|---|
ミッドナイトブラック | マットな質感で落ち着いた印象。シンプルでスタイリッシュ。 |
ホワイト&ゴールド | パール感のあるゴールドがアクセントでエレガントな仕上がり。 |
ピンク&ブラウン | 可愛らしさと上品さを兼ね備えた柔らかいカラー。女性人気も高。 |
ブリッジ部分のメタリックなパールコーティングが上質感を演出し、ロゴ非表示のシンプルな外観がファッションの一部としても映えます。
軽量設計と優れたフィット感
Ankerは、2000人以上の耳形状のデータをもとに設計を行い、快適なフィット感と安定性の両立を実現しています。
- 片耳 約5.9gの超軽量設計
- 長時間装着しても“着けていることを忘れる”レベルの軽さ。
- 超極細ワイヤー搭載のフレキシブルブリッジ
- 耳の形状に柔軟にフィットし、自然な挟み込みで圧迫感ゼロ。
- 2サイズのイヤーカフキャップを付属
- 耳の厚みに合わせて調整可能。誰にでもフィット。
さらに、スポーツや移動時でもズレにくい構造で、優しいフィット感ながら安定感が高いのもポイントです。
このように「AeroClip」は、「ながら聴き×デザイン×快適さ」を追求した新しいスタイルのイヤホンとして、従来のカナル型やインナーイヤー型とは明確に一線を画しています。
Anker 「Soundcore AeroClip」の音質・通話性能・音漏れ対策

解像度の高い音質と柔らかい低音のバランス
「AeroClip」は、12mmの大型ダイナミックドライバーを搭載。
これはカナル型イヤホンでも中上位モデルに採用されるサイズで、イヤーカフ型としては非常に大きめです。
解像度の高さと自然な音場表現
- 広がりのあるサウンドステージ
密閉されない構造だからこそ、音が“抜ける”ように響き、自然で開放感のある音場が体感できます。 - LDAC対応でハイレゾ相当の音質再生
高解像度音源をワイヤレスで伝送可能。CD以上の情報量を再生でき、細部のニュアンスまでクリアに表現します。
低音から高音までのバランス
項目 | 評価 | 備考 |
---|---|---|
低音 | ★★★★☆ | パワフルで沈み込む低域。EDMやヒップホップに最適 |
中音 | ★★★★★ | ボーカルが近く、明瞭。ラジオやポッドキャストにも◎ |
高音 | ★★★★☆ | 刺さりがなく、滑らか。クラシックにも対応可能 |
- 傾向としては「ナチュラルなドンシャリ」
低音の厚みを保ちつつも、中高域が埋もれない。長時間聴いても疲れにくい設計です。 - EQで音質をカスタマイズ可能
アプリからプリセット・カスタムEQを選択し、自分好みに音質を調整できます。
ノイズリダクション機能とクリアな通話品質
マイク構成とAI処理の精度
- 左右計4基のビームフォーミングマイク
- 一方向からの音声(話し声)を優先的に収音。
- AIノイズリダクション
- 周囲の環境音(人のざわめき、風音など)をリアルタイムで分析・カット。
この機能により、以下のような場面でもクリアな通話が可能です:
- カフェ・駅構内・屋外の風の強い日
- ZoomやTeamsなどでの会議通話
- 屋外でのランニング中の着信対応
C40iとの比較
項目 | C40i | AeroClip |
---|---|---|
マイク数 | 2基 | 4基 |
AIノイズ処理 | あり | 精度向上 |
通話品質 | 中上級レベル | イヤーカフ型としては 現状最高クラス |
- 音声の輪郭がくっきりしており、ノイズが混じらず自然。
- 声が加工されたような「人工感」がなく、滑らかでナチュラル。
音漏れ対策と実用性の高さ
イヤーカフ型の弱点に挑んだ設計
開放型イヤホンの宿命として「音漏れ」が挙げられますが、「AeroClip」では以下の点で対策が講じられています:
- 耳とスピーカーの距離を最適化
→ 2000人以上の耳形状データをもとに設計。 - 音の指向性を高めた構造
→ 音が外に“散らない”ように、内向きに音を集中。
実用検証:どのくらい音が漏れる?
音量レベル(iphone) | 屋内(静音環境) | 屋外(街中・ジム) |
---|---|---|
30% | ほぼ無音 | 完全に聞こえない |
50% | シャカシャカ微小音 | ほとんど気づかれない |
70%以上 | 明瞭に聞こえる | 環境音で打ち消される |
- ジムや散歩中など、日常利用では十分許容範囲
- 図書館や静かな会議室では注意が必要
防水性と生活馴染みの良さ
- IPX4相当の防水性能
汗・雨を気にせずスポーツシーンでも活躍。 - 耳を塞がない安心感 → 玄関チャイム・車の接近音・会話にも反応しやすい。
「AeroClip」は「ながら聴き」イヤホンの完成形とも言える性能を持ち、音楽も通話も実用レベルでストレスフリーに楽しめる万能モデルです。
Anker 「Soundcore AeroClip」の操作性とアプリ連携機能

タッチ操作のカスタマイズ性
Anker 「Soundcore AeroClip」は、ブリッジ部分全体がタッチセンサーとなっており、耳に挟んだ状態でも直感的な操作が可能です。
基本操作(デフォルト設定)
操作方法 | デフォルト動作(左右共通) |
---|---|
2回タップ | 再生 / 一時停止 |
3回タップ | 次の曲へスキップ |
- 誤操作を防ぐために「1タップ操作」は無効化
→ 着脱時や手が触れた際の誤作動を防止。
カスタマイズ可能な操作項目(一例)
操作 | 割り当て可能な機能例 |
---|---|
2回タップ | 再生 / 停止 / 音量+ / 音量− |
3回タップ | 次へ / 前へ / 音声アシスタント起動 |
- 操作反応は速く、タップ位置に厳密性がないため扱いやすい。
- タッチの範囲が広いので、耳に触れるだけで自然に操作できます。
アプリでできること:EQ調整やマルチポイント設定
「AeroClip」はAnker公式の「Soundcoreアプリ」と連携することで、さらに多くの機能を引き出すことが可能です。
アプリでできる主なこと:
- サウンドモード切替(音質優先 / 安定性優先)
- EQプリセットの選択(例:Bass Booster / Treble Boosterなど)
- 8バンドカスタムEQの作成・保存
- マルチポイント接続の管理
- イヤホンの位置を音で知らせる探索機能
- タッチ操作割り当て変更
サウンド設定の詳細
モード | 説明 |
---|---|
音質優先モード | LDACなど高音質コーデックを有効にするための設定 |
安定性優先モード | 接続が不安定な場所でも音切れを最小限に抑える |
注意点:LDACとマルチポイントは同時に使えません。 → 高音質再生を優先するか、複数端末の切り替え利便性を取るかの選択が必要。
バッテリー性能と充電仕様の実際
「AeroClip」は「見た目重視」のイヤホンながら、長時間バッテリーと高速充電を両立しています。
項目 | 詳細 |
---|---|
イヤホン単体再生時間 | 最大8時間 |
ケース併用時 | 最大32時間 |
急速充電 | 10分の充電で約3時間再生可能 |
充電方法 | USB Type-C(※ワイヤレス充電非対応) |
利用シーン別バッテリー運用イメージ
- 日常利用(通勤・作業用):1日4〜5時間の使用で1週間以上充電不要
- 長時間ワーク(会議・学習):途中で10分充電すれば1コマ延長できる安心設計
「AeroClip」の操作性とアプリ機能は、ガジェットに不慣れな人でも直感的に使えるよう考慮されており、「耳に挟むだけ」の快適さを損なわずに、機能面でも充実した体験ができる設計となっています。
Anker 「Soundcore AeroClip」を使用した私の体験談・レビュー

これまでいくつかのイヤーカフ型イヤホンを使ってきましたが、Anker 「Soundcore AeroClip」はこれまでにない完成度の高さを感じさせてくれました。
装着感、音質、操作性、どれを取っても「イヤーカフ型の進化系」と言えるようなモデルです。
● これまでのイヤーカフ型と比べて感じた違い
✅ フィット感の柔らかさが段違い
- 従来のイヤーカフ型は、装着位置が安定せず「少しズレると不快」になることがありました。
- 「AeroClip」は耳の形に寄り添うようなフィット感で、長時間の使用でも圧迫感がほとんどありません。
- 柔軟なブリッジ構造とイヤーカフキャップの2サイズ展開がフィット性を向上させており、「耳を挟まれている」ではなく、「耳に沿っている」感覚に近いです。
✅ デザインと質感の仕上がりが優秀
- 他のイヤーカフ型はややガジェット寄りの見た目が多かったのですが、「AeroClip」はアクセサリーのような上品さが印象的。
- ロゴが控えめで、装着時も「イヤホンをつけている」とは気づかれにくく、ファッションとの相性も良いと感じました。
✅ サウンドの進化が体感できる
- 密閉しない構造上、イヤーカフ型は「音の密度」が物足りなくなることが多かったのですが、「AeroClip」は音の輪郭がはっきりしていて、空間表現が豊か。
- 特に驚いたのはLDAC対応。これは私がこれまで使ってきたイヤーカフ型にはなかった機能で、細かなニュアンスまで再現される感覚がありました。
- EDMやロックでも低音が十分に沈み込み、逆にクラシックやジャズでは中高音の優しさと透明感が心地よく響きました。
● 使用シーン別:進化を感じたポイント
【在宅ワーク】
- 今までも「耳を塞がないから便利だ」と感じていましたが、「AeroClip」はつけていることを忘れるレベルの快適さでした。
- 家族の声やチャイムに気づきつつ、集中して作業できるので、生活と音楽が自然に共存するという理想的な使い方ができました。
【屋外散歩・買い物】
- 歩行中に車の音などを自然に聞き取れるのはイヤーカフ型共通の魅力ですが、「AeroClip」は音漏れが抑えられている点が明確に優れていました。
- 公共の場でも安心して使えるレベルで、小音量でも解像感が高いので聴きごたえがありました。
【スポーツ・ジム利用】
- 他機種では汗や揺れでズレる場面もありましたが、「AeroClip」は柔軟な構造とIPX4防水の安心感で安定感が抜群。
- 激しく動いてもズレる感じがなく、装着感とホールド性のバランスが非常に優れていると感じました。
● 比較経験者としての総評
良かった点(他のイヤーカフ型と比較して)
- ✅ 長時間の装着でも“存在感が薄い”ほどのフィット感
- ✅ イヤーカフ型としては異例のLDAC対応による高音質
- ✅ 装着していても目立たず、おしゃれにも馴染むデザイン
- ✅ 4マイク+AIによる通話音質の明確な向上
- ✅ アプリの操作性とカスタマイズ性が高く、細部まで配慮されている
気になった点
- ❌ ワイヤレス充電に非対応な点は惜しい
- ❌ マルチポイントとLDACが同時使用できないため、シーンによって切り替えが必要
- ❌ 3Dオーディオや空間オーディオのような拡張機能は非搭載
● 現状のイヤーカフ型市場の“完成形”に近い存在
これまでさまざまなイヤーカフ型イヤホンを試してきましたが、「AeroClip」は「実用性・音質・デザイン」の3軸がバランスよく成立している初めての製品でした。
特にLDACの恩恵を受けられる点は、音質にこだわる人にとっても大きな魅力です。
イヤーカフ型にありがちな「便利だけど音が物足りない」「デザインが微妙」という課題を、「AeroClip」は着実に解決しています。
「ながら聴き」にとどまらず、“積極的に使いたくなるイヤーカフ型”として、完成度の高い一台だと自信を持っておすすめできます。
Anker 「Soundcore AeroClip」に関するQ&A

Anker 「Soundcore AeroClip」に関して、よく聞かれそうな質問とその回答をまとめました。
「AeroClip」はどんな人に向いていますか?
長時間イヤホンを使う方や、「ながら聴き」を重視する方に特におすすめです。耳を塞がずに自然に音楽や音声を楽しめるため、在宅ワーク・家事・通勤・運動中など、日常生活に音を取り入れたいすべての方に適しています。
他のイヤーカフ型イヤホンと何が違うのですか?
最大の違いはLDAC対応によるハイレゾ級の音質と、極めて快適なフィット感です。柔軟なブリッジ構造、2サイズのカフキャップ、4マイク搭載の通話性能など、他のイヤーカフ型よりも一歩進んだ完成度を誇ります。
音漏れは気になりますか?
完全密閉ではないため、大音量では若干の音漏れがあります。ただし、日常的な音量(30〜50%)であればほとんど気にならず、カフェや電車内でも問題ないレベルです。静かな図書館などでは注意が必要です。
運動中でも使えますか? 落ちたりしませんか?
IPX4の防水性能と優れたホールド感により、軽いランニングやトレーニングにも適しています。柔軟なワイヤー構造が耳にしっかりフィットし、動いてもズレにくい設計です。
通話の音質はどうですか?
イヤーカフ型イヤホンとしては非常にクリアです。左右4つのマイクとAIノイズリダクションが搭載されており、騒がしい環境でも自分の声をしっかり届けられます。オンライン会議や移動中の通話にも安心して使えます。
ワイヤレス充電には対応していますか?
「AeroClip」はUSB-Cの有線充電のみに対応しています。10分の急速充電で約3時間の再生が可能なので、使い勝手は悪くありませんが、ワイヤレス派の方はご注意ください。
マルチポイント接続は可能ですか?
2台同時接続(マルチポイント)に対応しています。ただし、LDACを有効にしている場合はマルチポイントが使用できません。用途に応じて設定の切り替えが必要です。
片耳だけでも使えますか?
片耳モードにも対応しています。片方だけでもしっかり音が聞こえるため、通話や片耳だけでのながら聴きも可能です。
専用アプリでできることは何ですか?
専用のSoundcoreアプリでは以下のことが可能です:
- タッチ操作のカスタマイズ
- EQ(音質)調整(プリセット+8バンドカスタム)
- サウンドモード切替(音質優先/接続安定性)
- マルチポイント接続の切り替え
- イヤホン探索機能の使用 など
長時間装着しても耳が痛くなりませんか?
非常に快適です。耳に挟む設計ですが、超極細の柔軟なブリッジ構造と軽量設計(片耳約5.9g)により、長時間装着しても圧迫感が少なく、耳への負担を感じにくいのが特徴です。眼鏡やマスクとも干渉しにくく、ストレスのない使用感です。
音楽鑑賞に適していますか?それとも通話向けですか?
両方に適しています。「AeroClip」はLDAC対応で高解像度音源も再生可能なため、音楽鑑賞にも十分な音質を提供します。同時に、4マイク+AIノイズリダクション搭載により、通話やWeb会議でも高性能です。
イヤーカフキャップは外せますか?交換できますか?
付属のシリコン製キャップは取り外し可能で、2サイズが同梱されています。耳の形に合わせて使い分けができ、装着感を調整できるのも「AeroClip」の大きな強みです。
ヘルメットや帽子をかぶっても使えますか?
基本的に問題ありません。「AeroClip」は耳の外側に装着するため、耳全体を覆うヘルメットでなければ干渉しにくいです。ニット帽などの柔らかい素材とも相性が良く、冬場の屋外でも快適に使えます。
ケースの大きさや携帯性はどうですか?
ケースは丸みのあるコンパクトな設計で、ポケットにも収まるサイズ感です。表面はマットな質感で手触りも良く、バッグにそのまま入れても傷が付きにくい構造です。
モノラル再生や片耳使用でも音質は変わりませんか?
基本的に問題ありません。片耳だけでもステレオに近いバランスで再生されるように最適化されており、通話や音声コンテンツであればほぼ違和感はありません。音楽鑑賞では左右の広がりは減りますが、実用上問題のないレベルです。
Anker 「Soundcore AeroClip」レビューのまとめ

Anker 「Soundcore AeroClip」は、“耳に挟む”という革新的なスタイルの中に、Ankerらしい実用性・快適性・音質を見事に融合させた製品です。
特に以下のポイントで、イヤーカフ型イヤホンとして非常に高く評価できます。
◆ 総合評価ポイント
項目 | 評価ポイント |
---|---|
デザイン | アクセサリーのように使える、上品でシンプルな外観。3色展開でファッションにも調和。 |
装着感 | 長時間でも圧迫感ゼロ。極細ブリッジと軽量設計で“着けていることを忘れる”快適さ。 |
音質 | LDAC対応でイヤーカフ型とは思えない解像度。低音の迫力と中高音の透明感も両立。 |
通話性能 | 4マイク+AIノイズリダクションにより、騒がしい環境でもクリアな音声を実現。 |
操作性 | 誤操作を防ぎつつ直感的。アプリで操作や音質カスタマイズも柔軟。 |
実用性 | 音漏れ対策や防水性能で、通勤・家事・運動中も気兼ねなく使える。 |
◆ 他のイヤーカフ型との違い
項目 | 他製品(例:C40iなど) | AeroClip |
---|---|---|
フィット感 | やや硬さあり、耳に合わない場合も | 超柔軟+キャップ調整で誰にでもフィット |
音質傾向 | 高音寄り、ドンシャリ傾向 | ナチュラル+立体感+LDACの高解像度 |
通話品質 | そこそこ | 4マイク+AIで実用性◎ |
デザイン | 機能性重視 | アクセサリー感覚でも使える上品さ |
カスタマイズ性 | 限定的 | アプリで操作/EQ両方自在に設定可能 |
◆ 購入をおすすめしたい人
- 長時間イヤホンを装着しても快適なモデルを探している方
- 日常生活で“ながら聴き”をしたいが、音質にも妥協したくない方
- 見た目の美しさにもこだわりたい、ファッション感度の高い方
- 通話の多い方や、Web会議を頻繁に行う在宅ワーカー
- 密閉型イヤホンにストレスを感じる方(耳が蒸れやすい・痛くなる等)
◆ 注意点・惜しいところ
- ワイヤレス充電には非対応(USB-Cでの有線充電のみ)
- LDACとマルチポイントが併用不可(状況によって設定変更が必要)
- 3Dオーディオなどの拡張機能は非搭載
- この価格帯であれば、LDAC対応とはいえ音質”だけ”で考えれば他にも選択肢有り
◆ Anker 「Soundcore AeroClip」レビューの総括
Anker 「Soundcore AeroClip」は、耳を「塞がない」ことが、ここまで生活に溶け込む快適さを生み出すのかと気づかせてくれる、これまでにない体験を与えてくれるイヤホンです。
従来のカナル型イヤホンが提供してきた「没入感」とは違い、「AeroClip」がもたらすのは、“音がある生活そのもの”です。
その魅力は、単なる構造の新しさにとどまりません。
片耳5.9gという驚異的な軽さと、しなやかなブリッジ構造が生むフィット感は、装着していることを忘れるほど自然で、長時間の装着も苦になりません。
しかも見た目は、まるでアクセサリーのように洗練されており、性別を問わず日常のファッションにしっくりと馴染みます。
音質においても、イヤーカフ型でありながらLDAC対応という稀少性が際立ちます。
解像度の高いクリアな音像と、低音の深みが両立されたチューニングは、EDMやロックの迫力はもちろん、ポッドキャストやクラシックといった繊細なコンテンツにも幅広く対応。
従来の“ながら聴き=軽い音”という常識を覆してくれます。
また、4つのマイクを使ったAIノイズリダクションにより、通話の品質は非常に高く、屋外や騒がしい環境下でも安心して使える設計となっています。
アプリによる操作や音質のカスタマイズも直感的で、ユーザーに合わせた柔軟な設定が可能です。
実際に使ってみると、「AeroClip」はただの「新しい形のイヤホン」ではなく、「音と共に生きる」というライフスタイルを提案してくれる製品だと感じます。
耳を解放し、気持ちまでも軽くしてくれるこの感覚は、一度体験すると手放せなくなるはずです。
音楽が生活のBGMになるように。Anker 「Soundcore AeroClip」は、あなたの毎日にそっと寄り添い、音と共にある心地よさを提供してくれるパートナーになるでしょう。
