【実機レビュー】ゼンハイザー MOMENTUM True Wireless 5を徹底検証!前作4との違い・音質・ノイキャン・バッテリー交換まで完全網羅

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出典:Sennheiser公式
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オーディオファンの間で常に高い注目を集め、完全ワイヤレスイヤホン市場でトップクラスの音質を牽引してきたゼンハイザー(Sennheiser)のフラグシップ「MOMENTUM True Wireless」シリーズ。
名機として名高い前作「MOMENTUM True Wireless 4」の登場から約2年を経て、満を持して最新モデルとなる「MOMENTUM True Wireless 5」が登場しました。

「有線イヤホンにも迫る圧倒的な解像感」や「アーティストの熱量を余すところなく届ける忠実な再現性」を誇ってきた本シリーズですが、今作では音質面のチューニングにとどまらず、プロダクトとしてのあらゆる要素にメスが入っています。

まずは、本機の基本情報と前作からの主要スペックの違いを整理しました。

【スペック比較表:MOMENTUM True Wireless 5 vs 4】

項目MOMENTUM True Wireless 5(本作)MOMENTUM True Wireless 4(前作)
ドライバー構成7mm TrueResponse ダイナミックドライバー(新チューニング)7mm TrueResponse ダイナミックドライバー
周波数特性5Hz ~ 21,000Hz5Hz ~ 21,000Hz
Bluetooth バージョン6.05.4
対応コーデックSBC, AAC, aptX, aptX Adaptive, aptX LosslessSBC, AAC, aptX, aptX Adaptive, aptX Lossless, LC3
空間オーディオDolby Atmos & ヘッドトラッキング対応非対応
アクティブノイズキャンセリングハイブリッドアダプティブANC + アダプティブアンチウィンドハイブリッドアダプティブANC
マイク構成合計8基(片側4基)+ 骨伝導センサー + AI音声分離合計6基(片側3基)
連続再生時間(単体)最大12時間(ANCオフ) / 最大6時間(ANCオン)最大7.5時間(ANCオン) / 最大7時間程度
合計再生時間(ケース込み)最大40時間最大30時間
バッテリー交換機能ユーザー自身による交換に対応(イヤホン本体&ケース)メーカー修理対応
充電端子・ワイヤレス充電USB Type-C(底面配置) / Qiワイヤレス充電対応USB Type-C(前面配置) / Qiワイヤレス充電対応
本体重量 / ケース重量約7.2g(片耳) / 約55g(ケース単体)約6.1g(片耳) / 約66.4g(ケース単体)
市場想定価格49,940円(税込)前後発売当時と同等(実質的な価格据え置き)

スペック表を見るだけでも、単なる小規模なマイナーチェンジではなく、プラットフォームそのものを再構築したフルモデルチェンジであることが伝わってきます。

Bluetooth 6.0への対応、ゼンハイザーの完全ワイヤレス初となるDolby Atmosとヘッドトラッキングの採用、風切り音対策を大幅に強化したノイズキャンセリングシステム、そして何より環境配慮と製品寿命の劇的な延長をもたらす「バッテリー交換可能設計」など、現代のワイヤレスイヤホンに求められる先進技術が凝縮されています。

本稿では、この「MOMENTUM True Wireless 5」を多角的な視点から徹底的にチェックし、デザイン、音響特性、機能性、そして実際の生活シーンで使い倒したリアルな手応えまで、余すところなくお伝えしていきます。

    1. 【スペック比較表:MOMENTUM True Wireless 5 vs 4】
  1. デザインと外観の大幅刷新!MOMENTUM True Wireless 5で使い勝手はどう変わった?
    1. ファブリックから一新された薄型ケースの質感と携帯性
    2. 耳への収まりを追求したビーンズ型本体と新設計イヤーピース
    3. 充電ポート配置の工夫とワイヤレス充電の利便性
  2. MOMENTUM True Wireless 5の圧巻のサウンドクオリティと進化した音響テクノロジー
    1. 7mm TrueResponseドライバーが奏でる進化したチューニング
    2. ボーカルの際立ちと沈み込む低域がもたらすエモーショナルな表現力
    3. 初搭載のDolby Atmos&ヘッドトラッキングによる空間オーディオ体験
  3. 毎日を快適にするMOMENTUM True Wireless 5の機能性と実用スペックの進化点
    1. 風切り音を大幅低減したハイブリッドアダプティブANCと自然な外音取り込み
    2. 骨伝導センサー×8基マイクとAI音声分離によるクリアな通話品質
    3. ユーザー自身で交換可能な画期的バッテリー構造と再生時間
  4. MOMENTUM True Wireless 5を使用した私の体験談レビュー
    1. 通勤電車と街歩きで試したノイズキャンセリングと遮音性の実力
    2. サウンドパーソナライゼーションで自分だけの理想の音を見つける
    3. さまざまな音楽ジャンルや動画・映画コンテンツをじっくり聴き込む
    4. アプリカスタマイズの使い心地と日常の操作レスポンス
    5. 実際に使って感じた気になる点や注意すべきポイント
    6. 体験談の総括
  5. MOMENTUM True Wireless 5に関するQ&A
    1. Q. 前作「4」とドライバーは同じようですが、本当に音の違いは分かりますか?
    2. Q. 自分でバッテリー交換ができるとのことですが、市販の乾電池や充電池が使えるのですか?
    3. Q. iPhoneでも最高音質で楽しめますか?
    4. Q. Dolby Atmos(空間オーディオ)とサウンドパーソナライゼーションは同時に使えますか?
    5. Q. 音ゲーやFPSゲームをプレイする際の遅延はどうですか?
    6. Q. ノイズキャンセリングの効き目は、Boseやソニーの最強クラスと比べてどうですか?
    7. Q. イヤーピースを他社製(AZLA、SpinFit、コンプライなど)に変えてもケースに収まりますか?
    8. Q. ジョギングやワークアウトなど、スポーツ用途で使っても落ちませんか?
    9. Q. 前作「4」のケースと比べて、本体が取り出しにくくなったという声はありますか?
    10. Q. マルチポイント接続(2台同時接続)には対応していますか?
    11. Q. 片耳だけの単体使用(モノラル再生)は可能ですか?
    12. Q. イヤホンを紛失してしまった場合の捜索機能はありますか?
  6. MOMENTUM True Wireless 5レビューのまとめ
    1. MOMENTUM True Wireless 4から乗り換える価値はあるか
    2. 日常使いで実感できる主なメリットのおさらい
    3. 購入前に把握しておきたい留意点
    4. 競合ハイエンド機と比較した際のアドバンテージ
    5. このイヤホンを特におすすめしたい人物像
    6. MOMENTUM True Wireless 5レビューの総括:音楽体験を次のステージへ引き上げる至高の1台

デザインと外観の大幅刷新!MOMENTUM True Wireless 5で使い勝手はどう変わった?

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出典:Sennheiser公式

ファブリックから一新された薄型ケースの質感と携帯性

シリーズの象徴でもあった「ファブリック(布地)素材」のケースは、本作で大胆にも「薄型ハードシェルケース」へと刷新されました。
長年のファンにとっては驚きの変化ですが、日常の使い勝手という観点からは大きな恩恵をもたらしています。

【ケースデザインの刷新ポイント】

  • スリム化された厚み
    前作のコロンとした厚みを削ぎ落とし、スラックスやデニムのポケットに入れても不自然に膨らみません。
  • 上質なシボ加工とラメ感
    単なるプラスチックではなく、緻密な密度感と微細なシボ加工が施されており、指紋や皮脂が付きにくい仕様です。
  • 軽量化の達成
    ケース単体で約66.4gから約55gへと約11g軽くなり、日々の持ち歩きストレスが軽減されました。
  • 洗練されたカラー展開
    • グラファイト:深みのあるガンメタリック調で、精悍かつモダンな印象
    • クリーム:温かみのあるシャンパンゴールド調で、優美なラグジュアリー感

ファブリック特有の温もりやカジュアルさも魅力的でしたが、今回の刷新によって「毎日スマートにポケットへ放り込んで持ち運べる実用性」が格段に向上しています。

耳への収まりを追求したビーンズ型本体と新設計イヤーピース

充電ケースだけでなく、イヤホン本体のハウジング造形も劇的な変貌を遂げています。

【ハウジングと装着構造の変更点一覧】

  • 前作(MOMENTUM True Wireless 4)
    • 形状:角丸のスクエア形状
    • 固定方式:シリコン製イヤーフィンで耳の窪みに突っ張って固定
    • ノズル設計:やや長めで、耳の奥へしっかり差し込む構造
  • 本作(MOMENTUM True Wireless 5)
    • 形状:耳甲介(耳の窪み)に沿うエルゴノミックなビーンズ型(豆型)
    • 固定方式:イヤーフィンを撤廃し、外耳の凹凸に面でフィットする構造
    • ノズル設計:わずかに短縮し、耳奥への圧迫感を低減
    • イヤーピース:軸(芯)の剛性を高めた新設計で、物理的な密閉感を向上

耳型データの再解析によって生まれたこのビーンズ型形状は、耳の軟骨に局所的な突っ張り感を与えません。
新設計のイヤーピースが耳穴の入り口を吸い付くように密閉するため、耳の奥へ無理に押し込まなくても極めて高い遮音性と安定したホールド感が得られます。

外側のタッチパネル面には、ヘッドホンシリーズ「MOMENTUM 4 Wireless」を彷彿とさせるメタリック調プレートがあしらわれており、高級感あふれるアクセントとなっています。

充電ポート配置の工夫とワイヤレス充電の利便性

充電まわりのハードウェアにも、本機ならではのユニークな設計思想が反映されています。

【充電仕様のポイント】

  • USB Type-Cポートの底面端配置
    • 一般的なケース背面ではなく、ケース底面の端っこに配置されています。
    • これは、後述する交換式バッテリーモジュールを格納するためのスペース効率を追求した結果です。
  • Qiワイヤレス充電への対応
    • ケース背面を下にして充電パッドの上に置くだけでスムーズに給電可能です。
    • デスクや枕元にワイヤレス充電器があれば、ケーブルの抜き差しを意識することなく手軽に運用できます。

有線ケーブルを挿す位置に最初は少し戸惑うかもしれませんが、平置きで安定して充電できるため、実用上の不便さを感じることはありません。

 

MOMENTUM True Wireless 5の圧巻のサウンドクオリティと進化した音響テクノロジー

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出典:Sennheiser公式

7mm TrueResponseドライバーが奏でる進化したチューニング

心臓部には、ドイツ本社で厳密に管理・製造されるゼンハイザー伝統の「7mm TrueResponseダイナミックトランスデューサー」を1基搭載しています。
スペック上の数値は前作と共通ですが、鳴らし出される音のキャラクターは明確にステップアップしました。

【音響チューニングの進化ポイント】

  • 中域(ボーカル帯域)の押し出し
    主旋律の明瞭度をぐっと高め、歌声の細やかな表情を浮き彫りにするチューニング。
  • 12kHz付近のコントロール
    超高域の倍音や空気感を丁寧に引き出し、楽器の消え際まで美しく再現。
  • 深く俊敏な低域レスポンス
    5Hzまで伸びるディープな重低音を保ちつつ、もたつきを排したタイトなアタック感を両立。
  • 自然なパノラマ感
    頭の真ん中で鳴る感覚を和らげ、左右だけでなく奥行き方向にも見通しの良い音場を形成。

前作が「上品でクール、ややダーク寄りのモニターライクな美音」であったのに対し、今作は「音楽の持つ熱量やエモーションをダイレクトに届ける、開放的で躍動感あるサウンド」へと仕上がっています。

ボーカルの際立ちと沈み込む低域がもたらすエモーショナルな表現力

本機の音を聴いて最も直感的に惹きつけられるのが、「ボーカルの生々しさ」「深沈するベースラインの質感」です。

【音域ごとの特徴と聴きどころ】

帯域音の質感・特徴注目ポイント
高音域繊細で滑らか、刺さりのないトーンアコースティックギターの弦のきしみやシンバルの金属音が耳に優しく、空気感豊かに伸びる
中音域密度が高く、一歩前に出るボーカルカサつきや歯擦音(サ行の刺さり)が皆無。男性の太い声から女性のハイトーンまで肉厚に描写
低音域地を這う深さと引き締まったアタックサブベースの重低音がしっかり沈み込みつつ、ドラムのキック連打も濁らず輪郭がくっきり追従

楽器の演奏が激しく重なり合う分厚いバンドサウンドやエレクトロミュージックであっても、ボーカルが埋もれることなく中央にスッと立ち現れます。
声の艶やブレスの余韻がリアルに伝わってくるため、お気に入りの歌モノ楽曲を聴いたときの感動が一層深まります。

初搭載のDolby Atmos&ヘッドトラッキングによる空間オーディオ体験

ゼンハイザーの完全ワイヤレスイヤホンとして初めて、映画館などでもおなじみの「Dolby Atmos」および「ヘッドトラッキング機能」に対応しました。

【空間オーディオの機能概要と注意点】

  • 自然なサラウンド感
    デジタル加工特有の安っぽい反響を抑え、まるで広いリスニングルームやライブ会場にいるかのような包囲感を実現。
  • 高精度なヘッドトラッキング
    頭を左右に動かしても音源の位置が空間に固定され、現実世界と同じような音像定位を再現。
  • コンテンツごとの向き・不向き
    • 映画・ライブ映像:劇的な臨場感と没入感が得られ、相性は抜群です。
    • 通常のステレオ音楽:音場が広がる一方で音がわずかに拡散するため、好みに応じてオンとオフを使い分けるのがおすすめです。
  • 利用時の制限事項
    「サウンドパーソナライゼーション」や「24bit/96kHzのハイレゾ伝送モード」とは同時に併用できません(空間オーディオをオンにする際は設定の切り替えが必要となります)。

 

毎日を快適にするMOMENTUM True Wireless 5の機能性と実用スペックの進化点

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出典:Sennheiser公式

風切り音を大幅低減したハイブリッドアダプティブANCと自然な外音取り込み

毎日の通勤・通学や街歩きで最も頼もしいのが、騒音処理能力の進化です。

【ノイズコントロールの進化点まとめ】

  • ハイブリッドアダプティブANC
    • 内外のマイクで騒音を検知し、周囲の喧騒に合わせて打ち消し強度を自動調整。
    • 耳に不快な圧迫感を与えることなく、電車内の走行音や空調ノイズをしっかりシャットアウト。
  • 新搭載「アダプティブアンチウィンド」
    • 屋外で風が吹いた際、マイクに当たる不快な風切り音を瞬時に検知して自動低減。
    • 風の強い歩道橋や駅のホームでも、ストレスなく静寂をキープ。
  • 進化したトランスペアレント(外音取り込み)
    • マイク特有のホワイトノイズや高域の刺さりを抑制し、自分の耳で直接聴いているような自然な集音を実現。
    • アプリで「外音取り込み起動時に音楽を自動一時停止」に設定可能。レジでの会話やアナウンスの確認がスムーズ。

骨伝導センサー×8基マイクとAI音声分離によるクリアな通話品質

リモートワークや外出先での急な音声通話に対応するため、通話性能には最新のハードウェアとアルゴリズムが投入されています。

【通話音質を高める3つのテクノロジー】

  1. 合計8基のマイク(片側4基)
    周囲の空間から音声を多角的に集音。
  2. 骨伝導センサー(ボイスピックアップ)
    空気の振動だけでなく、顎や骨の微小な振動から発話タイミングを物理的に検知。
  3. AI音声分離アルゴリズム
    環境ノイズ(カフェの喧騒や扇風機の風)と自分の声を瞬時に判別して分離。

これらが連携することで、周囲が騒がしい場所でも余計な雑音を強力に排除し、自分の声だけを太くクリアに相手へと届けます。
従来の完全ワイヤレスでありがちだった「声が遠い」「カサついて聞き取りにくい」といった課題が見事に克服されており、ビジネス通話でも安心してメイン機として活用できます。

ユーザー自身で交換可能な画期的バッテリー構造と再生時間

本機のハードウェア設計における最大のハイライトが、「ユーザー自身によるバッテリー交換対応」です。

【バッテリー性能と交換設計の特徴】

  • 単体連続再生時間
    • ANCオフ時:最大12時間(長時間のフライトや作業でも安心のスタミナ)
    • ANCオン時:最大6時間(実用十分な持続時間)
  • ケース併用トータル再生最大40時間のロングライフ設計
  • 画期的な交換機構
    • 専用バッテリーと交換治具を使用し、充電ケースおよびイヤホン本体のバッテリーを自分で交換可能。
    • 「バッテリーが劣化したら買い換えるしかない」という完全ワイヤレス特有の宿命を打ち破り、末永く愛用可能。
  • バッテリー保護モード
    • アプリから充電上限をコントロールし、セルの経年劣化そのものを抑える保護機能を搭載。

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MOMENTUM True Wireless 5を使用した私の体験談レビュー

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出典:Sennheiser公式

通勤電車と街歩きで試したノイズキャンセリングと遮音性の実力

実際に「MOMENTUM True Wireless 5」を毎日の通勤電車や休日の市街地へ連れ出し、その真価をじっくりと確かめてみました。

耳に装着してまず驚かされるのは、新形状のビーンズ型ハウジングと新イヤーピースによる「素の遮音性の高さ」です。
耳の穴の入り口が隙間なく塞がれるため、ANCを起動する前から周囲の喧騒がスッと一段階遠のきます。

そのまま走行音の激しい地下鉄車内へと足を踏み入れ、ハイブリッドアダプティブANCを動作させました。

【使用シーン別の遮音インプレッション】

  • 地下鉄の走行音(低い轟音)
    騒音の角が綺麗に削ぎ落とされ、音楽のボリュームを上げなくても歌詞やベースラインが克明に聴き取れます。
  • オフィスの空調やパソコンのファン音
    ほぼ完全に無音の領域へ沈み込み、作業に没頭できるパーソナルな集中空間が瞬時に立ち上がります。
  • 人の話し声や車内アナウンス
    不快な響きをしっかり減衰させつつ、案内放送が入っていること自体は遠くで自然に認識できる安心のチューニングです。

そして、街歩きにおいて圧倒的な威力を発揮したのが「アダプティブアンチウィンド」でした。
川沿いの遊歩道やビル風が強く吹き抜ける横断歩道でも、マイクに風が当たって生じる耳障りな風切り音がピタッと止まります。
屋外を移動しながらでも音楽のディテールを濁さず楽しめる快適さは、日々のリスニング体験を確実に底上げしてくれます。

サウンドパーソナライゼーションで自分だけの理想の音を見つける

本機を手に入れたら、真っ先に試してほしいのが専用アプリ「Smart Control」に備わっている「サウンドパーソナライゼーション」です。

単なる機械的な聴力テストではなく、実際にベースやストリングス、ドラムのサウンドを聴き比べながら、直感的に好みのバランスを選び取っていく対話型のアプローチが採用されています。

【パーソナライズ設定のステップ】

  • ステップ1:フィットテスト
    両耳の密閉状態が保たれているかをアプリが厳密に判定。
  • ステップ2:基準音量の決定
    自分が普段心地よいと感じるリスニング音量に調整。
  • ステップ3:ベースとストリングスのバランス調整
    2つの楽器の音量比を直感的に心地よいポイントへ設定。
  • ステップ4:最小可聴音量の特定
    微小な音がどこまで鮮明に聴こえるかをチェック。
  • ステップ5:ドラムのアタック感調整
    好みのパンチ感やリズムの力強さを微調整。
  • ステップ6:自分専用プロファイルの完成
    アルゴリズムが最適化したカスタム音響設定が適用されます。

パーソナライズをオンにした瞬間、まるで音場にかかっていた薄いモヤが晴れ渡ったかのように、音の輪郭と立体的な奥行きが一気に際立ちます。

ボーカルの口元の動きやブレスの細やかなニュアンスが鮮やかに浮き彫りになり、低域の引き締まり感も格段にアップ。
「自分の好みに合わせた音の黄金比」を自動で導き出してくれるこの機能は、本機のポテンシャルを最大限に引き出すための必須機能だと実感しました。

さまざまな音楽ジャンルや動画・映画コンテンツをじっくり聴き込む

自分好みに最適化したプロファイルの状態で、多彩なジャンルの楽曲や映像コンテンツを時間をかけて聴き込んでみました。

【ジャンル別リスニング評価表】

音楽ジャンルサウンドの傾向と聴きどころ
J-POP / アニソンボーカルが演奏の一歩前に定位し、歌詞のメッセージがダイレクトに届く。女性ボーカルのハイトーンも刺さらず伸びやか。
ロック / バンドサウンドスネアのアタックとバスドラムの連打がタイトに響く。ディストーションギターが分厚く鳴りつつも、ベースの音程感が明瞭に分離。
クラシック / ジャズアコースティック楽器の弦のきしみやウッドベースの胴鳴り、ホールの空気感が豊かに広がり、広大な音場を堪能できる。
EDM / ヒップホップ地を這うような深いサブベースを余裕で鳴らし切り、歪みのないスピード感あふれる重低音ビートに没入可能。

どのようなジャンルを再生しても音楽の土台が揺らぐことなく、演奏者の息づかいや熱量を忠実に再現してくれる頼もしさがあります。

また、Dolby Atmos対応の映画コンテンツを視聴した際には、ヘッドトラッキング機能によって画面の方向に音像がピタリと定位。
背後から忍び寄る足音や頭上を飛び交う効果音の移動がリアルに描写され、まるで映画館の特等席にいるかのような圧倒的な没入感に包まれました。

アプリカスタマイズの使い心地と日常の操作レスポンス

日々の使い心地を左右するタッチ操作とアプリの操作性についても、極めてストレスフリーな仕上がりです。

【操作性とアプリの便利ポイント】

  • 分かりやすいビープ音フィードバック
    • タッチするたびに「ピッ」「ピッポ」「ピッポパ」とタップ回数に応じて音が変化。
    • 「今何回タップしたか」が耳だけで確実に分かるため、誤操作のストレスがありません。
  • 柔軟なキーアサイン
    • 左右の1回・2回・3回タップ、長押しのアクションを自由にカスタマイズ可能。
  • 充実の音質調整機能
    • 8バンドの本格イコライザー、低音を強化する「バスブースト」、人の声を聴き取りやすくする「音声の明瞭度」などを搭載。
  • 便利な自動化「サウンドゾーン」
    • 自宅、オフィス、ジムなどの位置情報を登録しておくことで、その場所に出入りした際にノイキャンや音質設定が自動で切り替わります。

実際に使って感じた気になる点や注意すべきポイント

全体として極めて完成度の高い本機ですが、実際に使ってみて感じた留意点やトレードオフの要素も包み隠さずお伝えします。

【購入前に把握しておきたい4つの注意点】

  1. ケースの傷つきやすさへの配慮
    前作のファブリック素材と異なりハードシェル製となったため、鍵などの金属類と一緒にポケットや鞄へ入れると擦り傷がつく可能性があります。
    美しさを保ちたい場合は保護ケース等の併用がおすすめです。
  2. イヤーピース交換時のクリアランス
    ケース内の収納スペース(くぼみ)が前作よりやや浅く設計されています。
    軸が長いサードパーティ製イヤーピースや大型フォーム素材を使用すると、ケースのフタが閉まりにくくなったり充電端子が浮いたりする恐れがあります。
  3. 高品位機能の排他利用
    「Dolby Atmos(空間オーディオ)」は、「サウンドパーソナライゼーション」や「24bit/96kHzのハイレゾ伝送モード」と同時に使用できません。
    映画鑑賞時と音楽鑑賞時で設定を切り替える運用が必要です。
  4. LC3(LE Audio)への現状の非対応
    前作「4」でサポートされていたLC3が、現時点のスペックからは省かれています。
    スマホ単体で極小遅延を求める音ゲーやシビアな対戦ゲーム用途には、aptX Adaptive対応端末や専用トランスミッター(BTD 700等)を用意するなどの配慮が求められます。

体験談の総括

数週間にわたり「MOMENTUM True Wireless 5」を使い込んできましたが、総括として「日々の生活の中で音楽を聴く歓びを、一段高いレベルへ引き上げてくれる至高の相棒」であると確信しました。

耳に吸い付くような快適な装着感、風切り音から解放された静寂のリスニング空間、そして何より、聴き慣れたはずの楽曲から新たな魅力とエモーションを掘り起こしてくれる圧倒的な音響美。
細かな機能の排他仕様やケース素材の変更といった好みの分かれる点はありつつも、それらを補って余りある満足感をもたらしてくれる名機です。

 

MOMENTUM True Wireless 5に関するQ&A

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※画像はイメージです

MOMENTUM True Wireless 5に関して、よく聞かれそうな質問とその回答をまとめました。

Q. 前作「4」とドライバーは同じようですが、本当に音の違いは分かりますか?

A. はい、一聴して分かるレベルでチューニングが進化しています。

ドライバー自体のハードウェア(7mm TrueResponseトランスデューサー)は共通ですが、音響設計と内部チューニングが刷新されています。前作が「上品でクール、楽器全体をフラットに描くモニターライクな美音」だったのに対し、今作「5」はボーカルが自然に一歩前に出てくるエモーショナルなサウンドになっています。中域の厚みと12kHz付近の空気感の表現力が向上しており、特にポップスやアニソン、ロックなどの歌モノで明確な違いを体感できます。

Q. 自分でバッテリー交換ができるとのことですが、市販の乾電池や充電池が使えるのですか?

A. いいえ、市販の乾電池は使えません。公式の専用バッテリーを使用します。

ケースや本体に格納されているバッテリーは、形状こそ小型の電池のように見えますが、ゼンハイザー専用規格のリチウムイオンバッテリーです。交換用のバッテリーや専用治具は公式ルートでの取り扱いとなります。一般的なイヤホンのように「劣化したら買い替えるしかない」という弱点を克服し、ユーザー自身の手でリフレッシュして末永く愛用できる設計になっています。

Q. iPhoneでも最高音質で楽しめますか?

A. 通常のAAC接続でも十分に高音質ですが、別売トランスミッター(BTD 700)を使うと真価を発揮します。

iPhone単体ではBluetoothコーデックがAACまでに制限されますが、ゼンハイザー純正のUSB-Cトランスミッター「BTD 700」をiPhone(USB-C端子搭載モデル)に接続することで、ハイレゾ相当・可逆圧縮の「aptX Adaptive / aptX Lossless」での高品位再生が可能になります。より緻密で解像度の高いサウンドを追求したいiPhoneユーザーには特におすすめの組み合わせです。

Q. Dolby Atmos(空間オーディオ)とサウンドパーソナライゼーションは同時に使えますか?

A. 残念ながら同時併用はできません(排他利用となります)。

Dolby Atmos(およびヘッドトラッキング)をオンにする際は、サウンドパーソナライゼーションやハイレゾモード(24bit/96kHz伝送)をオフにする必要があります。

  • 普段の音楽鑑賞: サウンドパーソナライゼーション(自分専用の高精細サウンド)
  • 映画鑑賞やライブ映像: Dolby Atmos(臨場感あるサラウンド空間)というように、楽しむコンテンツに合わせてアプリで切り替えて使い分けるのがベストです。

Q. 音ゲーやFPSゲームをプレイする際の遅延はどうですか?

A. 動画視聴には全く問題ありませんが、シビアな音ゲーや対戦FPSにはやや不向きです。

YouTubeや映画などの動画コンテンツであれば口元の動きと音声のズレはほとんど気になりません。ただし、本機には専用の「低遅延(ゲーム)モード」が備わっておらず、次世代規格「LC3」にも非対応のため、ミリ秒単位のタイミングが要求される音ゲーや瞬時の反応が求められる対戦FPSをスマホ単体でプレイする場合は、わずかな遅れを感じる可能性があります。

Q. ノイズキャンセリングの効き目は、Boseやソニーの最強クラスと比べてどうですか?

A. 遮音の絶対的な強さではやや控えめですが、風切り音対策と自然な静寂感はトップクラスです。

耳を強く圧迫するような不快なプレッシャーを感じさせず、電車内の走行音や空調の轟音を音楽鑑賞に支障のないレベルまでしっかり消し去ってくれます。特に新搭載の「アダプティブアンチウィンド」による屋外での風切り音カット性能は極めて強力で、街歩き時の快適性という点では他社フラグシップと比べても非常に高い実力を誇ります。

Q. イヤーピースを他社製(AZLA、SpinFit、コンプライなど)に変えてもケースに収まりますか?

A. 完全ワイヤレス専用の「ショート軸タイプ」を選ぶ必要があります。

今作の充電ケースはスリム化された影響で、イヤホンが収まる収納部の深さが前作よりやや浅くなっています。有線イヤホン向けの軸が長いイヤーピースや、外径が極端に大きいフォーム素材などを装着すると、ケースのフタが完全に閉まらなかったり、充電端子が浮いて充電されないトラブルが起こる可能性があります。

Q. ジョギングやワークアウトなど、スポーツ用途で使っても落ちませんか?

A. 日常的なウォーキングや軽いランニングなら問題ありませんが、激しい運動には前作「4」の方が安心感がありました。

前作は耳の窪みに引っ掛ける「シリコン製イヤーフィン」が付いていたため、耳を激しく動かしても外れにくい仕様でした。今作「5」はイヤーフィンを廃止し、耳全体の窪みに滑らかに添わせるエルゴノミック形状に変更されたため、普段使いの圧迫感や耳の痛さは激減しています。ただし、激しいダッシュや球技など大きな振動が加わるシーンでは、フィン付きだった前作と比べてややホールドの安心感に違いを感じる場合があります。

Q. 前作「4」のケースと比べて、本体が取り出しにくくなったという声はありますか?

A. 本体上部が丸みを帯びたデザインになったため、指が乾燥していると少し滑りやすく感じることがあります。

薄型化とビーンズ型デザインを採用したことで、ケースからつまみ出す際の引っ掛かりが前作より少なくなっています。慣れれば問題ありませんが、落とさないよう本体の側面を指の腹でしっかり挟むようにして持ち上げるのがコツです。

Q. マルチポイント接続(2台同時接続)には対応していますか?

A. はい、対応しています。スマホとPCの同時待ち受けが可能です。

スマートフォンとノートパソコン、あるいはタブレットとスマホなど、2台のデバイスと同時にBluetooth接続しておけます。「PCで動画を視聴中にスマホに着信があったら、そのままイヤホンをタップして通話に出る」といったスムーズな連携が可能です。なお、利用する際は専用アプリ上でマルチポイント設定が有効になっているか確認しておきましょう。

Q. 片耳だけの単体使用(モノラル再生)は可能ですか?

A. はい、左右どちらでも片耳単体での使用が可能です。

左右独立伝送に対応しているため、右耳だけ、あるいは左耳だけをケースから取り出して音楽を聴いたり通話を行ったりできます。片方を充電しながらもう片方でオンラインミーティングをこなす、といったローテーション運用にも適しています。

Q. イヤホンを紛失してしまった場合の捜索機能はありますか?

A. 専用アプリ「Smart Control」内に「ヘッドホンを探す」機能が用意されています。

スマートフォンとイヤホンが最後にBluetooth通信を行っていた位置情報(マップ上のポイント)をアプリから確認できます。「どこで落としたか・どこに置き忘れたか」のおおよその見当をつける際に役立ちます。

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MOMENTUM True Wireless 5レビューのまとめ

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※画像はイメージです

MOMENTUM True Wireless 4から乗り換える価値はあるか

前作「4」をお持ちの方が、約5万円の投資をして「5」へステップアップする価値は十分にあるのでしょうか?

結論から言えば、「日々の携帯性、屋外での快適さ、そしてボーカルの表現力を重視するなら、乗り換える価値は大いにある」と断言できます。

【前作「4」から「5」へのステップアップ比較】

要素変化の大きさ乗り換えを推奨する理由
携帯性・ケース形状星5つ(極めて大きい)厚みが削ぎ落とされ、ポケットに入れて身軽に出かけられる
装着感・耳への負担星4つ(大きい)イヤーフィン廃止&ビーンズ型への変更で長時間の圧迫感が大幅減
屋外での静寂性星5つ(極めて大きい)アダプティブアンチウィンドにより、街歩き中の風切り音が劇的に解消
ボーカルの描写力星4つ(大きい)声の厚みと実体感が増し、ポップスや歌モノがよりエモーショナルに
通話性能星5つ(極めて大きい)8基マイク+骨伝導センサーで、騒がしい場所からの通話も実用レベルへ
製品の長期寿命星5つ(極めて大きい)バッテリー劣化時に自分で交換できる安心感とサステナビリティ

純粋な音の「絶対的な解像力」だけで言えば前作も非常に高水準でしたが、毎日持ち歩くポータブルオーディオとしての実用性や快適性が全方位でブラッシュアップされています。

日常使いで実感できる主なメリットのおさらい

本機を日々のパートナーに迎えることで得られる主なメリットを整理しました。

  • アーティストの息づかいまで届くエモーショナルなサウンド
  • 風の強い屋外でもノイズに邪魔されない確かな静寂
  • 長時間着けていても耳が痛くなりにくい自然なフィット感
  • タイトなボトムスのポケットにもすっきり収まるスリムなケース
  • 骨伝導センサーの恩恵で、カフェや屋外からでもクリアに通る通話品質
  • バッテリーを自分で交換でき、お気に入りの名機を何年も愛用できる安心感

購入前に把握しておきたい留意点

購入後のミスマッチを防ぐために、以下のポイントはあらかじめ頭に入れておきましょう。

  • ケースの傷対策
    樹脂製ハードシェルのため、鍵などの硬いものとの接触には注意が必要。
  • 高度機能の排他仕様
    空間オーディオとサウンドパーソナライゼーションやハイレゾモードは切り替え式。
  • ゲーム用途での遅延
    LC3非対応のため、スマホ単体でのシビアなリズムゲームや対戦ゲームには工夫が必要。
  • サードパーティ製イヤーピース
    ケース収納部の深さが浅めのため、ショート軸タイプを選ぶのが無難。

競合ハイエンド機と比較した際のアドバンテージ

有力なライバル機がひしめく中で、本機が放つ際立った強みは以下の3点です。

【ライバル機に対する本機の3大アドバンテージ】

  1. オーディオ専業メーカーが誇る圧倒的な音楽表現力
    単なる周波数の平坦さや派手な演出にとどまらず、生楽器の倍音や声の温度感まで描き切る唯一無二の音響美。
  2. 業界に先駆けた「バッテリー交換可能構造」
    完全ワイヤレスの最大の弱点であった「数年での使い捨て」を克服し、プレミアムな製品を長く使い続けられるサステナビリティ。
  3. 高品位伝送「aptX Lossless」への対応
    Snapdragon Sound環境において、CDクオリティのロスレス伝送を実現し、ワイヤレスの限界を超える高純度リスニングを提供。

このイヤホンを特におすすめしたい人物像

本機「MOMENTUM True Wireless 5」は、特に以下のようなニーズを持つ方に心からおすすめできるモデルです。

  • 何よりも音質の良さと音楽の楽しさを最優先にイヤホンを選びたい方
  • J-POP、アニソン、ロックなど、ボーカルが主役の楽曲を感情豊かに味わいたい方
  • 毎日の通勤や散歩で、風切り音に邪魔されずに音楽へ没頭したい方
  • バッテリーの寿命を気にせず、1つの優れた道具を何年も大切に使いたい方
  • テレワークや外出先でのオンライン会議が多く、通話品質にも妥協したくない方
  • 上質でスリムなケースをポケットに入れて、スマートに持ち歩きたい方

MOMENTUM True Wireless 5レビューの総括:音楽体験を次のステージへ引き上げる至高の1台

ゼンハイザー「MOMENTUM True Wireless 5」は、伝統ある音響技術をベースにしながら、現代の完全ワイヤレスイヤホンが抱えていた数々の課題に対して極めて誠実に向き合い、見事な回答を示してくれたフラグシップです。

耳に寄り添う快適な装着感、風切り音を寄せ付けない静寂、生々しく胸に迫るボーカル表現、そして長く愛用できるバッテリー交換構造。
そのすべてが、日常の中で音楽をより深く、より贅沢に楽しむために注ぎ込まれています。

日々の移動時間やデスクワークのひとときを、自分だけの極上のリスニングルームへと変えてくれる本機。
一度そのサウンドに耳を傾ければ、音楽を聴く時間が今まで以上に愛おしく、特別なものになるはずです。

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