acoustune 「HSX1001 Jin -迅-」の実力は?音質・装着感・特徴を徹底レビュー!

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出典:acoustune公式
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ワイヤレスイヤホン市場は年々進化を遂げ、多くのブランドが独自の技術を搭載した製品を発表しています。

そんな中、日本のオーディオブランド acoustune(アコースチューン) が満を持して送り出したのが、ブランド初の完全ワイヤレスイヤホン 「HSX1001 Jin -迅-」 です。

acoustuneといえば、有線イヤホン市場で高い評価を得てきたメーカーであり、その技術力とこだわりが詰まったフラッグシップシリーズ「SHO-笙-」などは多くのオーディオファンから支持されています。

そんなacoustuneが、初のワイヤレスイヤホンで “モジュール交換” という革新的な機能 を搭載して登場しました。

「HSX1001 Jin -迅- 」の最大の特徴は、 ワイヤレスモジュールと音響チャンバーが交換可能な設計 にある点です。

ワイヤレスイヤホンの弱点である バッテリーの劣化問題や最新技術への対応 を、このモジュール交換によって解決し、長期間にわたって愛用できる製品となっています。

さらに、acoustuneが誇る 「ミリンクスドライバー」 を搭載し、シャープでスピード感のあるサウンドを実現。

高級感あふれる金属筐体や独自のチューニングも含め、まさにオーディオファンのための一台と言えるでしょう。

この記事では、「HSX1001 Jin -迅- 」の デザイン・装着感・音質・特徴的な機能 について詳しくレビューしていきます。

acoustuneのこだわりが詰まったこのイヤホンは、本当に買う価値があるのか?

その魅力を徹底解説していきます。

 

  1. acoustune 「HSX1001 Jin -迅-」 とは?
    1. acoustuneブランドの特徴
    2. 「HSX1001 Jin -迅-」 の基本スペック
    3. モジュール交換対応型イヤホンとは?
    4. モジュール交換によるメリットまとめ
  2. acoustune 「HSX1001 Jin -迅-」のデザインと装着感
    1. 高級感あふれるパッケージと付属品
    2. 金属筐体のデザインと堅牢性
    3. 快適な装着感とフィット感
    4. デザインと装着感のまとめ
  3. acoustune 「HSX1001 Jin -迅-」の音質レビュー
    1. 低域・中域・高域の音質特性
    2. 「HSX1900X SHINOGI」との比較
    3. 音質レビューのまとめ
  4. acoustune 「HSX1001 Jin -迅-」を使用した私の体験談・レビュー
    1. 開封時の印象と高級感
    2. 日常生活での使い勝手
    3. 音質のリアルな体験
    4. バッテリー持ちと接続の安定性
    5. 長時間使用の快適性
    6. 気になった点(デメリット)
    7. 私の体験談のまとめ
  5. acoustune 「HSX1001 Jin -迅-」に関するQ&A
    1. 「HSX1001 Jin -迅-」はどんなイヤホンですか?
    2. カラーバリエーションはありますか?
    3. 「HSX1001 Jin -迅-」の音質の特徴は?
    4. ノイズキャンセリング(ANC)は搭載されていますか?
    5. LDACやaptX Adaptiveに対応していますか?
    6. Q8. フィット感はどうですか?
    7. ケースのサイズ感は?持ち運びに便利ですか?
    8. 操作方法はタッチ式ですか?物理ボタンですか?
    9. バッテリー持ちはどのくらい?
    10. 充電方式は?ワイヤレス充電には対応していますか?
    11. Q13. 接続の安定性はどうですか?
    12. モジュール交換ってどういうこと?
    13. 交換用のモジュールやチャンバーはすでに販売されていますか?
  6. acoustune 「HSX1001 Jin -迅-」レビューのまとめ
    1. 「HSX1001 Jin -迅-」の特に優れていた点
    2. 改善してほしい点(デメリット)
    3. こんな人におすすめ!
    4. acoustune 「HSX1001 Jin -迅-」レビューの総括

acoustune 「HSX1001 Jin -迅-」 とは?

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出典:acoustune公式

acoustune初の完全ワイヤレスイヤホン 「HSX1001 Jin -迅-」 は、従来のワイヤレスイヤホンの概念を覆す 「モジュール交換対応型」 を採用した画期的なモデルです。

ここでは、acoustuneブランドの特徴や、「HSX1001」の基本スペック、そして最大の特徴である 「モジュール交換対応型イヤホン」 について詳しく解説していきます。

acoustuneブランドの特徴

acoustune(アコースチューン) は、2013年に設立された日本のオーディオブランドです。

設立以来、 「音質重視」 のイヤホン開発にこだわり、特に メカニカルなデザインと高音質を両立 したイヤホンを多数発表してきました。

acoustuneの代表的なシリーズには、以下のような製品があります。

  • SHOシリーズ(HS2000MX SHOなど) :音響チャンバーを交換できる有線イヤホン
  • HS1900X SHINOGI-鎬- :日本刀の「鎬(しのぎ)」をモチーフにしたシャープな音質
  • RS ONE :リーズナブルな価格帯のモニターイヤホン

どのモデルも、 メタルボディを採用した重厚感のあるデザイン や、カスタマイズ性の高さ が特徴であり、特に「SHOシリーズ」は、音響チャンバーを交換することで音質を変更できるなど、独自性の高い製品が多いです。

acoustuneの製品は、音質の解像度や臨場感、迫力に優れており、特に 「速さ」や「切れの良さ」 を重視したサウンドチューニングが施されています。

このコンセプトは、今回の 「HSX1001 Jin -迅-」 にも色濃く反映されています。

「HSX1001 Jin -迅-」 の基本スペック

「HSX1001 Jin -迅-」 のスペックを整理すると、以下のようになります。

項目詳細
型式ダイナミック型完全ワイヤレスイヤホン(密閉型)
ドライバーユニット改良型第3世代ミリンクスドライバー(10mm径)
Bluetooth仕様Ver 5.4 / Class2
対応コーデックLDAC / aptX Adaptive / AAC / SBC
最大接続距離約10m
充電時間イヤホン本体:約1.5時間 / 充電ケース:約2時間
連続再生時間約15時間
充電端子USB Type-C
重量イヤホン本体(片側) 約9.5g / 充電ケース 約60.5g

基本性能のポイント

  • 高音質コーデック対応 :LDACやaptX Adaptiveに対応し、高解像度な音質を実現
  • 長時間再生 :約15時間の連続再生が可能で、バッテリー持ちが優秀
  • 高耐久な金属筐体 :Acoustuneらしいメタルボディを採用し、重厚感と耐久性を両立
  • ワイヤレスモジュール交換可能 :バッテリー劣化や新技術に対応可能な設計

「HSX1001 Jin -迅-」は、「速さ」と「力強さ」を持つサウンドキャラクター を意識して開発されており、モデル名の「迅(Jin)」も、そのコンセプトを象徴しています。

モジュール交換対応型イヤホンとは?

「HSX1001 Jin -迅-」の最大の特徴が、 「ワイヤレスモジュール」と「音響チャンバー」の交換が可能 な点です。

ワイヤレスモジュールの交換

一般的なワイヤレスイヤホンは、バッテリー寿命が尽きると本体ごと買い替えなければならないのが常識です。

しかし、「HSX1001 Jin -迅-」は ワイヤレスモジュールを交換できる設計 になっており、バッテリーの劣化に対応できるだけでなく、将来的に新しい通信技術やコーデックに対応したモジュールが登場すれば、イヤホン本体はそのままで機能をアップグレードできる可能性があります。

この設計により、通常のワイヤレスイヤホンより 圧倒的に長く使用できる というメリットがあります。

音響チャンバーの交換

音響チャンバーは、イヤホンの音質を決定づける重要なパーツです。

「HSX1001 Jin -迅-」では、このチャンバーを アルミニウム製の高性能ハウジングに改良 し、内部には acoustune独自の「ミリンクスドライバー」(第3世代、10mm径)を搭載しています。

さらに、今後チャンバーを交換できるようなアップグレードが計画されており、 ユーザーが好みに応じて音質を変更できる可能性 があります。

これは、有線イヤホンの「HS2000MX SHOシリーズ」にも採用されていた概念ですが、ワイヤレスイヤホンでこの機能を搭載したのは非常に画期的です。

有線イヤホン化も可能?

さらに驚くべきことに、 「有線イヤホン化できるモジュール」 の開発も進められているとの情報があります。

通常、ワイヤレスイヤホンはバッテリーが切れたら使えなくなりますが、「HSX1001 Jin -迅-」は 専用の有線モジュールを装着することで、有線イヤホンとしても使用できる可能性がある のです。

この仕組みが実現すれば、音質のさらなる向上や、より細かなチューニングも可能になるかもしれません。

モジュール交換によるメリットまとめ

  • バッテリー交換が可能 → イヤホン本体を長く使用できる
  • 新しい通信技術やコーデックに対応可能 → 最新規格にアップデートできる可能性
  • 音響チャンバーの交換による音質カスタマイズ → 好みの音に変更できる
  • 有線イヤホン化の可能性 → バッテリー不要で使用可能

acoustune 「HSX1001 Jin -迅-」 は、一般的なワイヤレスイヤホンとは一線を画す 「モジュール交換対応型」 の設計を採用した、画期的なイヤホンです。

  • ブランド初の完全ワイヤレスイヤホンとしての挑戦
  • ワイヤレスモジュールと音響チャンバーの交換機能 により、長期間の使用や音質カスタマイズが可能
  • 高級感のある金属筐体と、Acoustuneならではのシャープな音作り

 

acoustune 「HSX1001 Jin -迅-」のデザインと装着感

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出典:acoustune公式

acoustune 「HSX1001 Jin -迅-」は、高級感のある金属筐体と精巧なデザイン を持ち、装着感にもこだわり抜かれた完全ワイヤレスイヤホンです。

ここでは、パッケージや付属品の内容、本体デザインの特徴、そして装着感について詳しく解説していきます。

高級感あふれるパッケージと付属品

パッケージデザイン

acoustuneはこれまでの製品でも 重厚感のあるパッケージ を採用しており、「HSX1001 Jin -迅-」も例外ではありません。

箱のスリーブには、モデル名にも入っている「迅(Jin)」を象徴する ハヤブサの翼を模したデザイン が施されています。

ハヤブサは「速さ」と「力強さ」の象徴であり、このイヤホンの音作りのコンセプトとも一致しています。

また、スリーブの隅には 「Made in Japan」の折り鶴のデザインがさりげなく配置されており、日本ブランドの誇りを感じさせる演出がなされています。

パッケージ内容

「HSX1001 Jin -迅-」のパッケージには、以下の内容が同梱されています。

  • イヤホン本体(左右)
  • 充電ケース(金属筐体、USB Type-C対応)
  • 充電用USBケーブル(両端Type-C)
  • イヤーピース(acoustune製AEX50 / AEX70)
  • ユーザーマニュアル

付属イヤーピースは、acoustune製の「AEX50」と「AEX70」が同梱 されており、いずれもS/M/Lサイズが付属。

これらのイヤーピースは シリコン製でフィット感が高く、密閉性にも優れた仕様 となっているため、装着感の向上に貢献しています。

また、充電ケースは 頑丈な金属製のデザイン になっており、従来のacoustuneの有線イヤホンで採用されていた 「ハードケース」 を思わせるデザインが踏襲されています。

金属筐体のデザインと堅牢性

イヤホン本体のデザイン

「HSX1001 Jin -迅-」の本体デザインは、 メカニカルで力強い印象を与える金属筐体 を採用しています。

イヤホン本体には、レザートーン塗装 が施されており、指紋が付きにくく、手に馴染みやすい仕上がりになっています。

さらに、イヤホンの表面には 楕円形のタッチセンサー部と2つのビス が組み合わさった独特なデザインが施され、ワイヤレスイヤホンとしては異例の精密な工業デザインが採用されています。

また、一般的なワイヤレスイヤホンと比べると サイズはやや大きめ ですが、これは 音響チャンバーの交換機構を備えているため です。

その分、剛性が高く耐久性にも優れており、長期間にわたって使用できる設計 になっています。

充電ケースのデザインと機能

充電ケースもまた、イヤホン本体と同じく 重厚感のある金属筐体 で作られています。

  • 高さ3.8cmのやや大きめサイズ だが、収納時の安定感がある
  • 片手で開閉しやすい設計 になっており、スムーズな取り出しが可能
  • USB Type-C充電に対応し、約15時間の連続再生が可能

金属筐体でありながら、ワイヤレスモジュール部分を樹脂素材にすることで 電波の干渉を防ぎ、安定した接続を実現 しています。

このケースは、一般的なワイヤレスイヤホンと比べて 高級感と耐久性を重視した設計 になっており、イヤホン本体のデザインとも統一感が取れています。

快適な装着感とフィット感

ステムの長さと装着感

「HSX1001 Jin -迅-」のステム(イヤホンの軸部分)は、最近の完全ワイヤレスイヤホンの中では やや長め に設計されています。

このステムの長さによって、イヤーピースが 耳の奥までしっかりとフィットし、遮音性が向上 するメリットがあります。

装着の仕方としては、耳にそっと乗せるのではなく、イヤーピースごと耳の奥まで押し込むタイプ になっています。

これにより、安定したフィット感を得ることができ、遮音性も高くなる 設計になっています。

イヤホン本体の重量とバランス

イヤホン本体の重量は 片側約9.5g と、ワイヤレスイヤホンの中ではやや重めの部類に入ります。

しかし、重心のバランスが考慮されており、耳に負担をかけないデザインになっています。

特に、acoustuneの有線イヤホン「ST1000」シリーズで培ったカスタムフィット技術が活かされている ため、装着感の安定性は高く、長時間の使用でも疲れにくい設計です。

ノイズキャンセリング機能の有無

「HSX1001 Jin -迅-」には、外音取込機能(アンビエントモード)は搭載されていますが、アクティブノイズキャンセリング(ANC)は非搭載 となっています。

これは、音質を最優先するacoustuneの哲学に基づいた決定であり、パッシブノイズアイソレーション(物理的な遮音性)を高めることで、ノイズをカットする 設計になっています。

そのため、しっかりと装着すれば 十分な遮音性を確保でき、ノイズキャンセリングなしでも快適に音楽を楽しめる 仕様になっています。

デザインと装着感のまとめ

  • パッケージにはハヤブサの翼デザインを採用し、高級感のある仕上がり
  • 金属筐体のイヤホン本体と充電ケースで、耐久性と所有欲を満たすデザイン
  • ステムがやや長めで、イヤーピースが耳の奥までしっかりフィット
  • 片側9.5gとやや重めだが、バランスの取れた設計で長時間の装着も快適
  • アクティブノイズキャンセリングは非搭載だが、遮音性が高く実用性は十分

「HSX1001 Jin -迅-」 は、acoustuneらしい 高級感のあるデザインと快適な装着感 を両立した完全ワイヤレスイヤホンとなっています。

 

acoustune 「HSX1001 Jin -迅-」の音質レビュー

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出典:acoustune公式

acoustune 「HSX1001 Jin -迅-」 は、ブランド初の完全ワイヤレスイヤホンでありながら、これまでのacoustune製品の特長をしっかりと継承した シャープでスピード感のあるサウンド に仕上がっています。

さらに、ワイヤレスイヤホンでありながら、優れた解像度と迫力のある音を実現 しており、ハイエンドオーディオファンも納得できる音質を持っています。

ここでは、HSX1001の 低域・中域・高域の音質特性、競合モデルとの比較、ジャンル別のおすすめ楽曲 について詳しく解説していきます。

低域・中域・高域の音質特性

低域(バス)

  • 「HSX1001 Jin -迅-」の低域は スピード感と切れの良さを重視 したチューニングになっており、ドラムやベースラインが明瞭に聴こえます。
  • 量感は控えめですが、輪郭がしっかりしており、「ドスン」と響くというより、「タイトで引き締まった低音」 という印象です。
  • キックドラムやベースのアタックが素早く、ビートの速い楽曲でも音がぼやけることなく、明瞭に再生されます。
  • EDMやロックのようなジャンルでは、ベースの一音一音がしっかりと分離し、音の厚みを感じることができます。

中域(ミッドレンジ)

  • 「HSX1001 Jin -迅-」の中域は ボーカルの透明感と存在感が際立つ チューニングになっています。
  • 特に女性ボーカルとの相性が良く、クリアで伸びやかな響き を持っています。
  • 低域の締まりが良い分、中域の厚みがしっかりと感じられ、ボーカルやギターが生き生きとした表現を持っています。
  • しかし、ドンシャリ系のイヤホンと比べると、少し硬質な響きがあり、柔らかい音を好む人にはやや鋭く聴こえる可能性も あります。

高域(トレブル)

  • 「HSX1001 Jin -迅-」の高域は、acoustuneらしい シャープでエッジの効いた音 に仕上がっています。
  • 「速さ」と「力強さ」を意識した高域チューニング で、シンバルやストリングスのアタックがはっきりと聴こえます。
  • ただし、過度に鋭すぎるわけではなく、適度な滑らかさを保っており、聴き疲れしにくいバランスが取れています。
  • 特に 管楽器やストリングス系の楽曲では、その繊細さと伸びの良さが際立つ ため、クラシックやジャズとの相性も良好です。

「HSX1900X SHINOGI」との比較

acoustune 「HSX1001 Jin -迅-」 は、同ブランドの 「HS1900X SHINOGI(鎬)」 と音質の方向性が似ていますが、以下の点で違いがあります。

イヤホンモデル高域中域低域音の特徴
HSX1001 Jin -迅-明瞭で速いクリアで繊細タイトで引き締まった低音速さと力強さを重視したアグレッシブなサウンド
HS1900X SHINOGI透明感があり滑らか太めで厚みのあるボーカル量感があり深みのある低音よりウォームでバランスの取れたサウンド

「HSX1001 Jin -迅-」は、より スピード感のある鋭い音を持つ のに対し、「HS1900X SHINOGI(鎬)」は ウォームで厚みのある音作り になっています。

そのため、「HSX1001 Jin -迅-」は ロック・EDM・ジャズなどのリズム感を楽しみたい人向け であり、「HS1900X SHINOGI(鎬)」は クラシックやバラード、ボーカル中心の音楽を楽しみたい人向け の傾向があります。

音質レビューのまとめ

  • 低域 → タイトでキレのある低音。量感は少なめだがアタック感が強い。
  • 中域 → クリアでボーカルの存在感が高い。特に女性ボーカルと好相性。
  • 高域 → シャープでエッジの効いた音だが、聴き疲れしにくいチューニング。
  • 得意なジャンル → ロック、EDM、ジャズなど、スピード感のある楽曲との相性が良い。

「HSX1001 Jin -迅-」 は、acoustuneらしい スピード感のある切れの良い音作り をワイヤレスイヤホンで実現したモデルです。

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acoustune 「HSX1001 Jin -迅-」を使用した私の体験談・レビュー

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※画像はイメージです

acoustune 「HSX1001 Jin -迅-」 を実際に使用してみた感想を、以下のポイントに分けて詳しくお伝えします。

  1. 開封時の印象と高級感
  2. 日常生活での使い勝手
  3. 音質のリアルな体験
  4. バッテリー持ちと接続の安定性
  5. 長時間使用の快適性
  6. 気になった点(デメリット)

開封時の印象と高級感

まず箱を開けた瞬間、acoustuneらしい 高級感のあるデザイン に目を奪われました。

  • メカニカルなデザインとしっかりした作り で、手に持ったときの満足感が非常に高い。
  • 金属筐体の充電ケースはしっかりした重さがあり、剛性感が抜群。
  • スリーブのハヤブサデザインが目を引く など、細かい部分まで作り込まれているのが伝わってきます。

特に ケースのメタル感とイヤホン本体の質感は、他のワイヤレスイヤホンとは一線を画すレベル で、所有欲を満たしてくれる仕上がりでした。

日常生活での使い勝手

普段の生活で 通勤・作業・散歩・スポーツ など、様々なシチュエーションで使ってみました。

良かった点

  • ワイヤレス接続が非常に安定している (LDAC接続でも途切れにくい)
  • 通話品質もクリアで、オンライン会議にも十分使える
  • フィット感が高く、歩いたり軽い運動をしても外れにくい
  • 外音取込機能が自然で、屋外でも安全に使える

💡 気になった点

  • ケースが少し大きく、ポケットに入れるとややかさばる
  • タッチセンサーの反応がやや敏感で、意図せず操作してしまうことがある

音質のリアルな体験

実際に使ってみて、やはり「HSX1001 Jin -迅-」は 音質重視の完全ワイヤレスイヤホン であることを実感しました。

🎵 音質のポイント

  • 圧倒的な切れの良さとスピード感 → 特にドラムやギターのリズムがクリアに聴こえる。
  • ボーカルが前面に出るチューニング → 女性ボーカルの曲が特に心地よい。
  • 低音はタイトで余分な膨らみがない → 迫力よりも輪郭の明瞭さを重視。

実際に聴いた楽曲の感想としては…

ロック・メタル 🎸 → 「疾走感が最高!」
→ ギターの歯切れの良さが際立ち、ボーカルのエモーショナルな表現がより引き立っていた。

EDM・ダンスミュージック 🎧 → 「リズムの刻みが明確で聴きやすい!」
→ キックのアタックがくっきりしており、テンションが上がるサウンドだった。

クラシック・ジャズ 🎷 → 「高域の繊細さが際立つが、ゆったりした曲には向かないかも」
→ トランペットの音がしっかり際立つものの、少し鋭さが目立ち、暖かみのあるサウンドを求める人にはやや硬く感じるかもしれない。

全体的に、速いビートの曲やアグレッシブな楽曲との相性が非常に良い イヤホンだと感じました。

バッテリー持ちと接続の安定性

ワイヤレスイヤホンで気になるのが バッテリーの持ちと接続の安定性 ですが、「HSX1001 Jin -迅-」はどちらも優秀でした。

🔋 バッテリー

  • 連続再生15時間は普段使いには十分で、1日中使ってもバッテリー切れの心配が少ない。
  • ケースを含めると最大45時間使用可能 なので、数日間充電しなくても問題なし。

📶 接続安定性

  • LDAC接続でもほとんど音切れなし(通常、LDACは途切れやすいことが多いが、「HSX1001 Jin -迅-」はかなり安定していた)。
  • 街中や電車内でも問題なく接続でき、ストレスフリー。

長時間使用の快適性

長時間の使用でも疲れにくいか? という点についても検証しました。

良い点

  • 装着感が良く、圧迫感が少ないため長時間装着が可能。
  • ステムが少し長めで安定するので、耳から落ちにくい。

💡 気になった点

  • イヤホン自体がやや重め(片側9.5g)なので、長時間使用すると少し疲れを感じることも。
  • 耳の形によっては、金属筐体が少し冷たく感じることがある。

気になった点(デメリット)

ここまで絶賛してきましたが、もちろん 改善してほしいポイント もありました。

🔻 気になる点

  1. ケースがやや大きく、持ち運びが少し不便
  2. タッチセンサーが敏感すぎて、意図せず操作してしまうことがある
  3. ノイズキャンセリング(ANC)が非搭載(遮音性は高いが、ANCを求める人には物足りない)
  4. 音質がシャープすぎると感じる人もいる(暖かみのある音を求める人には不向き)

私の体験談のまとめ

  • 開封時の高級感 は他のワイヤレスイヤホンと比較してもトップクラス。
  • ワイヤレスイヤホンとしての使い勝手は良好 で、安定した接続と長時間バッテリーが魅力。
  • 音質は圧倒的なスピード感とシャープさが特徴 で、特にロック・EDMとの相性が抜群。
  • 装着感は良いが、イヤホンの重さが若干気になる場合もある。
  • ノイズキャンセリングがない点と、ケースの大きさは少し残念。

acoustune 「HSX1001 Jin -迅-」 は、音質と耐久性を重視する人にとっては、非常に満足度の高い製品 でした。

 

acoustune 「HSX1001 Jin -迅-」に関するQ&A

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※画像はイメージです

acoustune 「HSX1001 Jin -迅-」に関して、よく聞かれそうな質問とその回答をまとめました。

「HSX1001 Jin -迅-」はどんなイヤホンですか?

「HSX1001 Jin -迅-」は、日本のオーディオブランドacoustune初の完全ワイヤレスイヤホン です。特に、 ワイヤレスモジュールと音響チャンバーが交換可能な「モジュール交換対応型」 という点が特徴です。音質はシャープでスピード感があり、特にロックやEDMと相性が良いです。

カラーバリエーションはありますか?

現時点では ブラックのみ の展開ですが、今後別カラーや限定モデルが登場する可能性もあります。

「HSX1001 Jin -迅-」の音質の特徴は?

速さ・力強さ・シャープさが際立つサウンド です。

  • 低音 :タイトで引き締まっており、膨らみすぎないクリーンな仕上がり。
  • 中音 :ボーカルが前に出るクリアなチューニング。特に女性ボーカルが映える。
  • 高音 :エッジの効いた鋭さがあり、シンバルやストリングスが明瞭に聴こえる。

相性の良いジャンル

  • ロック・メタル
  • EDM・ダンスミュージック
  • ジャズ(特に金管楽器系)

やや相性が悪いジャンル

  • ウォームな音を求めるクラシックやバラード
  • 低音を強調したいヒップホップ

ノイズキャンセリング(ANC)は搭載されていますか?

ANC(アクティブノイズキャンセリング)は非搭載 です。ただし、遮音性の高いイヤーピースと密閉性の高い装着感により、物理的なノイズアイソレーションは優れています。

LDACやaptX Adaptiveに対応していますか?

対応しています

  • LDAC(ハイレゾ相当の高音質再生が可能)
  • aptX Adaptive(音質と接続安定性のバランスが取れたコーデック)
  • もちろん AAC / SBC も対応しているため、iPhoneや一般的なAndroidでも快適に使用できます。

Q8. フィット感はどうですか?

ステムがやや長めで、イヤーピースが 耳の奥までしっかりフィットする設計 になっています。そのため、遮音性が高く、しっかりとホールドされます。ただし、 片側9.5gとやや重め なので、長時間の使用では少し疲れることがあるかもしれません。

ケースのサイズ感は?持ち運びに便利ですか?

ケースは金属製で高級感がありますが、少し大きめです。 高さ3.8cmとやや厚みがあるため、ポケットに入れると膨らみが気になるかもしれません。カバンに入れて持ち運ぶ分には問題ありません。

操作方法はタッチ式ですか?物理ボタンですか?

タッチセンサー式 です。ただし、感度が良すぎて誤操作することがあるため、慣れるまでは注意が必要です。

バッテリー持ちはどのくらい?

イヤホン本体で 最大15時間、充電ケースを合わせると 合計約45時間 使用可能です。これはワイヤレスイヤホンの中でも高めの性能です。

充電方式は?ワイヤレス充電には対応していますか?

USB Type-C充電のみ で、ワイヤレス充電には対応していません。

Q13. 接続の安定性はどうですか?

非常に安定しています

  • Bluetooth 5.4を採用しており、LDAC接続でもほとんど音切れがありません。
  • 人混みの多い街中や電車内でも、ストレスなく使用できます。

モジュール交換ってどういうこと?

ワイヤレスモジュールと音響チャンバーを交換できる 機構を搭載しています。これにより、以下のようなメリットがあります。

  1. バッテリー劣化時にモジュールを交換することで長く使用できる
  2. 将来的に新しい通信技術(例:次世代Bluetooth)に対応できる可能性がある
  3. 音響チャンバーを交換することで、音質をカスタマイズできる

交換用のモジュールやチャンバーはすでに販売されていますか?

2025年2月時点では まだ発売されていません。しかし、メーカーから「将来的に有線イヤホン化できるモジュール」などの開発が発表されており、今後の展開に期待が高まります。

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acoustune 「HSX1001 Jin -迅-」レビューのまとめ

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※画像はイメージです

acoustune 「HSX1001 Jin -迅-」 は、ブランド初の完全ワイヤレスイヤホンとして、圧倒的な音質と革新的な機能を兼ね備えた一台 でした。

音質、デザイン、装着感、ワイヤレス技術、モジュール交換機構など、従来のワイヤレスイヤホンとは一線を画す製品であり、特に 「音質重視のオーディオファン」 にとっては大きな魅力を持つイヤホンと言えます。

ここでは、「HSX1001 Jin -迅-」の 「特に優れていた点」と「改善してほしい点」 をまとめながら、どんな人におすすめできるイヤホンなのかを整理していきます。

「HSX1001 Jin -迅-」の特に優れていた点

① ワイヤレスイヤホンとしては異次元の音質

  • 有線イヤホンで培った技術をそのままワイヤレスに落とし込み、極めて解像度の高いシャープなサウンドを実現
  • 低域はタイトでスピード感があり、中域はクリアで抜けが良く、高域はエッジの効いた鋭さを持つ。
  • 特にロックやEDMとの相性が抜群 で、ビートの速い楽曲でその実力を発揮。

② モジュール交換対応で、バッテリー劣化や新技術への対応が可能

  • ワイヤレスモジュールと音響チャンバーが交換できる ため、通常のワイヤレスイヤホンのようにバッテリーが劣化して使えなくなることがない。
  • さらに、有線イヤホン化できるモジュールの開発も進んでおり、将来的な拡張性が非常に高い。

③ 高級感のあるデザインと耐久性の高い金属筐体

  • 金属ボディの充電ケースとイヤホン本体 により、耐久性と高級感を両立。
  • ケースや本体のデザインは、acoustuneの有線イヤホンと同じくメカニカルで所有欲を満たす仕上がり。

④ 15時間の長時間再生&接続の安定性

  • ワイヤレスイヤホンとしては トップクラスの15時間連続再生 を実現。
  • LDAC接続でも音が途切れにくく、通信の安定性が非常に高い。

⑤ イヤホンとしてのフィット感が高い

  • ステム(軸)が長めのデザインになっており、しっかりと 耳の奥にフィットする設計
  • 付属イヤーピース(acoustune AEX50 / AEX70)も質が高く、遮音性に優れる。

改善してほしい点(デメリット)

💡 ① ケースが大きくてポケットに入れにくい

  • 高級感のある金属筐体のケースはカッコいいが、サイズがやや大きく持ち運びに不便
  • ジャケットのポケットに入れると かさばる ため、小型化が望まれる。

💡 ② タッチセンサーの感度が良すぎて、誤操作が起こりやすい

  • イヤホンの表面にあるタッチセンサーの感度が良すぎて、ちょっと触れただけで誤操作してしまう ことがある。
  • 操作のカスタマイズ機能があればさらに使いやすくなる。

💡 ③ ノイズキャンセリング(ANC)が非搭載

  • 「HSX1001 Jin -迅-」は外音取込機能は搭載しているが、アクティブノイズキャンセリング(ANC)は非搭載
  • 音質を優先した結果かもしれないが、ANCがないことに物足りなさを感じる人もいる かもしれない。

💡 ④ 音の傾向がシャープなので、ウォームな音を求める人には向かない

  • 「HSX1001 Jin -迅-」のサウンドは、鋭く、スピード感のあるチューニング になっているため、柔らかい音を好む人には少し硬く感じるかもしれない。
  • 例えば ジャズやクラシックを暖かい音で楽しみたい人には向いていない 可能性がある。

こんな人におすすめ!

🔵 「HSX1001 Jin -迅-」 をおすすめできる人
音質最優先!とにかく高音質なワイヤレスイヤホンが欲しい人
ロックやEDMなど、疾走感のある楽曲を聴く人
ワイヤレスイヤホンのバッテリー劣化が気になり、長く使える製品を求めている人
金属筐体の高級感があるデザインが好きな人
LDACなどのハイレゾ対応ワイヤレスコーデックを使いたい人

🔴 「HSX1001 Jin -迅-」 をおすすめできない人
小型・軽量のワイヤレスイヤホンが欲しい人(ケースが大きい)
ノイズキャンセリング機能が必須の人
ウォームで柔らかい音が好きな人(シャープな音が苦手な人)
できるだけ安価なワイヤレスイヤホンを探している人(価格が高め)

acoustune 「HSX1001 Jin -迅-」レビューの総括

acoustune 「HSX1001 Jin -迅-」 は、単なるワイヤレスイヤホンではなく、オーディオの未来を見据えた革新的な一台でした。

シャープでスピード感のあるサウンドは、ロックやEDMなどのアップテンポな楽曲との相性が抜群で、音の輪郭が際立つ解像度の高さも特筆すべき点です。

さらに、モジュール交換対応により、バッテリーの劣化や技術の進化に柔軟に対応できる設計は、長期間使用する上での大きなメリットとなります。

金属筐体の高級感あるデザインや15時間の長時間再生も魅力的で、ワイヤレスイヤホンとしての完成度は非常に高いものの、ケースの大きさやノイズキャンセリング非搭載といった点は購入前に考慮すべきポイントかもしれません。

しかし、音質を最優先する人や、長く愛用できる高品質なイヤホンを求める人にとっては、間違いなく価値のある選択肢となるでしょう。

音楽をより深く、より豊かに楽しみたい人にとって、「HSX1001 Jin -迅-」 は、新たなリスニング体験を提供してくれるイヤホンです。

これまでのワイヤレスイヤホンでは満足できなかった人こそ、一度試してみる価値があるでしょう。

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