【徹底レビュー】KENWOOD GLASS Core Proの音質とノイキャンを本音評価

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出典:KENWOOD公式
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完全ワイヤレスイヤホン市場において、常に新しいリスニング体験を模索し続けるオーディオファンに朗報です。
ポータブルオーディオ機器の徹底検証を行う当ブログ「DigitalDiscoveryZone」にて、今回は非常に挑戦的で革新的な製品をピックアップします。

それが、2026年に創業80周年を迎えるKENWOOD(ケンウッド)から登場したフラッグシップモデル「KENWOOD GLASS Core Pro」です。

本製品は、約5万円(税込49,940円)というプレミアムな価格帯に位置づけられており、その価格に見合うだけの「圧倒的な独自技術」が詰め込まれています。
特に注目すべきポイントは以下の通りです。

【本記事で解説するGLASS Core Proの注目ポイント】

  • 業界初の素材: 従来の樹脂や金属ではない「ガラス振動板」の採用
  • 革新的な構造: 高音域専用のMEMSドライバーを加えた2Wayバイアンプ駆動
  • 至高の装着感: 新開発「リキッドシリコンイヤーピース」の標準装備
  • ソフトウェアの力: K2テクノロジーや空間オーディオによる音質の拡張

本記事では、オーディオ専門のWEBライターとしての知見をフル活用し、GLASS Core Proおよび同時発売の兄弟機「GLASS Core」のスペックから実用性、そしてリアルな音質評価までを徹底的にレビューします。
表や箇条書きを交えながら、読者の皆様が「自分にとって最適なイヤホンか」を明確に判断できるよう解説していきます。

  1. KENWOOD GLASS Core Proの特徴と基本スペック
    1. 業界初のガラス振動板とMEMSドライバーによる2Way駆動
    2. KENWOOD 80周年を記念するフラッグシップモデルの魅力
    3. 下位モデル「GLASS Core」とのスペック比較と違い
  2. GLASS Core Proの高音質化技術とアプリによるリスニング体験の拡張
    1. 独自の高音質化技術「K2テクノロジー」によるハイレゾ相当の音質
    2. 個人の耳の特性に合わせる「パーソナライズサウンド」機能
    3. EXOFIELD技術を活用した「空間オーディオ」の圧倒的な臨場感
  3. GLASS Core Proの外観デザイン・ノイズキャンセリング・装着感の徹底レビュー
    1. 透明感のあるクリスタルデザインと確実な物理ボタン操作
    2. 新開発「リキッドシリコンイヤーピース」がもたらす極上の装着感
    3. アダプティブモード対応のノイズキャンセリングと外音取り込み
  4. KENWOOD GLASS Core Proを使用した私の体験談レビュー
    1. 中高音域の圧倒的なクリアさと解像度の高さ
    2. 重厚かつタイトに引き締まった低音域のリズム感
    3. 長時間の音楽視聴でも疲れにくい自然なフィット感
    4. 空間オーディオを活用した映像作品での深い没入感
    5. K2テクノロジーとパーソナライズ機能の最適な組み合わせ
    6. 体験談の総括
  5. KENWOOD GLASS Core Proに関するQ&A
    1. Q. ガラス振動板を採用しているとのことですが、落としたら割れてしまうリスクはありますか?
    2. Q. K2テクノロジーとパーソナライズ機能、空間オーディオ(EXOFIELD)はすべて同時に使えますか?
    3. Q. iPhoneユーザーですが、約5万円のProを選ぶメリットはありますか?下位モデルのほうがコスパが良いでしょうか?
    4. Q. ノイズキャンセリングの強さは、他社のハイエンド機(ソニーやAppleなど)と比べてどうですか?
    5. Q. 物理ボタンの操作感はどうですか?耳に押し込むと痛くなりませんか?
    6. Q. Pro専用の「耳栓モード」とはどのような機能ですか?
    7. Q. イヤーピースが汚れた場合、他社製のイヤーピース(SednaEarfitやCP100など)に交換できますか?
    8. Q. スポーツ時や雨の日でも使用できますか?
    9. Q. スマートフォンとパソコンなど、2台の端末で同時に使えますか?
    10. Q. YouTubeやゲームをプレイする際、映像と音のズレ(遅延)は気になりませんか?
    11. Q. テレワークやオンライン会議での通話品質はどうですか?
    12. Q. Androidスマートフォンを使っていますが、接続設定は簡単ですか?
    13. Q. 万が一、イヤホンを落としてしまった場合に探す機能はありますか?
    14. Q. 以前のKENWOOD(Victor)のフラッグシップ「WOOD(木製振動板)」シリーズとは音がどう違いますか?
  6. KENWOOD GLASS Core Proレビューのまとめ
    1. KENWOOD GLASS Core Proのメリットと気になる点
    2. 下位モデル「GLASS Core」との選び方の明確な基準
    3. iPhoneユーザーにも恩恵が大きい高音質化技術の価値
    4. 豊富なアプリ設定で自分好みの音を探求できる楽しさ
    5. 音楽のシリアスな緊張感を味わいたい方への最適解
    6. KENWOOD GLASS Core Proレビュー総括:独自のオーディオ体験を約束する至高のワイヤレスイヤホン

KENWOOD GLASS Core Proの特徴と基本スペック

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出典:KENWOOD公式

KENWOODが持てる技術の粋を集めた「GLASS Core Pro」。
ここでは、本機をフラッグシップたらしめている中核的な特徴と、ハードウェアとしての基本スペックを深掘りしていきます。

業界初のガラス振動板とMEMSドライバーによる2Way駆動

GLASS Core Proの心臓部には、ワイヤレスイヤホン業界初となる「ガラス振動板」を採用した10mmダイナミックドライバーが搭載されています。
あえてガラス素材を用いることによる音響的なメリットは非常に大きく、一般的な樹脂製ドライバーと比較するとその違いは明確です。

【ガラス振動板と一般的な振動板の比較】

比較項目ガラス振動板(本機)一般的な樹脂振動板
音の伝播速度極めて速い(キレ・アタック感に優れる)普通
素材の剛性非常に硬い(余分な分割振動を防ぐ)比較的柔らかい
重量軽量軽量
内部損失高い(不要な共振を抑えピュアな音質へ)素材により異なる
耐久性経年劣化・温度変化に強い長期使用で劣化の可能性あり

さらに、Proモデルの特権として、高音域専用のMEMS(Micro Electro Mechanical Systems)ドライバーを追加搭載しています。

  • 半導体製造技術を応用した超小型ドライバー
  • 高音域の伸びやかさと解像度が飛躍的に向上
  • それぞれを独立したアンプで制御する「2Wayバイアンプ駆動」により、帯域間の干渉を最小限に抑制

KENWOOD 80周年を記念するフラッグシップモデルの魅力

2026年、KENWOODブランドは創業80周年という大きな節目を迎えました。
JVCケンウッドとして長年培ってきた高度な音響技術とノウハウが、この「GLASS Core Pro」には惜しみなく投入されています。

【フラッグシップとしての主な魅力】

  1. 音質と装着感の両立:
    高音質を追求するだけでなく、長時間のリスニングでも疲れない設計。
  2. 独自のソフトウェア技術:
    K2テクノロジーやEXOFIELD(空間オーディオ)など、同社ならではの技術を惜しみなく搭載。
  3. 所有欲を満たすデザイン:
    記念モデルにふさわしい、透明感を活かした先進的なパッケージングと筐体デザイン。

下位モデル「GLASS Core」とのスペック比較と違い

兄弟機である「GLASS Core」(約27,830円)とフラッグシップ「GLASS Core Pro」には、明確なスペックの差異が存在します。
どちらを選ぶべきかの指標となるよう、主要な違いを比較表にまとめました。

【GLASS Core Pro と GLASS Core の比較表】

項目GLASS Core Pro (上位モデル)GLASS Core (下位モデル)
実勢価格 (目安)約49,940円約27,830円
ドライバー構成10mmガラス振動板 + MEMS (2Way)10mmガラス振動板 (1Way)
操作方式物理ボタン式 (左右)タッチセンサー式
ケース開閉方式スライド式フラップ式 (上に開くタイプ)
充電端子の位置背面前面
K2テクノロジー〇 搭載× 非搭載
空間オーディオ〇 搭載× 非搭載
パーソナライズ〇 搭載× 非搭載
バッテリー(NCオフ)本体14.5時間 / ケース込49時間本体17時間 / ケース込44時間
急速充電3分充電で50分再生5分充電で65分再生
対応コーデックSBC / AAC / LDACSBC / AAC / LDAC

価格差が約2万円ある分、ProモデルにはMEMSドライバーや独自の音響拡張技術が多数搭載されています。
一方で、GLASS Coreもガラス振動板や新開発イヤーピースといった基礎部分は共通しており、本体のバッテリー駆動時間ではProを上回るなど、実用性に優れたハイコストパフォーマンスモデルと言えます。

 

GLASS Core Proの高音質化技術とアプリによるリスニング体験の拡張

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出典:KENWOOD公式

GLASS Core Proがオーディオ愛好家から高く評価されている理由は、ハードウェアの優秀さだけではありません。
JVCケンウッドが長年培ってきた高度なデジタル処理技術と、専用アプリを連携させることで、ユーザー一人ひとりの好みや環境に合わせた無限のリスニング体験を引き出すことが可能です。
ここでは、本機をフラッグシップたらしめる3つの強力なソフトウェア技術について深掘りします。

独自の高音質化技術「K2テクノロジー」によるハイレゾ相当の音質

JVCケンウッドの代名詞とも言える独自の高音質化技術「K2テクノロジー」が惜しみなく搭載されています。
これは、CD音源やBluetooth通信の圧縮過程(SBCやAACなど)で失われてしまう高音域の成分や微小な信号を、イヤホン内部の処理で予測・補間し、ハイレゾ相当(オリジナルマスター音源に迫る品質)へと拡張・復元する機能です。

【K2テクノロジーのメリットと注意点】

  • 最大の恩恵を受けるのはiPhoneユーザー:
    Apple製品はLDACなどの高音質コーデックに対応しておらず、通常はSBCやAACでの接続となります。
    しかし、K2テクノロジーをオンにすることで、標準コーデックであっても音の輪郭が鮮明になり、ワンランク上の分厚くクリアなサウンドを手軽に楽しむことができます。
  • 音のレンジと透明度の向上:
    単純にオンにするだけで、音のレンジ(広がり)が拡張され、ボーカルの息遣いや楽器の生々しさが増すのをはっきりと体感できます。

ただし、非常に強力な処理を行うため、運用にあたっては以下の点に留意する必要があります。

注意すべきポイント詳細な仕様
バッテリー消費の増加常に高度なデジタル補間処理を行うため、通常再生時よりもイヤホン本体の電力消費が激しくなります。
切り替え時の再起動アプリ上でK2テクノロジーのオン/オフを切り替えるたびに、システムの仕様上イヤホン本体が再起動します。
LDACとの排他仕様LDACコーデックでの接続時はすでにハイレゾ品質の伝送が行われているため、K2テクノロジーは自動的に無効化(起動不可)となります。

個人の耳の特性に合わせる「パーソナライズサウンド」機能

人間の外耳道(耳の穴)の形状や長さは千差万別であり、同じイヤホンを使っても聴こえ方には個人差が生じます。
GLASS Core Proは、ユーザーの耳の中の音響特性を自動測定し、専用の音質補正フィルターを生成する「パーソナライズサウンド機能」を備えています。

健康診断の聴力検査のように「音が聞こえたらボタンを押す」といったアナログな手間は一切不要であり、すべて自動で行われます。

【パーソナライズ機能の測定手順】

  1. 装着テストの実施:
    アプリ内の「イヤーピース装着テスト」機能を用いて、現在のイヤーピースが耳に隙間なく正しく密着しているかを確認します。
  2. 静寂な環境での測定:
    アプリから測定を開始すると専用のテスト音が流れ、自動で耳の中の反響をスキャンします(約5分程度で完了します)。
  3. イヤホン本体へ保存:
    測定されたプロファイルはイヤホン本体のメモリに直接記録されるため、接続するスマートフォンやタブレットを変えても効果は持続します。

【音質への劇的な変化】

デフォルト状態では、ガラス振動板の特性やMEMSドライバーの影響で、楽曲によっては高音域に「鋭い刺さり」や「荒っぽさ」を感じる場合があります。
しかし、パーソナライズを適用することで、各帯域が平等かつ健やかに伸びるよう精密に補正されます。
結果として、硬いサウンドから「透明感のある非常にくっきりとしたサウンド」へと見事に最適化される、極めて実用性の高い機能です。

EXOFIELD技術を活用した「空間オーディオ」の圧倒的な臨場感

イヤホンで音楽を聴く際、どうしても「頭の中で音が鳴っている感覚(頭内定位)」に陥りがちです。
本機には、JVCケンウッド独自の頭外定位音場処理技術「EXOFIELD(エクソフィールド)」を活用した空間オーディオ機能が搭載されています。

これにより、まるで理想的なリスニングルームに設置された高級スピーカーから音が鳴っているかのような、自然な音の広がりと立体的な定位感を疑似的に再現します。

【空間オーディオの活用法と設定のコツ】

  • 映像コンテンツとの相性が抜群:
    音楽再生以上に、映画やライブ映像、アニメなどの視聴において強烈な効果を発揮します。
    空間の奥行きや音の距離感が立体的になり、タブレットやスマホの画面サイズを越えた深い没入感を得られます。
  • ワンタッチでの素早い切り替え:
    イヤホン右側の物理ボタンを4回タップするだけで、アプリを開くことなく瞬時に空間オーディオのオン/オフが可能です。
  • 【注意】フォーマットの二重掛けによる違和感:
    Amazon Music等で配信されている「Dolby Atmos」や「360 Reality Audio」といった、元から立体音響処理が施されている音源に対して本機の空間オーディオをオンにすると、エフェクトが過剰になり、不自然でわざとらしい響きになる場合があります。
    再生するコンテンツに合わせてオン/オフを使い分けるのがベストです。

重要な制約事項として、「パーソナライズサウンド」と「空間オーディオ」は同時に使用することができず、空間オーディオをオンにするとパーソナライズ機能は一時的に無効化されます。
リスニングの目的(音楽に集中するか、映像の臨場感を高めるか)に合わせて、最適なモードを選択してください。

 

GLASS Core Proの外観デザイン・ノイズキャンセリング・装着感の徹底レビュー

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出典:KENWOOD公式

ワイヤレスイヤホンは、単なるオーディオ機器にとどまらず、通勤時や作業中など日常のあらゆるシーンで身につける「ウェアラブルデバイス」としての側面を強く持っています。
そのため、音質が優れていることは大前提として、所有欲を満たすデザイン、ストレスのない操作性、そして長時間の使用に耐えうる装着感が極めて重要になります。

ここでは、KENWOOD GLASS Core Proのハードウェア面における完成度と、実用性に直結するノイズキャンセリング性能について徹底的にレビューしていきます。

透明感のあるクリスタルデザインと確実な物理ボタン操作

本機のデザインコンセプトは「突き抜けた先進性」です。
KENWOODの80周年記念モデルということもあり、外観には並々ならぬこだわりが感じられます。

【サイバーパンクな雰囲気を漂わせるクリア筐体】

充電ケースとイヤホン本体の外装には、高強度かつ高透明度のクリア樹脂が贅沢に採用されています。
内部のマットなブラック(または内部構造)がうっすらと透けて見えるクリスタルのような光沢仕上げになっており、光と影のコントラストが非常に美しいです。
一般的なプラスチック筐体とは一線を画す、サイバーパンク的で近未来的なルックスは、オーディオファンの所有欲を強く刺激します。
(※光沢がある分、指紋や皮脂汚れが少し目立ちやすい点には注意が必要です)。

【充電ケースのギミックとサイズ感】

上位モデルのProと下位モデルのCoreでは、ケースの開閉ギミックに大きな違いがあります。

項目GLASS Core Pro (上位機)GLASS Core (下位機)
開閉ギミックスライド式フラップ式 (フルオープン)
片手操作親指でスッと開けられる両手を使う方が安全
サイズ感やや大きめ・厚みがあるコンパクトで手に馴染む
充電端子背面に配置前面に配置

Proモデルのスライド式ケースは、片手でスマートに開閉できる利便性と、シャキッとした動作音が心地よい優れたギミックです。
ただし、内部に高度なチップや大容量バッテリーを搭載している関係上、昨今の超小型ワイヤレスイヤホンと比較するとケース自体が一回り大きく、ポケットに入れると少し存在感を感じるサイズとなっています。

【誤作動を排除する「物理ボタン」の採用】

イヤホン本体の操作系に関して、Proモデルには「物理ボタン(クリック式)」が採用されています。

完全ワイヤレスイヤホンではタッチセンサー式が主流となっていますが、髪をかきあげた際やイヤホンの位置を直そうとした際に指が触れ、意図せず音楽が止まってしまう「誤作動」にストレスを感じるユーザーは少なくありません。

本機の物理ボタンはサイドに配置されており、軽い力で「カチッ」とした確実なクリック感が得られます。
1回〜5回タップ、長押しなどの複雑な操作も確実に行えるため、実用性を重んじるユーザーにとって、この物理ボタンの採用は高く評価すべき大きなメリットと言えます。

新開発「リキッドシリコンイヤーピース」がもたらす極上の装着感

GLASS Core Proを語る上で絶対に外せない、そして他のイヤホンと最も明確に差別化されているポイントが、標準で付属する「リキッドシリコンイヤーピース」の存在です。
このイヤーピースの完成度の高さが、本機の評価を底上げしていると言っても過言ではありません。

【リキッドシリコンイヤーピースの優れた特徴】

  • 異次元の柔軟性とグリップ力:
    一般的な固形シリコンとは全く異なる質感です。
    非常に柔らかく、表面に指に吸い付くようなペタペタとした独特のグリップ感があります。
    これが耳の穴(外耳道)の形状に隙間なくぴったりと追従・密着します。
  • 人間工学に基づいた楕円形ノズル:
    耳の穴は真ん丸ではなく楕円形をしています。
    本機はノズル部分からイヤーピースにかけて長細い楕円形を採用しているため、無理に耳を押し広げることなく自然にフィットします。
  • フィルター一体型のソフト構造:
    耳垢やホコリの侵入を防ぐためのフィルター部分にも硬い素材を一切使用していません。
    傘の部分と同様に非常に柔らかい素材で作られているため、耳の奥に触れても痛みを感じません。
  • 豊富な5サイズ展開:
    「S、MS、M、ML、L」という細やかな5サイズが同梱されており、左右の耳のサイズが微妙に違う人でも、最適なフィッティングを見つけることが可能です。

このイヤーピースのおかげで、イヤホン本体がやや大ぶりであるにも関わらず、「着けている感覚を忘れるほどの自然な装着感」を実現しています。
首を激しく動かしてもズレる気配がなく、長時間の連続視聴でも耳への圧迫感や疲労感が驚くほど少ない、まさに「極上の装着感」を提供してくれます。

アダプティブモード対応のノイズキャンセリングと外音取り込み

音楽に没入するための静寂を作り出すノイズキャンセリング(ANC)性能も、フラッグシップに相応しい高度な処理が行われています。
高性能なBluetooth ICチップの演算能力と、Knowles社製の高精度MEMSマイクの組み合わせにより、質の高い消音効果を発揮します。

【ANCと外音取り込みの性能評価】

モード機能の詳細と実用性の評価
ノイズキャンセリング (アダプティブ対応)単純に全てのノイズを全力で消しにかかるのではなく、周囲の騒音レベルを常に監視し、環境に応じてANCの強度を自動調整する「アダプティブモード」に対応しています。
これにより、ノイズキャンセリング特有の「鼓膜が圧迫されるようなツンとした不快感」が排除されています。
地下鉄の走行音や街の喧騒をスッと効果的に消し去り、リキッドシリコンイヤーピースの高いパッシブ遮音性(物理的な耳栓効果)との相乗効果で、非常に快適で自然な静寂を得られます。
外音取り込み (トランスペアレンシー)マイクで拾った音を極めて自然に耳へ届けます。
コンビニのレジでの会話や駅のアナウンスも、イヤホンを外すことなくクリアに聞き取れます。
さらに、外音を取り込んでいる最中に突発的な大きな音(車のクラクションなど)が鳴った場合は、耳を保護するために自動で取り込みレベルを下げるスマートな制御も組み込まれています。
耳栓モード (Proモデル専用)集中力を極限まで高めたい時に重宝するPro専用の特殊モードです。
スマートフォンとのBluetooth接続をあえて遮断し、SNSの通知音や着信音すらも一切鳴らさない「完全なANC専用のデジタル耳栓」として機能します。
カフェでの勉強や仕事、あるいは移動中の仮眠時などに絶大な威力を発揮します。

※下位モデルの「GLASS Core」も十分なノイズキャンセリング性能を備えていますが、アダプティブモードには非対応であり、Proと比較するとやや「パワー任せにノイズを消しにいく」傾向があります。
より自然で圧迫感のない上質な静寂を求めるのであれば、間違いなくProモデルに軍配が上がります。

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KENWOOD GLASS Core Proを使用した私の体験談レビュー

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出典:KENWOOD公式

これまで数多くのイヤホン、ヘッドホン、DAC、デジタルオーディオプレイヤー(DAP)を自費で検証し、当ブログ「DigitalDiscoveryZone」をはじめとする様々なプラットフォームでレビュー記事を執筆してきました。
そんな数々のオーディオ機器に触れてきた私の耳を通して、「KENWOOD GLASS Core Pro」を約2週間にわたり徹底的に使い込んだリアルな体験談をお届けします。

中高音域の圧倒的なクリアさと解像度の高さ

初めて本機をスマートフォンにペアリングし、お気に入りのプレイリストを再生した瞬間、最も衝撃を受けたのは「音の鮮度の高さ」でした。
業界初のガラス振動板と高音域専用のMEMSドライバーが織りなすサウンドは、完全ワイヤレスイヤホンという枠組みを軽々と飛び越えるほどの透明度を誇っています。

【パート別の具体的な聴こえ方】

  • 金物系の楽器(シンバル・ハイハット):
    スティックが金属に触れた瞬間の「アタック音」が極めて速く、空気を鋭く切り裂くように響きます。
    濁りが一切なく、余韻が空気に溶けていく様まで鮮明に描写されます。
  • ボーカル(特に女性ボーカル):
    声の輪郭が非常にくっきりとしており、息を吸い込む微かなブレス音やリップノイズまで、克明に描き出す解像度の高さがあります。
    まるで目の前で歌ってくれているかのような生々しさです。
  • アコースティック楽器(ギター・ピアノ):
    ギターの弦を弾くピッキングの繊細なニュアンスや、ピアノの鍵盤を叩いた際のハンマーの動きさえも目に浮かぶような、極めて立体的な表現力を持っています。

重厚かつタイトに引き締まった低音域のリズム感

高音域の煌びやかさや繊細さに耳を奪われがちですが、じっくりと聴き込んでいくと、低音域の表現力がこのイヤホンの「音楽的な楽しさ」を根底から支えていることに気がつきます。

【本機の低音域の魅力】

量感だけで誤魔化すような、ブーミーでボワついた低音ではありません。
非常にタイトで芯が太く、スピード感に溢れた引き締まった低音が鳴らされます。

  • 相性の良い音楽ジャンル:
    • テンポの速いロック・パンク:
      キックドラムのアタック感が極めて正確に耳へ届き、疾走感を一切損ないません。
    • EDM・ヒップホップ:
      ベースラインのうねりや電子音のビートが、タイトなリズムを刻みながら深く沈み込みます。
    • テクニカルなジャズ:
      ウッドベースの弦の震えや、スネアの細かなゴーストノートが、他の帯域をマスキング(阻害)することなく独立して聴こえます。

長時間の音楽視聴でも疲れにくい自然なフィット感

記事の執筆やサイトのメンテナンス作業中、私は1日に4〜5時間連続でイヤホンを装着したまま過ごすことが多々あります。
その過酷な使用環境において、本機に標準装備されている「リキッドシリコンイヤーピース」は、まさに救世主と言える存在でした。

【極上のフィット感をもたらす理由】

一般的な固いシリコンとは異なり、表面に指に吸い付くようなペタペタとした独特のグリップ感があります。
これが耳の穴(外耳道)の形状にぴったりと沿う長細い楕円形のノズルと相まって、驚異的な密着度を生み出しています。

歩行時や、デスクワーク中に軽く首を振った程度では全くズレる気配がありません。
それでいて、耳の穴を内側から無理に押し広げるような圧迫感が皆無なため、長時間のリスニングでも耳が痛くなったり、疲労感を感じたりすることがほとんどありませんでした。
この装着感の良さは、音質と同等かそれ以上に評価すべきポイントです。

空間オーディオを活用した映像作品での深い没入感

休日のリラックスタイムに、タブレットで映画やストリーミング配信のライブ映像を観る際、本機の「空間オーディオ(EXOFIELD)」機能が驚くべき効果を発揮しました。

イヤホン右側の物理ボタンを4回カチカチッとタップしてモードを切り替えた瞬間、頭の中でこぢんまりと鳴っていた音が、スッと目の前の空間へと扇状に広がります。

視聴コンテンツ空間オーディオ適用時の変化
アクション映画爆発音の余韻や、背後から迫る足音の方向が立体的になり、まるでホームシアターの特等席に座っているかのような臨場感が生まれます。
ライブ映像アーティストの歌声だけでなく、会場全体の空気感や、観客の歓声の広がりがリアルに再現され、ライブハウス特有の「熱気」を感じ取れます。

映像コンテンツを頻繁に楽しむ方にとって、ステレオ再生では絶対に味わえないこの生々しい体験は、手放せなくなる強力な武器になるはずです。

K2テクノロジーとパーソナライズ機能の最適な組み合わせ

デフォルトの状態で聴くサウンドも素晴らしいですが、本機の真骨頂はアプリを用いた「音のカスタマイズ」にあります。
様々な設定を試行錯誤した結果、私の耳にとって最も心地よく、かつ本機のポテンシャルを極限まで引き出せる「黄金のセッティング」を導き出しました。

【私の最適解:K2テクノロジー(ON) + パーソナライズ機能(ON)】

設定の状態サウンドの印象と実体験
全てオフ (初期状態)ガラス振動板の特性上、非常にキレがある一方で、女性ボーカルの高音やシンバルが少し鋭く「刺さる」ような硬さを感じる楽曲がありました。
パーソナライズのみON自分の耳の形に合わせて補正された結果、高音の鋭さが程よく丸みを帯び、全帯域が滑らかで聴き疲れしない「非常に整ったサウンド」へと進化しました。
【最適解】パーソナライズ + K2整ったサウンドをベースに、K2テクノロジーが音の厚みと透明感をさらにブースト。音の荒っぽさが完全に払拭され、分厚く、かつ繊細な極上のオーディオ体験が完成しました。

この組み合わせを見つけてからは、音楽を聴くのがさらに楽しくなり、過去に何度も聴き込んだはずの楽曲から「こんな音が鳴っていたのか」という新しい発見を連日楽しんでいます。

体験談の総括

KENWOOD GLASS Core Proは、ただ単純に「良い音を鳴らすだけの優等生」ではありません。

ガラス振動板ならではのソリッドでスピード感のある音色をベースにしながらも、専用アプリを駆使することで、リスナー自身の耳の特性や、その日の気分、視聴するコンテンツ(音楽か映画か)に合わせて、音の表情をカメレオンのように自由自在に変化させることができる懐の深さを持っています。

オーディオ機器を愛する一人のユーザーとして、「自分にとっての最高の音を探求する」という本来の楽しさを、ワイヤレスという手軽なフォーマットでここまで深く味わわせてくれる製品に出会えたことは、大きな喜びでした。間違いなく、長期間にわたって第一線で活躍してくれる頼もしい相棒になるはずです。

 

KENWOOD GLASS Core Proに関するQ&A

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※画像はイメージです

KENWOOD GLASS Core Proに関して、よく聞かれそうな質問とその回答をまとめました。

Q. ガラス振動板を採用しているとのことですが、落としたら割れてしまうリスクはありますか?

A. 日常の使用において、落として内部のガラス振動板が割れるリスクは極めて低いです。
ガラス振動板はイヤホン本体(高強度・高透明度のクリア樹脂ハウジング)の内部に強固に守られています。また、採用されているガラス自体も耐久性・耐水性・耐熱性に優れた高度なものが使用されており、経年劣化にも強い特性を持っています。ただし、精密機械ですので、ケースごと高い場所から落とすような激しい衝撃は避けてください。

Q. K2テクノロジーとパーソナライズ機能、空間オーディオ(EXOFIELD)はすべて同時に使えますか?

A. いいえ、一部の機能は併用できない「排他仕様」になっています。
機能の組み合わせに関する可否は以下の通りです。

  • 「K2テクノロジー」×「パーソナライズサウンド」: 併用可能です。(音質の荒っぽさを抑えつつ解像度を底上げできる、おすすめの組み合わせです)
  • 「パーソナライズサウンド」×「空間オーディオ」: 併用できません。 空間オーディオをオンにすると、パーソナライズ機能は自動的に一時無効化されます。
  • 「K2テクノロジー」×「LDAC接続」: 併用できません。 高音質コーデックであるLDACでの接続時は、K2テクノロジーは自動的に無効化されます。

Q. iPhoneユーザーですが、約5万円のProを選ぶメリットはありますか?下位モデルのほうがコスパが良いでしょうか?

A. iPhoneユーザーにこそ、上位モデルの「Pro」を選ぶ大きなメリットがあります。
iPhoneは高音質コーデック「LDAC」に対応していませんが、Proモデルに搭載されている「K2テクノロジー」を使用すれば、iPhoneのAAC接続であってもイヤホン側でハイレゾ相当の高音質へと拡張・復元してくれます。

また、映画などの動画コンテンツを観る際の「空間オーディオ(EXOFIELD)」や、高音域の劇的な解像度をもたらす「MEMSドライバー」はProにしか搭載されていません。より高次元な音楽・映像体験を求めるのであれば、iPhoneユーザーであってもProを選ぶ価値は十分にあります。

Q. ノイズキャンセリングの強さは、他社のハイエンド機(ソニーやAppleなど)と比べてどうですか?

A. 実用上は非常に優秀ですが、「世界最高の静寂」だけを求めるなら一歩譲る印象です。
GLASS Core Proのノイズキャンセリングは、周囲の騒音に合わせて強度を自動調整する「アダプティブモード」を採用しており、耳への圧迫感が少ない非常に自然な静寂を作り出します。新開発のリキッドシリコンイヤーピースによる物理的な遮音性(パッシブ遮音)も高いため、電車内などでも快適に音楽に没入できます。

ただし、「周囲の音を完全にゼロにする強烈な消音パワー」のみを基準に他社のANC特化型ハイエンド機と比較した場合、わずかに環境音が残る感覚(10段階評価で9.2程度)があります。

Q. 物理ボタンの操作感はどうですか?耳に押し込むと痛くなりませんか?

A. 軽い力で「カチッ」と反応するため、耳が痛くなる心配はほとんどありません。
タッチセンサー式とは異なり、髪の毛が触れたりイヤホンの位置を微調整したりした際の「誤作動」が起きないのが物理ボタンの大きなメリットです。操作のクリック感は非常に軽快で、耳の奥へ強く押し込む必要がないよう設計されています。さらに、非常に柔らかい「リキッドシリコンイヤーピース」がクッションの役割を果たすため、快適に操作できます。

Q. Pro専用の「耳栓モード」とはどのような機能ですか?

A. スマートフォンとの接続も一時的に断ち切り、周囲の騒音と「スマホの通知音」の両方を遮断して集中するためのモードです。
一般的なノイズキャンセリングはスマホと接続されたままなので、LINEの通知や着信音が鳴ると音が割り込んできます。「耳栓モード」はカフェでの勉強や仕事、移動中の仮眠など、音楽すら流さずに「完全な静寂」の中で集中・休息したい時に絶大な威力を発揮します。

Q. イヤーピースが汚れた場合、他社製のイヤーピース(SednaEarfitやCP100など)に交換できますか?

A. ノズルおよびイヤーピースが独自の「楕円形」を採用しているため、一般的な他社製イヤーピースとの互換性は低いです。
本機の極上の装着感と高い遮音性は、この楕円形の新開発「リキッドシリコンイヤーピース」があってこそ成り立っています。また、イヤーピース側に柔らかいホコリ侵入防止フィルターが内蔵されている点も特殊です。そのため、基本的には付属の5サイズ(S/MS/M/ML/L)から最適なものを選び、純正品をご使用いただくことを強くおすすめします。

Q. スポーツ時や雨の日でも使用できますか?

A. はい、日常的な水濡れには対応しています。
イヤホン本体はIPX4の防水性能を備えています。そのため、トレーニング中の汗や、外出時の突然の軽い雨程度であれば問題なく使用できます。ただし、完全防水ではないため、水没させたりシャワーを浴びながら使用したりすることは避けてください(※充電ケースは防水仕様ではありません)。

Q. スマートフォンとパソコンなど、2台の端末で同時に使えますか?

A. はい、「マルチポイント接続」に対応しています。
2台のデバイスと同時にBluetooth接続できるため、例えばパソコンで動画を視聴している最中にスマートフォンに電話がかかってきた場合でも、Bluetoothの接続設定をやり直すことなく、スムーズに電話に応答することが可能です。仕事とプライベートで端末を分けている方にも非常に便利な機能です。

Q. YouTubeやゲームをプレイする際、映像と音のズレ(遅延)は気になりませんか?

A. 「低遅延モード」を活用することでズレを最小限に抑えられます。
ワイヤレスイヤホン特有の映像と音声のズレを軽減する低遅延モードが搭載されています。動画視聴やアクション・リズムゲームなどをプレイする際、このモードをオンにすることで、違和感のない快適なエンターテインメント体験が可能です。

Q. テレワークやオンライン会議での通話品質はどうですか?

A. AIノイズリダクションとサイドトーン機能により、非常に快適な通話が可能です。
マイク性能が高く、AIによる通話ノイズリダクションが周囲の雑音(カフェのBGMや車の走行音など)を効果的にカットし、自分の声だけをクリアに相手に届けます。 さらに、通話中にイヤホンマイクが自分の声を拾って耳に返してくれる「サイドトーン機能」も搭載しています。イヤホン特有の「自分の声がこもって聞こえる不快感」がなくなり、無意識に大声になってしまうのを防いでくれるため、長時間の会議でも疲れにくいです。

Q. Androidスマートフォンを使っていますが、接続設定は簡単ですか?

A. 「Fast Pair」対応により、ワンタップで完了します。
Android端末であれば、イヤホンを近づけるだけで画面にポップアップが表示され、タップするだけで瞬時にペアリングが完了します。また、左右どちらか片方だけを使用する「片耳モード」にも対応しているため、周囲の音を完全に塞ぎたくないシチュエーションでも柔軟に活用できます。

Q. 万が一、イヤホンを落としてしまった場合に探す機能はありますか?

A. はい、専用アプリに「イヤホン探索機能」が備わっています。
部屋の中やカバンの中でイヤホンを見失ってしまった場合、専用アプリの操作でイヤホン本体から音を鳴らすことができます。これにより、紛失時の発見率を高めることが可能です。

Q. 以前のKENWOOD(Victor)のフラッグシップ「WOOD(木製振動板)」シリーズとは音がどう違いますか?

A. 音の方向性が正反対と言えるほど異なります。好みに合わせてお選びください。

  • WOODシリーズ(木製振動板): ウォーム感があり、低音がドーンと重く響く「まろやかでリッチな温かい音」が特徴。クラシックやジャズなどを、耳のそばでゆったりと聴き込むのに向いています。
  • GLASS Core Pro(ガラス振動板): 音の立ち上がりが速く、クリアでキレのある「スピード感と透明感に溢れた音」が特徴。ロックやEDM、ボーカル曲などを、目の前に広がるステージで鮮明に味わうのに向いています。

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KENWOOD GLASS Core Proレビューのまとめ

イメージ画像
※画像はイメージです

最後に、KENWOOD GLASS Core Proおよび下位モデルGLASS Coreについての総評と、どのようなユーザーに最適なのかをまとめます。

KENWOOD GLASS Core Proのメリットと気になる点

本機を評価するにあたり、メリットと購入前に留意すべき気になる点を改めて整理しました。

【メリット】

  • 圧倒的な透明度:
    ガラス振動板+MEMSドライバーによる、キレと解像度に満ちた高音質。
  • 極上の装着感:
    新素材リキッドシリコンイヤーピースによる、ズレにくく疲れないフィット感。
  • 確実な操作性:
    誤作動を防ぎ、直感的に操作できる物理ボタンの採用。
  • 多彩な機能群:
    K2テクノロジーや空間オーディオなど、リスニングを豊かにする独自技術。

【気になる点】

  • 高価格帯:
    約5万円という価格は、完全ワイヤレスイヤホンとして気軽に手を出せる金額ではない。
  • ケースのサイズ感:
    昨今の超コンパクトなモデルと比較すると、充電ケースがやや大きめ。
  • デフォルトの音の硬さ:
    人によっては高音域が鋭く感じられる(アプリでの最適化が必須)。

下位モデル「GLASS Core」との選び方の明確な基準

価格差約2万円の兄弟機、どちらを選ぶべきか迷う方へ向けて、明確な選択基準を設けました。

【GLASS Core Pro(上位機)を選ぶべき人】

  • 予算に妥協せず、現状考えうる最高峰のクリアサウンドを手に入れたい方。
  • 空間オーディオを使って、映画や動画視聴時の臨場感を極限まで高めたい方。
  • 自分専用の音にカスタマイズできる「パーソナライズ機能」に魅力を感じる方。

【GLASS Core(下位機)を選ぶべき人】

  • 約3万円以下の予算で、KENWOOD最新のガラス振動板サウンドを体感したい方。
  • Proほどの過剰な機能や超高解像度は不要で、少しマイルドで聴き疲れしない音を好む方。
  • イヤホン本体でのバッテリー持ち(最大17時間)を重視する方。

iPhoneユーザーにも恩恵が大きい高音質化技術の価値

LDACなどの高音質コーデックに対応していないiPhone環境であっても、「K2テクノロジー」のおかげでハイレゾ相当に拡張された上質なサウンドを楽しめる点は、本機の特筆すべき強みです。
再生環境の制限を越えて、デバイスのポテンシャルを最大限に引き出してくれる技術力は、ユーザーにとって非常に大きな価値となります。

豊富なアプリ設定で自分好みの音を探求できる楽しさ

パーソナライズサウンドや、フラット・バス・ボーカルなどの各種サウンドモード、さらにはカスタムイコライザーを組み合わせることで、音のカスタマイズの幅は無限大に広がります。
「今日は低音を効かせてEDMを」「映画を観るから空間オーディオで」といった具合に、コンテンツに合わせてイヤホンの性格を自由に変えられる拡張性の高さは、長期間愛用できる大きな理由です。

音楽のシリアスな緊張感を味わいたい方への最適解

温かみのあるアナログライクなサウンドよりも、音源に記録されたすべての情報を余すことなく拾い上げ、ソリッドでキレのあるスピード感を味わいたい方に、本機はジャストフィットします。
ロックバンドの疾走感や、ジャズのシンバルワークなどを、極限まで鮮明に体感したい方にとって、これ以上ない選択肢となるでしょう。

KENWOOD GLASS Core Proレビュー総括:独自のオーディオ体験を約束する至高のワイヤレスイヤホン

KENWOOD 80周年を祝うにふさわしい、技術と情熱の結晶「GLASS Core Pro」。5万円という投資は決して安いものではありませんが、業界初のガラス振動板がもたらす唯一無二のサウンドと、リキッドシリコンイヤーピースの装着感は、他のイヤホンでは決して代替できない強烈な個性を持っています。

「現状のワイヤレスイヤホンの音質に限界を感じている」「もっと鮮烈で心揺さぶる音楽体験を手に入れたい」と願うオーディオファンにこそ、自信を持っておすすめできる至高の一台です。

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