「耳を塞がない、だけど音質も妥協しない。」
近年、オープンイヤー型イヤホンは「ながら聴き」や「スポーツ用途」を中心に人気を集めていますが、その一方で「音質面ではカナル型に及ばない」という固定観念が根強く残っています。
しかし、その“常識”を覆す製品が登場しました。
それが、EarFun 「OpenJump」(イヤーファン オープンジャンプ)です。
この製品は、数々のコスパ優秀なイヤホンを世に送り出してきたEarFunが、満を持してリリースしたブランド初の耳かけ式・オープンイヤー型イヤホン。
最大の特徴は、装着感の快適さや周囲の音が自然に聞こえる構造を保ちつつ、想像を超える音質の良さと豊富な機能性を両立している点にあります。
特に注目すべきは、14.2mmの大型ドライバーによるクリアなサウンドと、IPX7相当の防水性能、ワイヤレス充電やマルチポイント接続にも対応した高機能ぶり。
さらには、独自アプリ「EarFun Audio」から操作やカスタマイズも自在に行えます。
「オープンイヤー=音漏れが多く、音がスカスカ」といった従来の印象を払拭する完成度で、レビューを重ねるインフルエンサーたちからも高評価を集めています。
この記事では、EarFun 「OpenJump」の魅力を、製品スペックから使用感、音質レビュー、アプリ機能まで幅広く掘り下げてご紹介します。
これからオープンイヤー型イヤホンの購入を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。

- EarFun 「OpenJump」の基本情報
- EarFun 「OpenJump」の使用感レビュー
- EarFun 「OpenJump」のアプリ連携とカスタマイズ機能
- EarFun 「OpenJump」を使用した私の体験談・レビュー
- EarFun 「OpenJump」に関するQ&A
- 「OpenJump」はどんな人に向いていますか?
- オープンイヤー型なので音漏れは気になりますか?
- 通話中に周囲の騒音はどの程度抑えられますか?
- iPhoneでもLDACの高音質は使えますか?
- メガネとの併用は問題ありませんか?
- 専用アプリは使わないと困りますか?
- 他のEarFun製品と比べて、音質の違いはありますか?
- ワイヤレス充電はどのような機器で使えますか?
- バッテリーの持ちはどれくらいですか?
- 防水性能はどの程度ですか?運動や雨天でも使えますか?
- イコライザーの設定は保存できますか?
- シアターモードと通常モードは何が違いますか?
- ノイズキャンセリング機能はありますか?
- タッチ操作の感度はどうですか?誤反応しませんか?
- 片耳だけで使用できますか?
- イヤーフック部分は調整できますか?耳の形に合わないことはありますか?
- EarFun 「OpenJump」レビューのまとめ
EarFun 「OpenJump」の基本情報

パッケージ内容と外観デザイン
EarFun 「OpenJump」は、シンプルかつ実用的な構成で、無駄を省いたパッケージングが印象的です。
パッケージ内容
- OpenJump 本体(左右)
- 充電ケース(ワイヤレス充電対応)
- USB Type-C to Type-A 充電ケーブル(ショートタイプ)
- 多言語対応ユーザーマニュアル(日本語対応あり)
- 保証延長カード(登録で最大24ヶ月保証)
外観の特徴
- ケース:やや大きめのスクエア型(マットグレー調・指紋が目立ちにくい)
- 本体:耳かけ式のオープンイヤー構造
- フレームはシリコン素材+形状記憶合金内蔵
- スタイリッシュなメタリックロゴ入りタッチセンサー
- 装着時:顔のラインに沿うようなカーブ設計で自然なフィット感を実現
- 重量:イヤホン片側約7.8g、ケース含む総重量約73.5g
製品スペックと機能一覧
以下に、EarFun 「OpenJump」の主要スペックをまとめた表を掲載します。
項目 | 詳細 |
---|---|
ドライバー構成 | 14.2mm ダイナミックドライバー(ウール複合) |
Bluetoothバージョン | 5.3 |
対応コーデック | SBC / AAC / LDAC |
マイク構成 | 両側2機ずつ、計4機のAIノイズリダクションマイク |
バッテリー駆動時間 | LDACオフ—-最大11時間、 ケース込み42時間 LDACオン—-最大8時間、ケース込み30.5時間 |
充電方式 | USB-C / ワイヤレス充電対応 |
防水性能 | IPX7(水没レベルまで対応) |
重量 | 本体:約7.8g(片側)/ ケース:約58g |
その他機能 | ゲームモード、シアターモード、マルチポイント、音声ガイド(日本語対応)など |
ワイヤレス充電や防水性能など注目ポイント
EarFun 「OpenJump」は、同価格帯のオープンイヤー型イヤホンと比べて突出した機能性を誇ります。
特に注目すべき特徴は以下の通りです。
注目機能一覧
- ✅ ワイヤレス充電対応:1万円未満のオープンイヤー型では非常に珍しい対応
- ✅ IPX7の高防水性能:雨天のランニングやジムトレにも安心して使用可能
- ✅ LDAC対応:ハイレゾ級の高音質再生が可能(Android機種推奨)
- ✅ AIノイズキャンセリングマイク:騒がしい環境でも通話が明瞭
- ✅ マルチポイント接続:スマホとPCなど、2台同時にペアリング可能
- ✅ 10分急速充電=約2時間再生:急いでいるときに便利
- ✅ 専用アプリ対応:「EarFun Audio」アプリにてカスタマイズ・イコライザー・各種モード設定が可能
EarFun 「OpenJump」の使用感レビュー

装着感とフィット感の工夫
EarFun 「OpenJump」は耳の穴をふさがない構造のため、一般的なカナル型のような圧迫感がありません。
特に次のようなポイントが、装着時の快適さを際立たせています。
特徴的な装着設計
- フレーム素材:形状記憶合金内蔵の耳かけ式アーム
- 柔軟性と反発力を兼ね備えており、耳の形にしっかりフィット
- 片手でスッと装着でき、かつ外れにくい構造
- 接地面にシリコンコーティング
- 長時間の使用でも耳が痛くならない
- 皮膚への当たりも優しく、汗をかいても蒸れにくい
- 絶妙な重心バランス設計
- 音響パーツは後方に配置されており、前方の傾き・落下を防止
- 激しい運動(例:ジョギング、ジムトレ)でも安定
実際の使用レビューから:
- 🎧 「仕事中に3時間以上つけっぱなしでも耳が痛くならなかった」
- 🎧 「耳に乗せているだけなのに、しっかりとした安定感がある」
- 🎧 「メガネと併用しても違和感はなかった(※個人差あり)」
装着感の総合評価:
項目 | 内容 |
---|---|
快適性 | 圧迫感なし。長時間使用でもストレスが少ない |
安定性 | 頭を振ってもズレず、運動時でも外れにくい |
汗・蒸れへの耐性 | 通気性が高く、夏場やスポーツにも対応 |
メガネとの相性 | フレームが細めなので大半のメガネと共存可能 |
音質の印象とオープンイヤー型としての進化
従来のオープンイヤー型イヤホンに対する不満といえば、「音がこもる」「低音が弱い」「音が広がりすぎてぼやける」といった点が主でした。
しかしEarFun 「OpenJump」は、その印象を根本から覆すサウンド体験を提供してくれます。
実際のリスニング印象
- 🎧 中高音域:驚くほどクリアで、粒立ちが際立つ
- ピアノやアコースティックギター、女性ボーカルなどの表現力が高く、輪郭がくっきり浮かび上がる。
- シンバルや金物系の響きもシャリつかず、自然なきらめき。
- 🔊 低音域:オープン型にしては驚異的な再現性
- ドライバーサイズが14.2mmと大口径なこともあり、サブベース領域まで輪郭を保ったまま再生。
- 低音重視の楽曲でも「不足感がない」「カナル型に迫る深み」といった評価も。
- 🎼 全体の音場:自然な広がりと定位感
- スピーカーで聴いているような感覚に近く、抜けの良さと空間のリアリズムを両立。
- 特にシアターモード時は、サウンドステージが明確に広がり、立体感あるリスニングが可能。
こんな曲でチェックすると違いが出やすい
楽曲ジャンル | 特に感じられる特徴 |
---|---|
ジャズ・ボーカル系 | 息遣い、口元の距離感まで再現 |
オーケストラ | 弦楽器と金管の分離感が秀逸 |
ヒップホップ・EDM | サブベースのアタック感が強く、量感も十分 |
ポップス | ボーカルと伴奏のバランスが良好で聴き疲れしにくい |
LDAC接続時の音質変化
- LDAC対応のAndroidスマートフォンで接続した場合、音の解像度がワンランク上がる印象。
- 音源によっては、高域の繊細さ・微細な倍音成分・空気感の表現に差を感じられる。
- ただし、一般的なSBC接続でも非常に高音質であり、「LDACでなくても十分満足」という声も多いです。
音質まとめ
項目 | 評価内容 |
---|---|
高音 | 伸びやかで透き通る。細部まで鮮明に聞き取れる |
中音(ボーカル) | 近すぎず遠すぎない。自然な定位で立体感あり |
低音 | オープン型では異例の深さとパンチ感。輪郭がぼやけない |
解像度 | カナル型に迫る精細さ。特にLDAC接続時に顕著 |
音場・定位感 | 自然で広がりのある音場。映画やライブ音源とも好相性 |
マイク性能と通話品質の評価
EarFun 「OpenJump」は通話用ノイズキャンセリング(ENC)を搭載しており、4つのマイク(片耳に2機)が周囲の雑音を解析・打ち消してくれます。
マイク仕様・特徴
- 両耳にそれぞれ2基のMEMSマイク搭載
- ENC(Environmental Noise Cancellation)対応で周囲の騒音だけを除去
- 人の声の周波数帯だけを重点的に抽出する処理で、屋外でもクリアな通話が可能
環境別の実用性テスト結果
テスト環境 | 通話音声の印象・処理性能 |
---|---|
室内(静音) | 声の輪郭がくっきり。ナチュラルかつ明瞭 |
室外(風あり) | サーキュレーター直撃の風音も大幅に抑制される |
駅構内(雑踏・アナウンス音あり) | 背景音は遠ざけられ、声が手前に定位して聞こえる |
歩行中(足音・風音あり) | 足音・風音は最小限に抑えられ、声が前に抜けてくる |
総合的な評価:
- 📞 ビジネス通話・Web会議にも安心して使える品質
- 📞 電話時に「静かな場所にいるの?」と聞かれるほど周囲の音が入りにくい
- 📞 録音や配信用にも使えるレベルのマイク性能と明瞭さ
EarFun 「OpenJump」のアプリ連携とカスタマイズ機能

EarFun 「OpenJump」は、専用アプリ「EarFun Audio」と連携することで、各種モードの切り替え・イコライザー調整・操作カスタマイズなど、非常に高い拡張性と自由度を発揮します。
専用アプリの操作性と多機能性
接続とホーム画面
- 初回ペアリング後、アプリを開くと自動でデバイスが認識され、製品名「EarFun OpenJump」が表示されます。
- ホーム画面には以下の情報が表示されます:
- 左右イヤホン・充電ケースのバッテリー残量(%)
- 接続ステータス
- 現在のモード設定(ゲームモード、シアターモードなど)
操作レスポンス
- アプリの動作は軽快で、設定変更も即時反映される印象。
- デバイス切り替え時もスムーズで、煩わしいラグや接続切れのトラブルは少ない。
イコライザーとシアターモードの効果
EarFun Audioには3タイプのイコライザー設定方式が搭載されており、ユーザーの耳や好みに合わせた音作りが可能です。
イコライザー機能の内訳
設定モード | 概要と特徴 |
---|---|
✅ プリセットEQ | デフォルト(バランス)、低音強調、高音強調、ラテン、ジャズなど複数の音楽ジャンル向けが用意 |
✅ カスタムEQ | 5バンド式または7バンド式で好みに応じて微調整可能 |
✅ 適応型EQ | 聴覚テストを通じて、自分の聴力特性に合わせたイコライザーを自動生成 |
シアターモード(空間オーディオ)
- 映画やライブ音源に適したモード
- 有効化すると、サウンドステージが左右・奥行き方向に広がりを持って再現される
- 一般的な「派手なリバーブ」ではなく、自然なホール感を再現しており、「不自然さが少ない」と評判
ゲームモード・マルチポイントなどの活用シーン
ゲームモード(低遅延モード)
- ワンタップでON/OFF切り替え可能
- 通常時の遅延:約0.06秒 → ON時:約0.02〜0.03秒程度
- 映画や動画視聴はもちろん、カジュアルゲームであれば十分な応答速度
- 「音ズレが気にならない」という声が多く、ゲームモード非使用時でも遅延はかなり少ない
マルチポイント(2台同時接続)
- スマートフォン+PCやスマホ+タブレットなど、2台のデバイスを同時に接続
- 片方で音楽再生中に、もう一方で通知が来ると自動的に接続を切り替える(約1〜2秒)
- 接続・切断はアプリのデバイス管理画面で個別にスイッチ操作が可能
Bluetoothコーデック設定
- LDACを有効にする際は、「Bluetoothオーディオ品質」→ LDAC切替スイッチをON
- 切替時は一時的に接続が切れますが、再接続は自動で行われ、動作も安定
その他のカスタマイズ機能
機能名 | 内容 |
---|---|
タッチ操作カスタム | シングル/ダブル/トリプルタップ、長押しの操作を自由に割り当て可能 |
片耳操作無効化 | 誤操作防止のため、片側イヤホンのタッチセンサーを無効化できる |
音声ガイドの言語設定 | 英語 / 日本語 / 中国語に切り替え可能 |
音声アシスタントの割当 | シングルタップなどに音声アシスタント起動(Siri/Google)を設定可能 |
イヤホンを探す機能 | アプリからイヤホンを鳴らして場所を探すことができる |
自動電源オフ | 接続が一定時間切れた際に自動で電源をOFFにする省電力機能 |
総合評価:アプリ連携・カスタマイズ機能
評価ポイント | 内容 |
---|---|
アプリの使いやすさ | UIは直感的でわかりやすく、動作も軽快 |
機能の豊富さ | イコライザー、モード切替、マルチポイントなど1万円未満とは思えない機能数 |
カスタマイズの柔軟性 | タッチ操作割当やEQ設定など、ユーザーごとに最適化できる自由度 |
実用性の高さ | ビジネス/音楽鑑賞/運動/映画など、幅広い用途に応じた調整が簡単に可能 |
このようにEarFun EarFun 「OpenJump」のは、単なる“ながら聴き”イヤホンにとどまらず、アプリによる細やかなチューニングが可能な「完成度の高いガジェット」となっています。
EarFun 「OpenJump」を使用した私の体験談・レビュー

EarFun 「OpenJump」を一定期間、日常生活のさまざまなシーンで使用してみました。
その中で感じたことを「シーン別の使用感」「期待とのギャップ」「他製品との比較を通じた印象」など、実際の体感に基づいて詳しくお伝えします。
✅ 使用した主なシーン
使用シーン | 実施内容 | 評価ポイント |
---|---|---|
通勤時(徒歩+電車) | 音楽再生、電話通話 | 周囲の音を自然に取り込みつつ、音楽も明瞭 |
在宅ワーク | Web会議、BGM再生 | 長時間装着でも疲れにくく、通話もクリア |
ランニング | ワークアウト中の音楽再生 | ブレやズレがなく、汗をかいても快適 |
リラックスタイム | シアターモードで映画鑑賞 | 臨場感があり、自然な空間再現 |
🎧 音質:予想をはるかに上回る完成度
オープンイヤー型=“音質に期待しない”という思い込みが正直ありました。
しかし、実際に聴いてみると以下のような印象を受けました。
- 中高音域の透明感と解像度が非常に高い
- 特に女性ボーカルやピアノ系では、細部のニュアンスがよく伝わる
- 低音に関しても、音圧は強くないものの、沈み込みと厚みが感じられるチューニング
- 「抜けが良いのに、スカスカしない」絶妙なバランス
特にLDACで再生した際は、音場の空気感や倍音の豊かさが増し、オープン型の限界を超えたと感じました。
🧏♂️ 装着感:ストレスフリーというより“無重力”に近い
長時間の装着でよくある「耳が痛くなる」「蒸れてくる」といった不快感がありません。
- フレームは柔らかく、それでいてしっかり耳に固定される
- メガネをかけていてもほぼ干渉しない
- 頭を振っても外れる心配がなく、物理的にも心理的にも安心して装着できました
特にワークアウト中に動きがあってもズレることが一度もなく、耳の形にフィットする設計の工夫がしっかり活きていると実感しました。
📞 通話品質:静かな場所でも、騒がしい場所でも安心
Web会議での使用時、相手から「声がクリアで聞きやすい」と言われたのが印象的でした。
- 背景音を抑え、自分の声が前に出る感覚がある
- 電車のホームなど騒がしい環境でも、声が埋もれない処理性能
- 試しにLINE通話でも使用したが、ノイズの少なさが際立っていた
これまで“通話はカナル型”と考えていた自分にとって、「OpenJump」の通話性能は新しい選択肢となりました。
📱 アプリの使い勝手:痒いところに手が届く完成度
EarFun Audioアプリは、イコライザー設定からタッチ操作の割り当て、マルチポイント管理まで一元的に操作できる点が非常に好印象でした。
- 自分好みに操作方法を変えられるのは思った以上に便利
- イコライザーを細かく調整して、「ながら聴き」用と「音楽集中」用を使い分けできる
- 特に聴覚テストによる適応型EQは、リスニング環境に新鮮さを与えてくれました
また、LDAC切替やマルチポイント設定もすべてアプリからスムーズに行えるので、煩雑さを一切感じさせない操作性は他社アプリより一歩上と感じました。
🟡 気になった点
気になった点 | 内容と補足 |
---|---|
ケースがやや大きめ | ワイヤレス充電対応+ロングバッテリーなので妥協できる範囲 |
音漏れの可能性 | 静かな環境ではやや音が漏れるが、オープンイヤーの宿命 |
LDAC時の接続安定性 | 通信環境が悪い場所ではSBCの方が安定(※切替推奨) |
総合的な印象
「EarFun OpenJumpは、“ながら聴き専用”のイメージを良い意味で裏切ってくる」。
そんな印象を持ちました。
日常使いはもちろん、音楽鑑賞、通話、動画視聴、ワークアウト、あらゆる用途で“快適さ”と“音の質”が共存している稀有な存在です。
EarFun 「OpenJump」に関するQ&A

EarFun 「OpenJump」に関して、よく聞かれそうな質問とその回答をまとめました。
「OpenJump」はどんな人に向いていますか?
耳の穴を塞ぎたくない方や、長時間装着しても疲れにくいイヤホンを探している方に特におすすめです。また、外音を自然に取り込みつつも音楽をしっかり楽しみたい方や、通話品質にもこだわる方にもマッチします。
オープンイヤー型なので音漏れは気になりますか?
構造上、完全に音漏れを防ぐことはできませんが、比較的抑えられた設計になっています。電車の中や図書館のような静かな場所では音量に注意が必要ですが、日常的な使用では問題ない範囲といえるでしょう。
通話中に周囲の騒音はどの程度抑えられますか?
4つのマイクとAIノイズキャンセリング(ENC)の効果で、駅構内や風のある屋外でも自分の声がしっかり届きます。
通話の相手からも「声が聞き取りやすい」と言われることが多く、在宅ワークやリモート会議でも安心です。
iPhoneでもLDACの高音質は使えますか?
残念ながらiPhone(iOS)ではLDACは非対応です。LDACによるハイレゾ再生を楽しみたい場合は、Androidスマートフォンをご使用ください。ただし、AAC接続でも音質は十分に高く、一般的な用途での不満はほぼありません。
メガネとの併用は問題ありませんか?
特に問題ありません。フレームは細めで柔らかく、耳の上にうまくフィットするため、メガネのつると干渉しにくい設計です。長時間の併用でも痛みを感じにくいという声も多く聞かれます。
専用アプリは使わないと困りますか?
基本的な操作(再生/一時停止、曲送りなど)はアプリなしでも可能です。ただし、EQ(音質調整)やモード切替、操作カスタマイズなどの高度な設定を行いたい場合にはアプリが必須です。利便性が大きく向上するため、アプリの使用を推奨します。
他のEarFun製品と比べて、音質の違いはありますか?
例えばEarFun Air Proシリーズ(カナル型)は低音重視で密閉感のあるサウンドが特徴ですが、「OpenJump」は開放感がありながらも驚くほど明瞭でクリアな音質が特徴です。方向性が異なるため、装着感や用途によって使い分けるのがおすすめです。
ワイヤレス充電はどのような機器で使えますか?
「OpenJump」は、Qi規格のワイヤレス充電器に対応しています。スマートフォン用の汎用パッドでも充電可能で、ケースを置くだけで簡単にチャージできます。LEDランプで充電状況が確認できるため、充電ミスもしにくく便利です。
バッテリーの持ちはどれくらいですか?
イヤホン単体で最大11時間、充電ケースを併用すれば最大42時間の連続再生が可能です。
LDAC使用時はやや短くなりますが、8時間程度は再生できるため、長時間の外出や移動でも十分対応可能です。
防水性能はどの程度ですか?運動や雨天でも使えますか?
IPX7等級の防水仕様で、水洗い可能なレベルの高い防水性能を備えています。雨天時のランニングや汗をかくスポーツでも安心して使用できます。ただし、水中での使用(例:水泳)は推奨されていません。
イコライザーの設定は保存できますか?
専用アプリ「EarFun Audio」ではカスタムEQを複数パターン保存可能です。また、自分の聴力特性に合わせた「適応型イコライザー」も保存できるので、用途ごとに音質を切り替えて楽しむことができます。
シアターモードと通常モードは何が違いますか?
シアターモードでは、音の広がりと奥行き感が強調され、空間的な音場を演出します。ライブ音源や映画・アニメなどの視聴に適しており、音楽モードでは原音に忠実な再現性を重視した音になります。
好みに応じてアプリでワンタッチで切り替え可能です。
ノイズキャンセリング機能はありますか?
「OpenJump」にはアクティブノイズキャンセリング(ANC)機能は搭載されていません。ただし、通話時に周囲の雑音を除去するENC(通話用ノイズリダクション)は搭載されており、相手に声をクリアに届ける効果があります。
タッチ操作の感度はどうですか?誤反応しませんか?
感度は高めに設計されていますが、アプリで感度を調整したり、片耳の操作を無効化することが可能です。運動中や風が強い場所では誤反応を防ぐために、操作カスタマイズ機能が非常に役立ちます。
片耳だけで使用できますか?
片耳だけの使用にも対応しています。片耳使用時でもマイク・音声案内・タッチ操作は機能し、通話やナビ音声を聞くときなどにも便利です。
イヤーフック部分は調整できますか?耳の形に合わないことはありますか?
イヤーフックには形状記憶合金が内蔵されており、ある程度の変形と復元性を備えています。耳の大きさや形状にフィットしやすくなっていますが、極端に耳が小さい/大きい方は、実際に装着して確認するのが安心です。
EarFun 「OpenJump」レビューのまとめ

EarFun 「OpenJump」は、単なる“耳を塞がないイヤホン”ではありません。
このモデルは、音質・装着感・機能性・使い勝手のすべてにおいて、1万円未満クラスの限界を打ち破ったと言っても過言ではない、非常に完成度の高いイヤホンです。
これまで「オープンイヤー型は音が軽くて満足できない」と感じていた方にとって、本機は常識を覆す存在となるでしょう。
🔍 総合評価
評価項目 | 評価内容 | 評価 |
---|---|---|
音質 | オープン型とは思えない解像度とバランス感。LDAC対応も強み | ★★★★★ |
装着感・安定性 | 圧迫感ゼロで長時間快適。スポーツにも耐える安定性 | ★★★★★ |
通話品質 | ENC搭載で騒音下でもクリアな通話が可能 | ★★★★☆ |
機能性・拡張性 | アプリ連携・EQ調整・モード切替・マルチポイント対応など抜群の自由度 | ★★★★★ |
携帯性・サイズ感 | ケースがやや大きめだが、再生時間とのトレードオフで納得感あり | ★★★★☆ |
✅ 特に印象的だったポイント
1. 音質:カナル型に迫る厚みと解像度
- 大口径14.2mmドライバーとLDAC対応により、開放感と高解像度を両立
- 中高音はクリアで伸びやか、サブベースも自然に鳴る
- シアターモードでは、音場が一気に広がり、映画・ライブ音源に没入できる
「オープン型なのに、ここまで鳴るのか…」という驚きが第一印象で、その後もさまざまなジャンルの楽曲で安定した表現力を見せてくれました。
2. 装着感:圧迫感ゼロ、でも落ちない
- 形状記憶合金+シリコンの耳かけ構造により、どんな耳形状にもなじみやすい
- 長時間装着しても耳が痛くならず、締めつけ感や蒸れ感も皆無
- 軽量で安定しているため、運動中や通勤中でもズレず、安心して使える
「耳を“乗せるだけ”なのにここまで快適で安定するのは驚き」という声が多いのも納得です。
3. 機能性:アプリで全部調整できる万能仕様
- EarFun Audioアプリでできること:
- イコライザー調整(3方式:プリセット/カスタム/適応型)
- ゲームモードやシアターモードのON/OFF切替
- タッチ操作の割り当て変更
- 音声アシスタントやイヤホン探し機能
- マルチポイントやLDAC切替など、高度な接続設定
直感的なUIで、初心者でも安心してカスタマイズできる操作性も高評価ポイントです。
4. 通話品質:ビジネスでも安心のクリアなマイク
- 4つのマイク+ENCで、周囲の騒音をしっかりカット
- 駅や風のある屋外でも、声が前に抜けて相手に届く
- 他社のミドル〜ハイエンドモデルと比べても、明瞭さでは上位レベル
実際に使ってみると、「Web会議でも使いたくなる」性能で、リモートワーク用途としても安心です。
🔧 注意点・留意すべきポイント
どんな製品にも完璧はありません。
EarFun 「OpenJump」にも、使用環境によって注意したい点があります。
注意点 | 内容 | 回避・対応策 |
---|---|---|
音漏れの可能性 | オープンイヤー型の構造上、完全な音漏れ防止は不可 | 音量を控えめに。公共の場での使用に注意 |
ケースサイズがやや大きい | ワイヤレス充電・長時間再生の代償として、サイズはややかさばる | イヤホン単体運用でカバー可能 |
LDAC使用時の接続安定性 | 混雑エリアではSBCより通信が不安定になる場合も | 通信環境によって手動切替が推奨 |
🧩 こんな人におすすめ
- ✅ カナル型が合わない or 耳が疲れやすい人
- ✅ 通勤や通学、ランニング中でも周囲の音を自然に取り入れたい人
- ✅ 音質を妥協せず、アプリで細かく調整したい人
- ✅ テレワーク・通話用途でも安心して使えるイヤホンを探している人
- ✅ コスパにこだわりながら、機能もデザインも妥協したくない人
🎯 EarFun 「OpenJump」レビューの総括
EarFun OpenJumpは、“ながら聴き専用”では終わらない。
EarFun 「OpenJump」は、「オープンイヤー型=音質に妥協するもの」という従来のイメージを覆し、耳をふさがない快適さと、音楽を本気で楽しめる再現力を高いレベルで両立させたワイヤレスイヤホンです。
14.2mmの大口径ドライバーとLDAC対応によって実現された音質は、開放型であることを忘れてしまうほど密度があり、ボーカルや楽器の表現は繊細かつクリア。
加えて、ENC対応の4マイク構成による通話品質の高さや、IPX7等級の防水性能、最大42時間というロングバッテリーも備え、屋内外を問わずあらゆるシーンで活躍できるポテンシャルを持ち合わせています。
また、EarFun Audioアプリを通じて、イコライザーや操作カスタマイズ、ゲーム・シアターモードなどの豊富な設定を細かく調整できる点も本機の大きな魅力です。
使う人の好みに寄り添える柔軟さがあり、ビジネスユースからリスニング、スポーツや移動中のながら使いまで、幅広いライフスタイルにフィットする汎用性を感じました。
もちろん、オープンイヤー型である以上、静かな場所では音漏れの配慮が必要だったり、ケースサイズに若干の存在感があったりと、注意すべき点もあります。
しかし、それらを補って余りある機能性と快適性、そして何より“この価格帯でここまでやるか”という完成度の高さは、多くの人にとって驚きと満足をもたらすはずです。
日常をもっと自然に、でもしっかりと音を楽しみたい。
そんな願いを叶えてくれる、次世代のオープンイヤー体験を求めている方には、EarFun 「OpenJump」は間違いなくおすすめできる一台です。
今までの常識を超える一歩を、ぜひ体感してみてください。
