Anker 「Soundcore P40i」 徹底レビュー|低音の迫力と多機能ケースが魅力の万能ワイヤレスイヤホン

トップ画像 カナル型
出典:Anker Japan公式
記事内に広告が含まれています。

Ankerのオーディオブランド「Soundcore」から登場した最新のワイヤレスイヤホンが、「Soundcore P40i」です。

1万円を切る手頃な価格帯でありながら、アクティブノイズキャンセリングや外音取り込み機能、マルチポイント接続、最大60時間の再生が可能なバッテリー性能など、ハイエンドモデルに匹敵するスペックを備えています。

数ある同価格帯の製品の中にあって、長時間再生と快適な装着感を両立している点が大きな特徴であり、通勤や通学、在宅ワークなど日常の幅広いシーンで活躍できるポテンシャルを持っています。

この記事では、この「Soundcore P40i」を実際に使用した体験をもとにレビューを行います。

単なるスペック紹介にとどまらず、デザインや装着感、音質の印象、ノイズキャンセリングの実力、さらに他モデルとの比較に至るまで、リアルな使用感を重視した内容をお届けします。

競合製品と比較したときに「P40i」がどのような価値を持つのかを明らかにし、読者が購入を検討する際の判断材料となるようなレビューを目指します。

 

  1. Anker 「Soundcore P40i」のデザインと装着感
    1. ケースと本体デザインの特徴
    2. フィット感と長時間使用での快適さ
    3. 操作性と使い勝手
    4. デザイン・装着関連の主要ポイント
  2. Anker 「Soundcore P40i」の音質レビュー
    1. 全体の音のバランス(低音・中音・高音)
    2. 音場の広さと解像度
    3. 映像・ゲームとの相性(遅延や臨場感)
  3. Anker 「Soundcore P40i」の機能と性能
    1. ノイズキャンセリングと外音取り込み、通話品質
    2. 接続とアプリ機能
    3. バッテリー性能と充電方式
    4. 主要機能まとめ
  4. Anker 「Soundcore P40i」を使用した私の体験談・レビュー
    1. 通勤・日常使いでの印象
    2. リモート会議・在宅ワークでの使用感
    3. 運動時の使用感
    4. 長時間利用での疲労感
    5. 他モデルとの比較・使い分け
    6. シーン別おすすめ設定
    7. 体験談まとめ
  5. Anker 「Soundcore P40i」に関するQ&A
    1. 「Soundcore P40i」の音質はどんな特徴がありますか?
    2. ノイズキャンセリング(ANC)の効きは強いですか?
    3. 外音取り込み機能は自然に聞こえますか?
    4. マルチポイント接続はできますか?
    5. バッテリーはどのくらい持ちますか?
    6. 防水性能はありますか?
    7. ゲームや動画視聴での遅延はどうですか?
    8. ケースのスマホスタンド機能は実用的ですか?
    9. イヤーピースのサイズ感はどうですか?
    10. Soundcore Libertyシリーズとの違いは?
    11. 初めてワイヤレスイヤホンを買う人でも使いやすいですか?
    12. 通話中に周囲の雑音はどの程度抑えられますか?
    13. マルチポイント接続時の切り替えはスムーズですか?
    14. 長時間装着しても耳が痛くなりませんか?
    15. 音質を重視する人にも満足できますか?
  6. Anker 「Soundcore P40i」レビューのまとめ
    1. 特に良かった点
    2. 気になった点と対処法
    3. 購入前にチェックしたいポイント
    4. 他モデルと比較した際の立ち位置
    5. どんな人におすすめ?
    6. Anker 「Soundcore P40i」レビューの総括

Anker 「Soundcore P40i」のデザインと装着感

イメージ画像
出典:Anker Japan公式

ケースと本体デザインの特徴

「Soundcore P40i」のケースは、丸みを帯びたスクエア型で手に馴染みやすく、ポケットに収まりやすいサイズ感です。

フタの剛性やヒンジの安定感がしっかりしており、開閉の際に安っぽさを感じさせません。

さらに大きな特徴として、フタを開けるとスマホスタンドとして使えるギミックを備えており、横向きに立てて動画を楽しむことができます。

質感は指紋の付きにくいマット調で、落ち着いた雰囲気に仕上がっています。

カラー展開はブラック、ブルー、パープル、ホワイトの4色で、日常使いのシーンに合わせやすいバリエーションです。

またQiワイヤレス充電に対応しているため、ケーブルを差さずに気軽に充電できるのも嬉しいポイントです。

  • ケースサイズ:約57×57×29mm
  • Qiワイヤレス充電対応
  • スマホスタンド機能内蔵
  • カラー展開:ブラック/ブルー/パープル/ホワイト

フィット感と長時間使用での快適さ

本体はステムのないカナル型デザインで、耳道に浅めに収まる仕様になっています。

押し込む感覚が少ないため、長時間装着しても圧迫感が少なく快適に使えるのが利点です。

ただし耳道が大きめの人は密閉感がやや弱く感じることもあり、イヤーピースのサイズ調整や装着角度の工夫が求められます。

快適さを得るためのポイントとしては、まず同梱されている5種類のイヤーピースを試すことが重要です。

特に、少し大きめのサイズを使うことで密閉性が向上し、低音もしっかり感じられるようになります。

またイヤホンを耳に収めた後に、角度を微調整してノズルが耳道の中心を向くように調整するとフィット感が安定します。

  • 長時間でも疲れにくい軽い装着感
  • イヤーピースは5サイズ同梱
  • 密閉感が弱い場合はワンサイズ大きめ推奨
  • 激しい運動では時折フィットの調整が必要

操作性と使い勝手

操作はタップによる直感的な方式で、アプリを通じて音量調整やANC切り替えなど好みに応じてカスタマイズが可能です。

さらにマルチポイントに対応しており、スマホとPCの間でシームレスに切り替えられるため、ビジネスシーンや在宅ワークにも便利です。

また防水性能はIPX5相当で、雨の日の外出や軽い運動での汗にも耐えられる仕様です。

ケースはUSB-CとQiワイヤレスの両方で充電でき、バッテリーインジケーターも見やすく、日常的にストレスなく使える工夫がされています。

デザイン・装着関連の主要ポイント

項目内容
形状ステムなしカナル型(浅めの装着)
イヤーピースシリコン製・5サイズ同梱
防水性能IPX5
ケース機能スマホスタンド内蔵、Qiワイヤレス/USB-C充電対応
サイズ感約57×57×29mm(ケース)

「Soundcore P40i」は、コンパクトで実用的なケースデザインと、浅めの装着で長時間でも快適に使えるイヤホン本体が特徴です。

Qiワイヤレス充電やスマホスタンド機能など、日常使いを意識した工夫が随所に見られ、幅広いシーンで活躍できるモデルに仕上がっています。

 

Anker 「Soundcore P40i」の音質レビュー

イメージ画像
出典:Anker Japan公式

全体の音のバランス(低音・中音・高音)

「Soundcore P40i」は、低音の力強さを前面に出したチューニングが最大の特徴です。

11mmのダイナミックドライバーとBassUp™機能が合わさり、量感豊かで沈み込むような低域を再生します。

クラブミュージックやEDMではベースラインが厚く響き、リズムの躍動感を存分に楽しめます。

中域は低音にやや押される傾向があり、男性ボーカルやアコースティック楽器の厚みが後ろに下がって聞こえることがあります。

ただし解像度自体は悪くなく、EQで低音を少し抑えることでボーカルやギターが前に出て、バランスの取れた音に変化します。

女性ボーカルや高音域の楽器は比較的クリアに響き、ポップスやバラードとの相性は良好です。

高域は明瞭で解像感があり、シンバルやハイハットの金属音が輪郭を持って再現されます。

楽曲によっては少し鋭さが出て耳に刺さるように感じることもありますが、EQで6〜8kHz付近を下げることで自然な音色に整えることが可能です。

周波数帯ごとの特徴

帯域特徴聴こえ方の傾向
低音(20〜200Hz)量感豊かで沈み込みが深いベースやキックが力強く迫力満点
中音(200Hz〜2kHz)やや後ろに下がり気味ボーカルやギターが低音に隠れることがある
高音(2kHz〜10kHz以上)明瞭で解像感が高いシンバルや弦がクリアだが曲によって刺さり感あり

ジャンル別の相性

ジャズ/クラシック:解像度は十分だが、高域のピークを抑えると自然さが増す。

EDM/ヒップホップ/ポップス:迫力のある低音が映えて相性抜群。

ロック/J-POP:全体のバランスは良好だが、中域をEQで補うとさらに聴きやすい。

音場の広さと解像度

「Soundcore P40i」の音場は、ワイヤレスイヤホンとしては標準的な広さで、極端に広大というわけではありません。

しかし、左右の定位感は自然で、楽器やボーカルの位置関係を把握しやすく、普段のリスニングには十分なクオリティです。

低音の厚みが音場に奥行きを与える一方で、曲によってはディテールがやや膨らんで感じられることがあります。

解像度に関しては、価格帯を考えれば優秀な部類に入ります。

高音の輪郭はクリアで、ボーカルの息遣いや弦楽器のアタック感なども再現されます。

ただし、低音が強調された曲では細部がかすんで聞こえることもあり、EQで低音を控えめにするとより解像感を得やすくなります。

音場と解像度の特徴

  • 音場の広さ:標準的。横方向の定位は素直で破綻が少ない。
  • 奥行き感:低音の量感が膨らみを作り、立体感を感じやすい。
  • 解像度:中高域は鮮明で、細部表現も価格以上の実力。
  • 弱点:低音が強調された曲では、細かいディテールが後ろに隠れることがある。

音場・解像度の評価イメージ

項目評価コメント
横方向の広がり自然で素直。左右の定位は明瞭。
奥行き感低音が厚く、立体感がある。
解像度中高域はクリア。細かい表現も出やすい。
ディテール感△〜○低音が強めだと細部がやや滲む。

映像・ゲームとの相性(遅延や臨場感)

動画視聴では「ムービーモード(3Dオーディオ)」が臨場感を高め、アクション映画やライブ映像をより楽しめます。

低音の没入感と空間表現が組み合わさり、エンタメ用途での満足度は高めです。

ゲームでは「ゲームモード」を有効にすることで遅延が軽減され、効果音やBGMが映像に近いタイミングで聞こえるようになります。

とはいえ完全に遅延ゼロにはならないため、リズムゲームやシビアなタイミングが要求されるタイトルでは注意が必要です。

おすすめの活用方法は以下の通りです。

  • 映画視聴:ムービーモード+高域を少し上げてセリフを明瞭に。
  • ゲーム用途:ゲームモードON+低域を控えめにして定位感を向上。

「Soundcore P40i」は「低音の迫力」を強みにした楽しいリスニング向けのイヤホンです。

標準のままでも十分楽しめますが、EQやHearIDを活用すればジャンルごとの最適化が可能で、幅広い音楽スタイルに対応できます。

映画やゲームでも没入感を味わえる一方、完全な遅延ゼロを求める用途では注意が必要です。

 

Anker 「Soundcore P40i」の機能と性能

イメージ画像
※画像はイメージです

ノイズキャンセリングと外音取り込み、通話品質

「Soundcore P40i」は、周囲の環境に合わせて自動で効きを調整するAdaptive ANCを搭載しています。

地下鉄やカフェなど騒音の多い場所では強めに、静かな場所では自然な効きに調整されるため、常に快適なリスニング環境を確保できます。

外音取り込み機能も備えており、会話やアナウンス確認時にイヤホンを外さずに済むのは便利です。

さらに通話用に6基のマイク+AIノイズリダクションを搭載。

周囲の雑音を抑えつつ声を明瞭に届けてくれるため、オンライン会議や外出先での通話でも安心感があります。

  • Adaptive ANCで環境に応じた最適化
  • 外音取り込みで自然な会話や周囲確認が可能
  • 6マイク+AI処理でクリアな通話品質

接続とアプリ機能

Bluetooth 5.3を採用し、安定した接続低消費電力を実現しています。

特筆すべきはマルチポイント接続で、スマホとPCなど2台を同時にペアリング可能です。

リモート会議中にスマホの着信を取り逃さないなど、実用面でのメリットは大きいです。

遅延を抑えるゲームモードも搭載されており、動画視聴やカジュアルゲームなら十分に快適に楽しめます。

またアプリには10バンドEQHearIDがあり、自分の聴覚特性に合わせたサウンド調整が可能です。

  • マルチポイント接続で2台同時待ち受け
  • ゲームモードで映像と音のズレを軽減
  • アプリでEQカスタマイズ/HearIDによる自動最適化

バッテリー性能と充電方式

バッテリー持ちはこの価格帯でもトップクラス。

イヤホン単体で最大12時間、ケース併用で最大60時間の再生が可能です。

ANCをオンにしても10+50時間と長持ちし、出張や旅行でも安心して使えます。

また、10分の急速充電で約5時間再生できるため、急いでいるときにも心強いです。

充電方式はUSB-Cに加え、Qiワイヤレス充電にも対応。

日常的には充電台に置くだけで補給できるため、ケーブルを抜き差しする手間が減ります。

さらにケースにはスマホスタンド機能が仕込まれており、ちょっとした動画視聴にも活躍します。

  • 通常再生:12時間+ケース60時間
  • ANC使用時:10時間+ケース50時間
  • 急速充電:10分で5時間再生可能
  • USB-C/Qiワイヤレス充電対応
  • ケースはスマホスタンドとしても利用可能

主要機能まとめ

項目内容
ノイズ対策Adaptive ANC、外音取り込み対応
通話品質6マイク+AIノイズリダクション
接続Bluetooth 5.3、マルチポイント対応
遅延対策ゲームモード(動画・カジュアルゲーム向き)
サウンド調整10バンドEQ、HearID
バッテリー最大12h+ケース60h(ANC時10h+50h)
急速充電10分で約5時間再生
充電方式USB-C/Qiワイヤレス
防水性能IPX5
ケースの特徴スマホスタンド機能付き

「Soundcore P40i」は、便利な機能が幅広く搭載された万能モデルです。自動調整型のANCと自然な外音取り込み、2台同時接続や低遅延モード、豊富なEQ調整に加え、長時間バッテリーとQiワイヤレス充電までカバーしています。

さらにケースがスマホスタンドになるというユニークな付加価値もあり、日常のあらゆるシーンで“使いやすさ”を実感できる構成になっています。

スポンサーリンク

Anker 「Soundcore P40i」を使用した私の体験談・レビュー

イメージ画像

通勤・日常使いでの印象

朝の通勤電車ではAdaptive ANCが車内の低周波ノイズをしっかり抑えてくれました。

音楽を流さない状態でも耳への圧迫感が少なく、自然な静けさが心地良かったです。

駅やコンビニでは外音取り込みを使い、イヤホンを外さずに会話できたのは便利でした。

日常使いのポイント

  • ANCは長時間でも快適な効き方
  • 外音取り込みでアナウンスや会話が聞き取りやすい
  • マルチポイントでPC⇄スマホの切替がスムーズ
  • Qi充電やスマホスタンドが移動中に役立つ

リモート会議・在宅ワークでの使用感

PCとスマホを同時接続しておくことで、会議中でも着信を逃さず対応できました。

マイク性能も良く、相手から「声がはっきり聞こえる」と言われることが多かったです。

長時間の会議でもバッテリー切れの心配が少なく、ビジネス用途でも十分活躍できます。

在宅ワークで便利だった点

  • マルチポイントでPC+スマホを同時利用
  • 6マイク+AIノイズリダクションで声がクリア
  • バッテリー持ちが長く安心

運動時の使用感

ジムでの筋トレや軽いランニングならズレも少なく、IPX5防滴性能で汗を気にせず使えました。

ジャンプなどを伴う激しい運動ではややズレやすいですが、イヤーピースを調整すれば改善できます。

運動時は低音が膨らみやすいため、EQで控えめにするとリズムが取りやすくなりました。

運動時のポイント

  • 軽運動なら安定感あり
  • 汗や小雨も問題ないIPX5
  • EQで低音を調整すると快適に動ける

長時間利用での疲労感

1〜2時間の装着では快適でしたが、3時間を超えると耳の中が少し蒸れる感覚がありました。

これはカナル型イヤホン共通の課題ですが、「P40i」は浅めの装着設計なので圧迫感は少なく、他モデルより疲労感は軽い印象です。

イヤーピースの素材やサイズを替えると、さらに快適に使えそうです。

他モデルとの比較・使い分け

同価格帯のイヤホンと比べると、「P40i」は低音の迫力と多機能性が強みです。

ケースのスマホスタンドやQi充電など日常で便利な工夫が多く、結果的に「一番持ち出す頻度が高いイヤホン」になりました。

使い分けの指針

  • ノリ重視:低音そのまま
  • ボーカル重視:低域を控えて中域を強調
  • 映画・配信:ムービーモード+高域を少し上げる

シーン別おすすめ設定

シーン推奨モードEQ調整の目安コメント
通勤・移動Adaptive ANC/外音取り込み125〜250Hzを下げる騒音を抑えつつアナウンスも聞ける
在宅ワークマルチポイントON500Hz〜1kHzを上げる声がクリアで会議に最適
ジム・軽運動ゲームモードON低域を控えめリズムの聞き取りが良い
映画・配信ムービーモード高域を上げるセリフの明瞭感が改善
カフェ作業ANC弱め+外音取り込みフラット周囲を把握しつつ集中できる

体験談まとめ

実際に「Soundcore P40i」を日常のさまざまなシーンで使ってみると、このモデルが持つ「低音の迫力」と「実用的な機能の多さ」が強く印象に残りました。

通勤電車ではANCが雑音を抑え、移動中の動画視聴ではケースのスタンド機能が活躍し、在宅ワークではマルチポイントや通話品質の高さが業務を支えてくれます。

さらにジムやランニングでも汗を気にせず使え、EQを調整すればジャンルやシーンに応じたサウンドに変化させられる柔軟さも魅力です。

長時間使っても圧迫感が少なく、毎日自然に手が伸びる存在になりました。

結果として、どのシーンでも安心して持ち出せる万能なイヤホンだと実感しています。

 

Anker 「Soundcore P40i」に関するQ&A

イメージ画像

Anker 「Soundcore P40i」に関してよく聞かれそうな質問とその回答をまとめてみました。

「Soundcore P40i」の音質はどんな特徴がありますか?

低音が強めにチューニングされており、EDMやポップス、ヒップホップなどリズム重視のジャンルに特に相性が良いです。中高域は十分クリアですが、低音が前に出やすいため、ボーカル重視で聴きたい方はEQ調整を活用するのがおすすめです。

ノイズキャンセリング(ANC)の効きは強いですか?

Adaptive ANCを搭載しており、環境に合わせて効きを自動調整します。電車や街中の騒音はしっかり軽減され、耳への圧迫感も少ないため長時間でも使いやすいのが特徴です。完全に静寂になるタイプではありませんが、日常用途には十分な性能です。

外音取り込み機能は自然に聞こえますか?

声の帯域が持ち上がるため、人の声やアナウンスが聞き取りやすく、会話時も自然に利用できます。違和感の少なさは価格帯以上で、外での安全確認やちょっとした会話に役立ちます。

マルチポイント接続はできますか?

はい、スマホとPCなど2台を同時に接続可能です。会議をしながらスマホの着信を逃さず取れるなど、在宅ワークや日常利用にとても便利です。

バッテリーはどのくらい持ちますか?

イヤホン単体で最大12時間、ケース併用で最大60時間使用できます。ANCをオンにしても10時間+ケース50時間と長持ちで、急速充電にも対応しており、10分の充電で約5時間再生可能です。

防水性能はありますか?

IPX5の防滴仕様です。汗や小雨程度なら問題なく使用でき、ジムや日常の外出でも安心です。ただし、水没や強い雨には対応していません。

ゲームや動画視聴での遅延はどうですか?

ゲームモードをオンにすることで遅延を軽減できます。映画やカジュアルゲームであれば十分快適ですが、リズムゲームやプロ向けFPSなど完全な同期が必要な場面では遅延を感じることがあります。

ケースのスマホスタンド機能は実用的ですか?

はい。ケースを開けてスマホを立てかければ、机の上で動画を視聴することができます。角度調整はできませんが、通勤やカフェでの“ちょい観”には便利です。

イヤーピースのサイズ感はどうですか?

「Soundcore P40i」は浅めの装着設計なので、耳道が大きめの方は密閉感が弱く感じることがあります。付属の5サイズのイヤーピースから自分に合うものを試すか、ワンサイズ大きめを選ぶとフィット感が安定します。

Soundcore Libertyシリーズとの違いは?

Libertyシリーズはより高機能・高音質を追求した上位ラインで、ハイレゾコーデック対応や空間オーディオ機能を搭載するモデルもあります。一方「P40i」は「低価格で必要十分な機能を一通り備えた万能モデル」で、価格を抑えつつ実用性を重視したい人に向いています。

初めてワイヤレスイヤホンを買う人でも使いやすいですか?

操作はシンプルなタップ式で、専用アプリも日本語対応しているため初めての方でも安心して使えます。ペアリングもケースを開けるだけで始まり、アプリを使えばEQ調整やANCモード切替も直感的に操作できます。

通話中に周囲の雑音はどの程度抑えられますか?

6マイクとAIノイズリダクションにより、街中やカフェでも自分の声が相手に届きやすいです。特に人混みの中でも「声がはっきり聞こえる」と評価されることが多く、テレワークやオンライン授業でも安心して使えます。

マルチポイント接続時の切り替えはスムーズですか?

切り替えは非常にスムーズで、PCで動画を見ている最中にスマホに着信があれば、自動的にスマホの通話へ移行します。再度PCに戻るのも素早く、日常利用でストレスはほとんどありません。

長時間装着しても耳が痛くなりませんか?

浅めのカナル型設計で圧迫感が少ないため、数時間連続で装着しても痛みを感じにくいです。耳道の大きさによっては密閉感が弱い場合がありますが、付属の5サイズのイヤーピースで調整すれば快適に使えます。

音質を重視する人にも満足できますか?

低音の迫力が魅力で、ポップスやEDMを中心に聴く人には十分満足できます。一方、ジャズやクラシックのように繊細さを求める場合は、EQで低音を控えめに調整すると中高域の解像感が引き立ち、より満足度が高まります。

スポンサーリンク

Anker 「Soundcore P40i」レビューのまとめ

イメージ画像

「Soundcore P40i」は、低音の迫力と日常を支える便利な機能を両立した、コストパフォーマンスの高いワイヤレスイヤホンです。

11mmドライバーによる力強いサウンドはエンタメ用途に強く、Adaptive ANCや外音取り込みは通勤や作業を快適にしてくれます。

さらにマルチポイントや長時間バッテリー、Qiワイヤレス充電、スマホスタンド付きケースといった実用的な機能を備え、「持ち出して困らない万能モデル」という印象を強く残しました。

特に良かった点

  • 低音が豊かでノリの良いサウンド
  • Adaptive ANCと自然な外音取り込みでシーンを選ばない
  • PC+スマホの同時接続が可能なマルチポイント
  • 最大12時間+ケース込み60時間のロングバッテリー
  • 急速充電とQiワイヤレス充電に対応
  • スマホスタンド内蔵ケースで動画視聴が快適

気になった点と対処法

  • 低音が強すぎる場合 → EQで125〜250Hzを下げる
  • ボーカルが埋もれる場合 → 500Hz〜1kHzを少し上げる
  • 激しいスポーツでの使用 → イヤーピースを大きめに選び、装着角を微調整

購入前にチェックしたいポイント

  • 耳道のサイズ:浅め設計なのでイヤーピース選びが重要
  • 主な用途:通勤・在宅・軽運動・動画視聴など自分の生活シーンに合うか
  • 充電環境:Qi充電パッドがあると満足度がさらに高まる
  • 音の好み:低音好きならそのまま、バランス派ならEQ調整が前提

他モデルと比較した際の立ち位置

同価格帯の完全ワイヤレスイヤホンと比べると、「P40i」は「便利機能の豊富さ」と「低音の迫力」で差別化されています。

音の緻密さや空間表現では上位モデルに劣る部分もありますが、日常使いで必要な機能を一通り揃え、価格以上の満足度を提供する点が強みです。

特に“万能さ”と“扱いやすさ”を重視する人にとっては最有力候補になるでしょう。

どんな人におすすめ?

向いている人理由
EDM・ポップス中心で低音を楽しみたい人迫力あるチューニングがそのまま活きる
通勤やリモートワークで効率的に使いたい人ANC・外音取り込み・マルチポイントが便利
長時間の利用や旅行で活用したい人60時間再生+急速充電で電池切れの不安が少ない
動画や配信をよく観る人ムービーモードとケースのスタンドが活躍

Anker 「Soundcore P40i」レビューの総括

「Soundcore P40i」は、低音の迫力を楽しみたいリスニング用途から、通勤や在宅ワークといった実用シーンまで幅広く対応できるバランスの良さが魅力のモデルです。

Adaptive ANCや外音取り込みによって環境を選ばず快適に使え、マルチポイントや長時間バッテリー、Qiワイヤレス充電といった機能が日常を支えてくれます。

装着感は浅めながらイヤーピース調整で快適に収まり、EQやHearIDを活用すれば音の個性を自在にコントロールできる柔軟性も備えています。

価格以上の実用性と遊び心を併せ持つこのイヤホンは、初めて完全ワイヤレスを選ぶ人にも、サブ機を探している人にも満足度の高い選択肢になるでしょう。

「Soundcore P40i」は「気軽に持ち出せてしっかり役立つ」、そんな日常の頼れる相棒となるイヤホンです。

 

スポンサーリンク