Anker 「Soundcore Liberty 5」レビュー|音質・ノイズキャンセリング・装着感・進化点を徹底検証!

Soundcore Liberty 5トップ画像 カナル型
出典:Anker公式
記事内に広告が含まれています。

完全ワイヤレスイヤホン市場において、高いコストパフォーマンスと安定した品質で多くのユーザーに支持されてきたAnkerのSoundcoreシリーズ。

その中でも「Liberty」シリーズは、手頃な価格帯ながら高機能を備えたモデルとして、初めてワイヤレスイヤホンを選ぶユーザーから音質にこだわる中級者層まで、幅広い層に人気を博しています。

今回登場した「Anker Soundcore Liberty 5」は、そんなLibertyシリーズの中でも特に人気の高かった「Liberty 4」の後継モデルです。

前作からの進化ポイントは多岐にわたり、ノイズキャンセリング性能、音質、装着感、アプリ機能など、ユーザーのニーズに直結する部分が一層強化されています。

特筆すべきは、価格が据え置きながらも、ドルビーオーディオ対応や最大48時間の再生時間、IP55の防塵防水性能、そしてマルチポイント接続とLDACやDolbyの併用可能といった、1万円台前半のイヤホンとしては異例ともいえる高い完成度を実現している点です。

今ワイヤレスイヤホン選びで迷っている方にとって、選択肢の一つとして十分に検討に値するモデルです。

この記事では、「Liberty 5」の基本情報や「Liberty 4」との比較をはじめ、実際の使用感や注目機能についても詳しく紹介していきます。

「高性能なイヤホンを手頃な価格で手に入れたい」と考える方にとって、本モデルがどれほど魅力的なのかを、丁寧に解説していきます。

 

  1. Anker 「Soundcore Liberty 5」とは?
    1. Libertyシリーズの系譜と進化の位置付け
    2. 価格帯とターゲットユーザー層
    3. 「Liberty 4」との主な違い
  2. Anker 「Soundcore Liberty 5」のデザイン・装着感・カラーバリエーション
    1. スタイリッシュで機能的なデザイン
    2. 豊富なイヤーチップと装着性の向上
    3. 5色のカラーバリエーションと質感の違い
  3. Anker 「Soundcore Liberty 5」の音質・ノイズキャンセリング・アプリ機能の実力
    1. 音質:パワフルな低音と自然な高音の両立
    2. ノイズキャンセリングと外音取り込みの進化
    3. アプリで広がるカスタマイズ性と使い勝手
  4. Anker 「Soundcore Liberty 5」を使用した私の体験談・レビュー
    1. ■ 通勤中に使ったときの静けさと快適さ
    2. ■ オフィス作業中の集中力アップ
    3. ■ 屋外での使用:運動時や移動中の安心感
    4. ■ アプリのカスタマイズ性がとにかく便利
    5. ■ 残念だった点
  5. Anker 「Soundcore Liberty 5」に関するQ&A
    1. 「Liberty 5」と「Liberty 4」の違いは何ですか?
    2. ノイズキャンセリングの性能はどれくらい優れていますか?
    3. iPhoneでもハイレゾ音質を楽しめますか?
    4. 「Liberty 5」は防水ですか?
    5. ワイヤレス充電に対応していますか?
    6. アプリでできることは何ですか?
    7. 感圧センサーってどう使いますか?
    8. マルチポイント接続は可能ですか?
    9. 装着感はどうですか?耳が小さくても使えますか?
    10. 「Liberty 5」はゲーム用途にも使えますか?
    11. 音声通話の品質は良いですか?
    12. 「Liberty 5」は片耳だけでも使用できますか?
  6. Anker 「Soundcore Liberty 5」レビューのまとめ
    1. ■ 総合評価
    2. ■ 特に優れていると感じたポイント
    3. こんな人に特におすすめ
    4. ■ 購入前に知っておきたい注意点
    5. ■ Anker 「Soundcore Liberty 5」レビューの総括

Anker 「Soundcore Liberty 5」とは?

Soundcore Liberty 5イメージ画像
出典:Anker公式

Libertyシリーズの系譜と進化の位置付け

Ankerのオーディオブランド「Soundcore」の中核を担うLibertyシリーズは、手頃な価格と高い機能性で、多くのユーザーに親しまれてきました。

中でも2022年に発売された「Liberty 4」は、ウルトラノイズキャンセリング2.0や健康モニタリング機能を備えたことで、エントリークラスから一歩抜けたモデルとして評価されました。

今回登場した「Liberty 5」は、その「Liberty 4」の後継モデルにあたり、単なるマイナーチェンジではなく、「音質」「ノイズキャンセリング」「操作性」「アプリ機能」などあらゆる面で本質的に進化した正統進化モデルです。

「Liberty 5」が登場した背景には、競争の激化する1万円台前半の完全ワイヤレスイヤホン市場で、さらにワンランク上の体験をユーザーに提供しようというAnkerの戦略が見て取れます。

価格帯とターゲットユーザー層

「Soundcore Liberty 5」の価格は約14,990円(2025年5月時点)。

これは前作「Liberty 4」と同じ価格設定となっており、価格据え置きでの大幅アップグレードが最大のポイントです。

この価格帯のイヤホンとしては、以下のようなユーザー層に最適です:

ターゲットユーザー特徴
初めてワイヤレスイヤホンを購入する人高性能・高コスパで満足度が高い
サブ機として検討している中級者音質や機能で妥協したくないが価格は抑えたい
通勤・通学中に使用する人ノイキャンやバッテリー持ちが優れている
スポーツや屋外利用が多い人IP55の防水防塵で安心して使用可能

「Liberty 4」との主な違い

「Liberty 5」は「Liberty 4」をベースにさまざまな改良が加えられています。

以下の表に、「Liberty 4」との主な違いをまとめました。

比較項目Liberty 4Liberty 5
ノイズキャンセリングウルトラNC 2.0ウルトラNC 3.5(中音域も強化)
ドライバー9.2mm ダイナミック
+6mmダイナミック
9.2mm ダイナミック
+ウールペーパー振動板
ドルビーオーディオ独自の3Dオーディオ対応(初搭載)
マルチポイント対応(併用制限あり)対応(LDAC/Dolby併用可)
バッテリー駆動時間最大9時間(単体) / 28時間(ケース)最大12時間(単体) / 48時間(ケース)
充電方式有線・ワイヤレス有線・ワイヤレス(10分で5時間再生)
防水性能IPX4IP55(防塵対応追加)
健康モニタリング機能ありなし(非搭載)

特に注目すべきは、ノイズキャンセリングの強化とドルビーオーディオの初搭載です。

これにより、単なるリスニング機器としてだけでなく、映画やポッドキャストなど、より没入感の求められるコンテンツにも対応可能になりました。

 

Anker 「Soundcore Liberty 5」のデザイン・装着感・カラーバリエーション

Soundcore Liberty 5イメージ画像
出典:Anker公式

スタイリッシュで機能的なデザイン

「Soundcore Liberty 5」は、前作「Liberty 4」の丸みを帯びたデザインから一新され、よりシャープで洗練された印象を与える外観へと進化しました。

主なデザインの特徴

  • ケースは薄型化され、スライド開閉式を継承しつつ取り出しやすさと携帯性が向上
  • イヤホン本体のスティック部分がやや長く・細くなり、高級感のある2トーン仕上げに。
  • 操作系はタップ式ではなく「感圧センサー」方式を採用。意図しない誤動作が起こりづらく、直感的に操作可能。
  • ロゴ表記も控えめにデザインされ、全体的にミニマルで上質な印象に。

さらに、ケース・本体ともにマットとメタリックの質感を織り交ぜており、日常使いでも視覚的に飽きが来ない構成です。

豊富なイヤーチップと装着性の向上

「Liberty 5」では、装着感にも徹底的に配慮がなされています。

イヤホン本体のノズル形状が楕円形から円形へ変更され、小さな耳にもフィットしやすい構造に。

装着性の進化ポイント

  • 付属イヤーチップは全6サイズ(XXS~L)
    → 小さな耳にも対応できる柔らかい素材。
  • 短めのノズル設計
    → 耳の浅い位置でのフィット感が向上。
  • 密着感を高める構造
    → 音漏れの低減と遮音性の向上。

実際に装着した際も違和感が少なく、スポーツや通勤中でも耳から落ちにくい設計になっています。

また、IP55の防塵防水性能を備えているため、汗や雨が気になる環境でも安心して使用できます。

5色のカラーバリエーションと質感の違い

Liberty 5では、従来のブラックやホワイトだけでなく、個性的かつ上品な全5色のカラーバリエーションが用意されています。

カラー名特徴・印象
ミッドナイトブラックシンプルかつスタイリッシュ。汎用性が高く男女問わず人気
パールホワイト清潔感のある明るい色味。光沢感で上質さも演出
ディープブルー深みのある色調で、角度によって光の反射が美しい
アプリコットピンク控えめで柔らかい印象のピンク。女性人気が高い
シャンパンゴールド落ち着きと高級感を両立した中性的カラー

いずれのカラーも、本体とケースが同色系で統一されており、サイドラインやロゴの色味まで細部にこだわりが見られます。

また、イヤーチップもそれぞれの本体色に合わせて用意されており、全体的な一体感が強化されています。

 

Anker 「Soundcore Liberty 5」の音質・ノイズキャンセリング・アプリ機能の実力

Soundcore Liberty 5イメージ画像
出典:Anker公式

音質:パワフルな低音と自然な高音の両立

「Soundcore Liberty 5」の音質は、単に「低音が強い」「高音がきれい」といったレベルを超えて、音の立体感・明瞭さ・バランス感覚に優れた設計がなされています。

これは、Ankerがこれまで培ってきた音響技術に加え、新設計のドライバー構造Dolby Audio対応の恩恵によるものです。

■ 採用されているドライバーと構造の詳細

要素内容
ドライバー9.2mm ダイナミックドライバー
振動板ウールペーパー素材(柔軟性と再現力に優れる)
低音強化構造デュアル低音増強ダクト + バスレフ構造(Libertyシリーズ初)

この構成により、以下のような効果が得られています:

  • 低音:深さ・迫力・厚みがありながら、キレとスピード感がある。
    → ロックやEDMのバスドラムやシンセベースが立体的に響く。
  • 中音:ボーカルの輪郭が明瞭で、演奏と埋もれない。
    → ボーカル主体のJ-POPやアコースティックで特に効果的。
  • 高音:耳に刺さりにくく、柔らかで繊細な鳴り。
    → 弦楽器やピアノの響きが自然に広がる。

■ Dolby Audio対応による立体音響の進化

「Liberty 5」は、Soundcoreの完全ワイヤレスイヤホンとして初めてDolby Audioに対応

音源に立体感と方向性を持たせ、まるで音に包まれているかのような空間的なリスニング体験を提供します。

Dolby Audioモードの選択肢
  • 音楽モード:自然な広がりと深みのある再現。音源の定位が安定。
  • ムービーモード:セリフと環境音が明瞭に分離。映画鑑賞に最適。
  • ポッドキャストモード:人の声が前に出て聞き取りやすい。

Dolby Audioはイコライザーとの併用も可能で、自分好みに微調整した音質と臨場感を組み合わせられるのも大きな魅力です。

■ リスニングジャンル別おすすめポイント

音楽ジャンルLiberty 5の適性と理由
EDM・ロック重低音とアタック感が強く、ライブ感ある再現が可能
J-POP・バラードボーカルの質感がナチュラルで、中音域がクリア
クラシック高音の歪みが少なく、空間の広がりに優れる
アコースティック繊細なギターやピアノの響きが自然に再現される

■ カスタマイズ性も◎:EQ・ヒアIDの連携

音質をさらに自分好みに調整したい方には、アプリ上のイコライザー機能ヒアID診断の組み合わせが有効です。

  • 20種類以上のプリセットEQ
  • 8バンドのカスタムEQ対応(100Hz〜12.8kHz)
  • ヒアID診断で聴覚に応じた最適な音質プロファイル生成

このように「Liberty 5」は、「買ったままでも十分良い音、こだわるなら徹底的に調整できる」という柔軟性を兼ね備えています。

全体として、「Liberty 」5の音質は「安価だけど良い音」ではなく、“価格を超えた完成度”を感じさせるクオリティに仕上がっています。

ノイズキャンセリングと外音取り込みの進化

Anker 「Soundcore Liberty 5」では、ノイズキャンセリング性能が大幅に進化しています。

先代モデル「Liberty 4」に搭載されていた「ウルトラノイズキャンセリング2.0」から、「Liberty 5」では「ウルトラノイズキャンセリング3.5」へと進化

ハード・ソフト両面の強化によって、価格帯を超えた遮音性能を実現しています。

■ ノイズキャンセリング性能の進化点

項目Liberty 4Liberty 5
ノイズキャンセリング技術ウルトラNC 2.0ウルトラNC 3.5
騒音検知回数非公開毎分180回のリアルタイム検知
装着状態検知非対応自動最適化アルゴリズム搭載
中高音ノイズ対策やや弱い独自構造で中域(人の声)にも強い

特に注目すべきは「中音域の遮音性能」。

これは街中の会話、カフェの環境音、車内アナウンスなど、実用面で非常に重要な周波数帯です。

「Liberty 5」はこの部分に強く、実使用時に「ノイキャン効いてる」と感じやすい点がユーザー満足度を高めています。

■ ノイズキャンセリングのカスタマイズ機能

アプリから以下のように調整が可能で、シーンに応じて最適化できます。

  • 5段階の手動調整
  • 「移動モード」搭載(飛行機・車など)
  • 風ノイズ低減機能付き
  • ドルビーオーディオとの併用可能(制限なし)

また、電車移動や空調のある室内など、日常的な騒音に対して非常に高い効果を発揮します。

■ 外音取り込み機能も大幅進化

「Liberty 5」では、外音取り込み用のマイク数を倍増(左右合計4基)したことで、より自然でクリアな外音再現が可能になりました。

外音取り込みの改善点
  • 人の声が自然に聞こえる
  • ホワイトノイズが少なく、耳に優しい
  • 周囲の音と自分の声が違和感なく混ざる
  • 実際にイヤホンを外さずに店員と自然に会話可能

さらに、環境音を聞きながら音楽も同時に楽しめるため、ランニング・通勤・オフィス利用などにも最適です。

このように、「Liberty 5」のノイズ制御技術は単なる「遮音性能」だけでなく、「自然な音環境の再構成」に成功しており、使う人のライフスタイルをより快適にしてくれる完成度に仕上がっています。

アプリで広がるカスタマイズ性と使い勝手

Ankerの専用アプリ「Soundcore」は、「Liberty 5」との連携によって多彩な機能を実現しています。

使いやすさとカスタマイズ性が両立されており、音の好みにこだわる人にも対応。

アプリでできる主な機能一覧

機能名概要
イコライザー(EQ)20種類以上のプリセットに加え、8バンドのカスタムEQ対応
ドルビーオーディオ設定音楽/ムービー/ポッドキャストモードで立体音響を最適化
ヒアID聴力テストに基づいてパーソナライズされたEQを自動生成
ノイズキャンセリング調整手動(5段階)と自動(移動モード)両対応
操作カスタマイズ感圧センサーの操作割当(左右独立、1回〜長押し対応)
マルチポイント管理2台同時接続+切替操作もアプリで簡単に管理可能
イヤホンを探す機能イヤホンから音を鳴らして紛失時に発見しやすくする機能

このように、初心者にとってはわかりやすく簡単に使える一方で、オーディオに詳しいユーザーにとっても細かく追い込める、両立型のユーザーインターフェースが魅力です。

スポンサーリンク

Anker 「Soundcore Liberty 5」を使用した私の体験談・レビュー

イメージ画像
※画像はイメージです

Anker 「Soundcore Liberty 5」を使ってみて感じたのは、「価格を忘れさせる完成度の高さ」でした。

特に印象に残ったポイントを、いくつかの使用シーンに分けてご紹介します。

■ 通勤中に使ったときの静けさと快適さ

毎日の電車通勤では、車内の走行音や周囲の会話など、意外と気が散る要素が多いのですが、「Liberty 5」のノイズキャンセリングは非常に優秀でした。

  • 電車内の走行音が自然にフェードアウトし、音楽に集中できる
  • 周囲のざわめき(会話やアナウンス)がほぼ気にならない
  • 装着感が軽く、長時間でも耳が痛くならない

ノイズキャンセリング性能の高さに加え、耳に自然にフィットするデザインが、長時間の使用でも快適さを保ってくれました。

■ オフィス作業中の集中力アップ

在宅勤務やオフィスでの使用時にも活躍。

周囲のキーボード音や話し声が遮断され、まるで「自分の世界」に入れる感覚がありました。

  • ヒアIDによるパーソナライズで、聴き疲れのない音に調整可能
  • ボーカルが前に出る設定にすると、ポッドキャストの聞き取りが快適
  • 外音取り込みモードも自然なので、話しかけられたときにイヤホンを外す必要がない

これまでのイヤホンではノイキャンを使うと耳に圧迫感を感じることがありましたが、「Liberty 5」ではそういった違和感は一切感じませんでした。

■ 屋外での使用:運動時や移動中の安心感

ランニングや買い物中など屋外での使用でも、その真価を実感。

シーン感じたこと
ランニング軽くて外れにくく、IP55対応で汗にも強い
スーパーでの買い物外音取り込みでレジのやり取りがスムーズ
自転車での移動環境音を取り込みながら音楽を楽しめるので安心

物理的な装着安定性だけでなく、外音との付き合い方をユーザーが選べる自由度の高さも評価できるポイントだと感じました。

■ アプリのカスタマイズ性がとにかく便利

特に印象に残っているのは、アプリの操作性と柔軟性の高さです。

  • プリセットEQがジャンルごとにしっかり分かれている
  • カスタムEQは8バンド調整可能で細かい音の追い込みができる
  • 感圧センサーの操作割り当てが左右独立で自由に設定できる

音楽モード、ムービーモード、ポッドキャストモードなど、シーンごとのモード切り替えがスムーズにできる点も、日常使いのしやすさを感じさせました。

■ 残念だった点

とはいえ、完璧というわけではありません。個人的に気になった点も挙げておきます。

  • 「Liberty 4」にあった「ヘルスモニタリング機能」は非搭載
  • iPhoneユーザーはLDAC(ハイレゾ)が使えない点は注意
  • 音質重視の設定をすると、ゲームモードなど一部機能と併用できないことがある

それでも全体的なバランスの良さと価格帯を考慮すると、これらは「致命的」ではなく、むしろ明確な目的を持って選ぶなら十分納得できる範囲でした。


このように、「Liberty 5」は日常のさまざまな場面で快適に使えるだけでなく、音質・機能・装着感のすべてがワンランク上の完成度でまとまっている印象を受けました。

 

Anker 「Soundcore Liberty 5」に関するQ&A

イメージ画像
※画像はイメージです

Anker 「Soundcore Liberty 5」に関して、よく聞かれそうな質問とその回答をまとめました。

「Liberty 5」と「Liberty 4」の違いは何ですか?

主な違いはノイズキャンセリング性能(ウルトラNC 2.0 → 3.5への進化)、音質の向上(ウールペーパー振動板+低音増強ダクト)、Dolby Audio対応、バッテリーの長寿命化(最大48時間)です。マルチポイントとLDAC/Dolbyの併用も可能になりました。

ノイズキャンセリングの性能はどれくらい優れていますか?

中音域(人の声や生活音)の遮音効果が特に優れており、従来比で2倍の性能。周囲の騒音レベルと装着状態を毎分180回検知し、環境に合わせて自動で最適化されます。

iPhoneでもハイレゾ音質を楽しめますか?

iPhoneではLDACによるハイレゾ再生は非対応です。ただし、SBCやAACでの再生は可能で、十分高音質です。Dolby Audioも使えるため、空間的な音響体験は楽しめます。

「Liberty 5」は防水ですか?

防塵防水性能はIP55です。日常の汗や雨、運動中の使用にも対応しています。ただし、完全防水ではないため水没には注意が必要です。

ワイヤレス充電に対応していますか?

Qi規格のワイヤレス充電に対応しています。また、10分の充電で最大5時間再生できる急速充電機能も搭載されています。

アプリでできることは何ですか?

イコライザー設定(プリセット+カスタム)、ノイキャンの強度調整、操作割り当て、Dolby Audioの切り替え、ヒアID診断など、豊富な機能が利用可能です。操作性も高く初心者にもおすすめです。

感圧センサーってどう使いますか?

本体スティック部分を「つまむ」ように操作します。1回押し、2回押し、3回押し、長押しなど、左右それぞれで機能を自由に割り当てられます。タップ式に比べて誤操作が少ないのが特徴です。

マルチポイント接続は可能ですか?

2台のデバイスを同時に接続できます。さらに、LDACやDolby Audioとマルチポイントの併用も可能という点が、他のイヤホンと比べて大きな利点です。

装着感はどうですか?耳が小さくても使えますか?

付属のイヤーチップは6サイズ(XXS〜L)あり、耳の小さい方でもフィットしやすい設計です。軽量かつノズルが短めなので長時間の装着でも疲れにくいです。

「Liberty 5」はゲーム用途にも使えますか?

低遅延モード(ゲームモード)を搭載しており、映像と音のズレを最小限に抑えられます。ただし、ゲームモード中はLDACやDolby Audioの併用ができないため注意が必要です。

音声通話の品質は良いですか?

非常に高品質です。片耳3基、計6基のマイクとAIノイズリダクションにより、騒がしい環境でも声が明瞭に伝わります。オンライン会議や電話も快適に行えます。

「Liberty 5」は片耳だけでも使用できますか?

片耳モードに対応しており、左右どちらのイヤホンも単独で使用可能です。通話やラジオ・ポッドキャストの視聴時に便利です。

スポンサーリンク

Anker 「Soundcore Liberty 5」レビューのまとめ

イメージ画像
※画像はイメージです

Anker 「Soundcore Liberty 5」は、同価格帯の完全ワイヤレスイヤホンの中でも抜きん出た総合力を誇る製品です。

前作「Liberty 4」の成功を踏まえ、価格を据え置いたまま各機能に磨きをかけたアップグレードモデルとして、非常に高い完成度に仕上がっています。

■ 総合評価

評価項目内容
音質パワフルかつ繊細。ウールペーパー振動板とDolbyの相乗効果
ノイズキャンセリング中音域の抑制が極めて優秀。ウルトラNC 3.5は伊達ではない
外音取り込みマイク数倍増で自然な聞こえ。実用性高し
バッテリー性能単体12時間、ケース込み48時間。急速充電も優秀
装着感・フィット性軽量・6サイズのイヤピースで誰でもフィット
アプリ・カスタマイズ性EQ・操作・プロファイル全てが手元で完結
デザイン・携帯性洗練されたカラーとコンパクトなスライドケース
総合満足度コスパも含めたトータルバランスで文句なし

■ 特に優れていると感じたポイント

  1. 音質と立体感の融合
    従来のLibertyシリーズよりも、音の「抜け感」や「分離感」が改善。特に低音の厚みと中高音の繊細さが同時に得られる点は、ライブ音源や映画の視聴にも向いています。
  2. ノイキャンが“生活を変えるレベル”
    環境音を物理的に遮断するだけでなく、“集中を作り出す”ツールとして活用できます。移動・作業・学習の場面で、快適性と集中力を劇的に高めてくれます。
  3. ユーザー別に最適化できる柔軟さ
    アプリを使えば、「操作方法・音質・接続環境」すべてをパーソナライズ可能。一人ひとりの使用スタイルに合わせて進化させられる“育てるイヤホン”です。

こんな人に特におすすめ

  • 音質・ノイキャン・使い勝手のすべてにバランス良く優れた製品を探している人
  • 1万円台でワンランク上のリスニング体験を得たい人
  • iPhone・Androidどちらでもアプリを使って細かく調整したい人
  • 長時間の利用でも疲れにくく、フィット感や軽さを重視する人
  • 外音取り込みやマルチポイントなど、多機能を日常で活用したい人

■ 購入前に知っておきたい注意点

  • ヘルスモニタリングは非搭載(Liberty 4にのみ搭載)
  • LDACはAndroid端末のみ対応(iOS非対応)
  • ゲームモードとLDAC/Dolby Audioは併用不可

→ これらを把握したうえで、自身の使い方と照らし合わせれば、満足度の高い選択ができるでしょう。

■ Anker 「Soundcore Liberty 5」レビューの総括

Anker 「Soundcore Liberty 5」は、あらゆる面で「完成されたバランス型イヤホン」と言える存在です。

強化されたノイズキャンセリングとパワフルな音質、Dolby Audioによる臨場感ある立体音響、そして自由度の高いアプリ操作と快適な装着感。

どれか一つに特化するのではなく、どの要素を取っても一定以上の満足感が得られることこそが、「Liberty 5」の最大の魅力です。

1万円台という価格に対して、ここまで多機能かつ高品質なワイヤレスイヤホンが手に入るという事実は、まさにコストパフォーマンスの傑作と言っても過言ではありません。

音にこだわりたい人、ノイキャンを重視する人、アプリで音質を追い込みたい人──それぞれのニーズにしっかり応えながら、日常使いの中で「使いやすさ」や「信頼性」にも配慮された設計は、あらゆるユーザー層にフィットします。

「Liberty 5」は、今この価格帯で選ぶべきワイヤレスイヤホンの一つとして、非常におすすめできる製品です。

気になっている方は、ぜひ一度体験してみてください。きっとその完成度の高さに驚くはずです。

スポンサーリンク